ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

神戸市民病院からの眺望(スケッチ&コメント)

2019-11-14 07:41:38 | スケッチ


神戸市民病院からの眺望1


神戸市民病院からの眺望2

江嵜企画代表・Ken



「神戸市民病院」に7日入院、8日手術を無事終えた2日後の10日、両手にくくり付けられていた点滴の管が抜けた。手術前までは窓から景色を見る余裕など全くなかったが人間の気持ちが晴れると絵心が俄かに刺激され、神戸市立医療センター中央市民病院西館8階耳鼻咽喉科病棟からの眺めをボールペン一本で、一気にスケッチした。

一枚目は患者と患者家族に用意された談話室からまっすぐ北を見た眺めである。画面右端に神戸ポートピアホテル、六甲山を背に、ポートライナーの終点、JR三宮駅まで、神戸市役所他のビルが立ち並ぶ様が一望できる。

二枚目は耳鼻咽喉科病棟の窓越しに西方を望む。足元に神戸港、前方に須磨浦公園、明石海峡大橋、淡路島を眺望できる。明石海峡大橋を背に手前のドッグは、三菱重工、川重の潜水艦製造工場である。

神戸港を出入りする大型客船,フエリー、多くの漁船の往来が楽しめるから飽きない。

看護師さんの一人に「神戸市民病院に入院出来たお陰でスケッチ出来ました」と話したら「夜景はもっと素晴らしい」と評判です」と話してくれた。

「耳鼻咽喉科の病棟だけで30人看護師が、病院全体では800人強働いています。」と話してくれた。「国家試験を合格しなければ当病院の看護師になれないのです」とある看護師は胸を張った。

人間の能力は知識だけではない。病棟の中で、入院患者と看護師とのやり取りを見聞きしていると、人間同士の温もりを感じる。見舞いに来た長女は「入院することがあったら自分も神戸市民病院を選ぶ」と話していた。

当病院をよく知る人は「当病院になかなか入院出来ない。何ケ月も入院待ちの患者さんも多い評判の病院だ」と話した。神戸市民として81年生きてきたが、恥ずかしながら、初めて知った次第である。

筆者が今回手術を受けた場所は、耳下腺腫瘍である。耳下腺とは最も大きい唾液を作る分泌腺である。耳下腺腫瘍が、良性・悪性を問わず、基本的に手術が必要な理由は、耳下腺腫瘍の組織型が種類が多いため手術前の診断が難しい。手術を行わないと確定診断が得られないことが多いためだ。

特に耳下腺腫瘍手術が厄介なのは、耳下腺の中を顔面神経が走っていることだ。下手すれば顔面神経に障害が出てくる。

執刀医のお一人、主治医の耳鼻咽喉科、副部長、道田哲彦先生から「結構複雑な手術だった」と手術後お聞きした。顔面神経が錯綜していることと筆者の場合、腫瘍の場所が顔面神経の4センチ奥にある「耳下腺深葉」だった。

「なぜ2時間早く手術がおわったのか」と執刀医のお一人頭頸部外科部長、篠原尚吾先生に質問した。「5時間30分かかると予備の時間を取っていた。その必要がなかったからだ」と答えられた。2時間早く終わったことは全身麻酔は術後にリスクをもたらすからラッキーだった。

手術は8日無事終了した。腫瘍の組織を検査機関に術後出している。13日午前10時に退院したが、現在検査結果待ちの状態にあることに変わりない。(了)

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