ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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乗り物酔いに心包査穴:肺査穴・心包査穴・心査穴。(11/24の臨床実践塾)

2019-11-19 11:58:21 | 診断即治療と虹彩学
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 上肢の陰査穴

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先日、下肢の査穴を紹介しましたが、本日は上肢の査穴を紹介致します。
上肢の査穴でよく使うのが「心包査穴」で、乗り物酔いや体調の急変の場合は重宝するツボです。

東洋医学での心包とは、「心臓を包む臓器」という概念で考えられていますが、七星論では「心筋」と考えています。
理由は、肝臓に疲労が出ると心包にも疲労が出るからです。

どういうことかと言いますと、「肝は筋膜を主る」と言い、肝が筋肉や膜を支えていると考えます。
ですから、肝の疲労は、筋肉でできている「心包」まで疲労させてしまうわけです。

また、心包を七星配置で観ますと、「地」に属しますので、心窩部の異変、生殖器の異変、上背部の異変等々の治療にも使えるわけです。

心包を「地」としたのは、「地とは地球の地」になるので、地球で誕生した生物の全てに影響があると考えたからです。
ですから、不妊症の治療にも「地」が配置された部位をよく使います。
そして、実際にも「中心的な立ち位置」があるようで、人体惑星試論の基礎理論でも「中庸」(陰と陽の中間)に位置させてあります。

おっと、ちょっと難しくなるので、理論的なことはここらで止めておきます。

では、この心包査穴をどのように使うかと言うと、「急病」になった時に、心包査穴を指で解すと、落ち着きます。
そして、乗り物酔いをする人の場合は、心包査穴にエレキバンを貼っておくと、乗り物酔いが軽減されます。

使ってみてください。

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