カラオケ大会風景
江嵜企画代表・Ken
手術を丁度1週間後に控えた11月1日(金)、マンション仲間のお一人T夫人の快気祝いと筆者激励のために開いていただいたカラオケ大会に参加した。
この日は朝から所用があり少し遅れて昼過ぎに神戸三宮にあるスーパージャンボカラオケ、生田ロード店会場に着いた。お店によれば30人は入れるという店一番の広い部屋が会場である。部屋に入ると右手に舞台がある。舞台を正面にコの字型に席が設けられている。既に舞台で歌がはじまっていた。会場の様子を、筆者を最後に描き込んでスケッチを仕上げた。
嬉しいことに、参加者6人お一人づつから激励の言葉が書かれた一筆箋の入った封筒をお世話役のH夫人から「頑張ってください」と、思いがけずも渡され元気をもらった。感謝、感謝である。
6人以上参加者を確保すると部屋代が格安になる。さらにH夫人のご裁量で、この日は3割引き券が使えるというおまけつきだ。ランチを指定のメニューから一品選ぶ。飲み放題で会費オールイン@2,500円で清算でお釣りが出た。
飲み放題といってもそれほど飲めるものではないが、その都度注文をすると係の女性が席まで配膳してくれるから特にご婦人方にとっては魅力的であろう。
前置きが長くなった。6人それぞれが持ち歌を交互に披露した。午後4時過ぎにお開きとなった。お一人10曲以上、みなさん思いを込めて歌われた。
当然の如く「六甲おろし」がO夫人のリクエストで会早々に飛び出した。全員で声高らかに歌った。中日ドラゴンズの応援歌も出た。
筆者はこの日、駆けつけ1杯に「月の砂漠」を選んだ。人生81過ぎまで生きているといろいろな経験をする。今回の突然の入院、手術には正直、面くらった。「月の砂漠」の歌詞♪月の砂漠をはるばると 旅のらくだが行きました♪とつい今の心境を重ね合わせて歌った。
芹洋子の「四季の歌」と霧島昇の「旅の夜風」も歌った。
「旅の夜風」では♪花も嵐も踏み越えて 行くが男の生きる道 泣いてくれるなほろほろ鳥よ 月の比叡を一人行く♪という冒頭の歌詞に惹かれた。
最後にデュエットはいかがですかとH夫人に促されマンションでのボウリング仲間でもあるS夫人と「銀座の恋の物語」を舞台せましと歌わせてもらった。
朝一番で同じくボウリング仲間でもあるO夫人から「月の砂漠」はじめS夫人とのデュエットなどの動画を早速お送りいただいた。感謝である。
なりふり構わず結構、はしゃいでいたことが見事にカメラに収められていた。まな板の上の鯉であるが、勇気百倍、8日の本番を乗り切りたい。(了)