ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

昨日の臨床実践塾もおもしろかった

2019-11-25 10:34:52 | 診断即治療と虹彩学
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 頭部七星の実験

画像クリックでビデオ



昨日の臨床実践塾は、難治性疾患の治療法から解説をはじめました。
それから臨床のための実験などをしましたが、前回に引き続き、「自院の広告のためのビデオ撮影」も行いました。

頭部七星という七星配置を使い、「頭七木」(とうしちもく)という前頭部に配置した「木星」に鍼を1本刺して、筋力が上がるのを確かめるわけです。
最初は、肝経の経絡と筋力を使ってテストをしようとしたのですが、被験者の足の力が強すぎて動きません。(^^;)

それで、急遽「胆経」に変えたのですが、これで上手くいきました。
でも、鍼を刺す場所は、肝経も胆経も同じ部位です。
それは、「木」と言うと、肝経も胆経も含まれるからです。

つまり、肝経は陰経で、胆経は陽経になるのですが、大元が「木」なので、どちらにも効果が表れてくるわけです。
これは、例えば「痔」の治療で、肺経の孔最を使うようなものです。
痔は大腸の一部と考えますが、肺経の「孔最」を使うのは、肺経でも治療効果があるということなのです。

昨日の実践塾では、そのことも解説しましたが、その理論は臨床をする上において、活用する場面は多いものです。
一瞬、「陰経やのに何で陽経?」と疑問に思うかも知れませんが、「表裏一体」という言葉があるように、表と裏は一体なのです。

表がなければ裏もないし、裏がなければ表もありません。
両方あって、初めて揃うわけです。
それを治療に応用しているわけです。

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