ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

中国関連銘柄売られ、NYダウ140ドル安、米10年債利回り低下、ドル売られ、一時、1ドル=107円台(学校で教えてくれない経済学)(番外編)

2019-11-01 12:20:02 | 経済学
米企業の7~9月決算が3期連続で減少したが、S&P500の内342社の75%の企業の業績が投資家の予測値より良かったことから投資家は一息ついていると31日で付けWSJ紙電子版トップの記事に出ていた。31日のNY市場ではダウは一時300ドル近く値下がりしたが、取引終了にかけて買い戻され、140ドル、0.5%安、27,406ドルで取引を終えた。ダウ140ドル安はボーイング株42ドル安、キャタピラー株17ドル安が響いた。米中貿易協議がチリでのAPEC開催取り止めでとん挫するとの思惑から中国関連銘柄に売りが出た。トランプ米大統領が「部分合意」ながら米中首脳間で11月半ばをめどに場所を変えて予定通り調印を行うとツイートしたことで懸念がやや緩和された。現在までのところNY市場は米中貿易協議の思惑で上下してきている。その一方で、足元の米国経済が悪いなりにも、今後とも、底堅く推移していくかどうかが今後の相場展開の目安になる。


トランプ米大統領弾劾の動きもNY市場の頭を押さえている。30日のNYタイムズ電子版は米下院が提出した弾劾証言要請書をトランプ大統領が公式に受け取ったとトップで伝えた。ホワイトハウススタッフの一人が一昨日、ウクライナ大統領の電話を傍で聞いていた。同氏は「トランプ氏はバイデン元副大統領を念頭にジェレンスキー、ウクライナ大統領に圧力をかけた。ホワイトハウスは電話会談の内容を直後に公表したが圧力をかけた箇所が削除されていたため修正を求めたが認められなかった」と証言した。大統領弾劾を巡る米下院での審議は始まったばかりである。2020年米大統領選挙まで1年を残している。米国政治の不透明感はぬぐい切れていない。幾多の波乱が待ち受けているに違いない。

一方、30日の米FOMC会合で「景気拡大に向けて適切に行動する」との文言を声明文から削除して「3回目の利下げ後、追加利下げなし」を示唆したが、「今後のデータを注意深く見守る」と会合後の記者会見でパウエルFRB議長は発言して利下げ打ち止め感を緩和した。31日のNY外為市場では、米債券相場が買われ10年物米国債利回りが1.769%まで下落した。ドルは一時1ドル=107円台を覗く場面があったがあと株価の戻しにつれて買戻しが入り1ドル=108.01円で取引を終えた。対ユーロでは1ユーロ=120.42円、対英ポンドでは1ポンド=139.79円で取引を終えた。NY原油(WTI)はバレル54.12ドルへ続落、一方、金利の反面教師であるNY金相場はオンス1,515ドルへ急反発した。

閑話休題。私事ながら手術前検診最後の循環器内科医の診察を31日受けた。医師が心臓のCT画像を見せながら「血管がきれいですね。手術に問題ないでしょう。」とご自身の手で血管の映像を手でなぞりながら説明を受け、元気をもらった。医学の専門用語に脳血栓、脳梗塞、脳溢血の言葉がある。血栓,梗塞は共に管を塞いでしまう意味である。脳溢血という言葉もある。溢血とは溢れるという意味である。♪春の小川はさらさら流る♪の歌詞がいつも頭に浮かぶ。「血管がきれいですね。」の専門医の言葉を信じて本番を乗り切りたい。(了)

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どんな治療院を選ぶのか? (11/3の臨床実践塾)

2019-11-01 08:14:17 | 診断即治療と虹彩学
この「診断即治療」は、 FC2ブログ にも転載しています。




膀胱木への刺鍼 



一昔前までは、治療院を選ぶときに、身内や友達に相談するのが多かったようですが、今はネットで検索することが多いのではないかと思われます。

ネットで検索するときは、
・名前が知られている
・その道の達人である
・知識がある
・経験がある

等々も選択の基準になると思いますが、
マーケティングでは「どんな治療院を選ぶのか?」を考えて施策を立てますが、
「人間は感情で決め、その後に理論で正当化する」と言われますので、感情にフォーカスします。
その感情で選ぶ場合、参考にするのがHPやブログや動画になるわけです。

そして、選ばれる側は(治療院側は)、感情に訴えるために、プロフィールを大切にします。
しかし、そこは事実のみを書き詐称は絶対禁物です。

仮に、自分に感情を動かすほどのプロフィールがない場合には、社会的に、業界的に有名な方の言葉や著書を使ったりします。
「〇〇大学の〇〇博士も知っています」
「鍼灸の古典にこう書かれています」
「〇〇論というのは科学者も認めています」

等々がそれに当ります。
そんな時、考えなければならないのが、「裏付け」です。
つまり、本やネットに紹介されていることは事実なのか、を確認するということです。
もしかしたらただの噂かも知れないからです。

鍼灸の世界も抽象的なことや権威主義的なところが多かったので、アマノジャクな私は、古典に書かれていることも実験をして、「その通りだ」と思ったことだけを信用するようにしたのです。

たとえば上の写真は、七星論の取穴で、「膀胱木」というツボに刺鍼しているところですが、これは膀胱経と木(肝・胆)に効果があるので、時々使っています。
しかし、伝統鍼灸には、そんなツボはありません。

そこが大事です。
仮に、
「伝統鍼灸にないから使わない」となると、私の反論は、
「伝統鍼灸にあるツボは検証してみたのですか?」です。

単に、
「本に書かれているから」とか、
「〇〇先生が言ってたから」というのは、「薄く感じる」のです。
自分で実験したことは、残りますが、知識として入れたことは忘れてしまいます。
それは正しいか間違いかにの判断に自信がないからです。

マーケティングも一緒です。
今は「集客」に関するセミナーがたくさんあります。
ですから、実際に参加してみないとわからないのです。
私も参加したいセミナーがあったのですが、今回はちょっとした理由で参加を断念しました。

・・・ どんな治療院を選ぶのか。
・・・ どんなセミナーを選ぶのか。

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