この「診断即治療」は、
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典型的な血液循環不良のサイン
この血管を見ると、血管がグニュグニュと折れ曲がっています。
仮に、水道のホースがこのようになっていたら、水が流れにくいはずです。
それと一緒で、スクレラに表れた血管がこのようになっていると、「血液循環不良」と観ます。
ただ、血液循環不良というのは、このような血管だけでなく、スクレラが青くなっているとか、シミが多いとかでも血液循環不良と考えます。
スクレラが青くなるというのは、分かり易く言うと、「血の気が引いた状態」とでも言いましょうか。
血流量が少なくなると、青くなるのです。
※ 赤ちゃんの目が青いのは、鞏膜がまだ薄くて完成されてないからだそうです。
上の写真にある線(血管)は、角度で観ると、心包から心の辺りになりますので、心包や心に問題があると考えて治療方法を指導します。
また、この角度にこのようなサインが出ていると、胸の中央辺りにも痛みが出ていますので、胸の中央辺りを指で押すと痛がります。
そこまでは、サインを見て、どの臓腑かを想定するだけなので、難しくありません。
難しいのは、その方が「どのような症状があり」「どのような動作をするときに困っているか」を聞いて、「どのようにして症状を治めるか」です。
鍼灸師なら、「膻中」というツボにお灸をすれば、その場は即座に治められるはずです。
しかし、「通信治療」では、鍼灸師ではなく一般の方です。
ですから、一般の方が家で、どのようにすればいいのかを指導する必要があるのです。
対面で治療する方がずっと楽ですよね。
誰かに説明して治療してもらうというのは、結構難しいです。(^_^;)
しかし、勉強にはなります。
現在、このように、「タイプに合わせた治療法」を、スタッフに頼んで準備しています。
治療院まで来れない方、遠方の方、あるいは海外に住んでいる方々には、病因と治療のヒントを説明することが出来ますので、お役に立てるはずです。
今度、「通信治療のセミナー」を開催したら、鍼灸師には鍼灸での即効療法を、治療師でない方々には、家庭でできる方法を教えていく予定です。
昨日も電話で、「お腹の痛みの治め方を教えてほしい」と電話がありましたので、電話で指導したのですが、「スクレラ写真」がない方でしたので、
「多分~~~」
「おそらく~~~」
という感じで、私自身があまり納得できない状態でしたので、
「スクレラ写真を送ってもらえないか」と言おうとしたら、
「予約を入れさせてもらえませんか」と言って予約を入れてくれました。
また、「自分でやるのはめんどくさい」と考える方も多いので、この「通信治療」は流行らないかも知れませんが、再びコロナウイルスのような感染症が発生したら、役に立つはずです。
ある専門家に言わせると、「12月(来月)には、コロナの第六波が来る」ということなので、それに間に合わせるように準備をしています。
来週から、2~3人ですが、
「無料で通信治療」を行ないます。