ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

カナイコンディショニングが炭酸泉と加圧をドッキング

2011-01-22 07:46:55 | 情報や案内及び雑談

カナイコンディショニング は、2003年2月に富山県で最初の加圧トレーニング指導者になりました。現在では、加圧トレーニング (写真が男前で優しい院長先生です)によるシェィプアップにスパークリング炭酸泉を併用して、相乗効果UPナンバーワンを目指しています。

炭酸泉で血液循環をよくして、ピカピカ美人になった後は、脚や腕のつけ根を専用ベルトで締め付け加圧し、血流量を適度に制限した状態で行うトレーニングを行います。
15分くらいの短時間、軽い負荷重量のトレーニングで、通常トレーニングの何倍もの効果をもたらし、筋繊維を傷めないという特徴があります。

つまり、体力がつく。
気力と体力があれば、楽しい生活が2倍になります。


金井先生は、と~~~~っても真面目な先生で、
写真と全く同じように笑顔が絶えない優しい先生です。

地元でも「いい人」で人気がありますが、その秘訣は「研究熱心」にあるようです。

鍼灸師であり柔道整復師でもありますので、体に何らかの症状がある方は、ぜひご相談ください。
恋の悩み以外は、たいてい相談に乗ってくれると思います。

まずは予約で体験されることをお勧め致します。

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世界の時々刻々の動きの中から学ぶことが多い(学校で教えてくれない経済学)

2011-01-21 10:39:43 | 経済学
「知られざるブラジル移住の歴史展」が1月20日から3月21日期間,神戸市内の「海外移住と文化の交流センター」(078-230-2891)で 開催されている。22日には中南米音楽祭も開かれるとブラジルのお世話をしている同窓のTさんに聞いたので出かける予定だ。

日本ではブラジルに対する関心がほとんどない。明治41年(1908)、第1回の移住者781名が神戸からブラジルへ渡った。神戸に長年住んでいる人間でも知らない人が多い。

日本では新聞やテレビで取り上げたら事実になる。取り上げないと、新聞にもテレビにも出ていないではないかと無視する人が多い。最近はインターネットが普及して、菅首相がインターネットに生出演して話題になった。インターネットということでは、チュニジアで起こった政権交代はインターネットによる情報がきっかけだった。

チュニジアの周辺国の政府関係者は真剣に心配し始めたと先日のNHK/BS「おはよう世界」がフランステレビF2のニュースで紹介していた。

「おはよう世界」は世界の動きを茶の間で分かり易く教えてくれるので最近はすっかりはまっている。友達の中でも、毎日、毎日、懲りもせず,飽きもせずメールを送ってくるなと半ば呆れている。それなら配信を断ればいいと思うが、配信を止めると最近メールが来なくなった、からだでも壊したのかとクレームがあるから、人間勝手なものだと思っている。

話を「おはよう世界」に戻す。特に関心の高い「経済情報」を努めて聞くようにしている。今朝は大和証券キャピタルマネジメント、三栖健児氏が出演し「20日のNYダウは、中国の利上げ懸念から売り先行で一時80ドル下げる場面がった。

新規失業保険申請件数の減少、直近の米中古住宅の販売件数が予想の5%増を大幅に上回る12.3%増の582万件を記録したことを好感して、前日比2ドル安の11,822ドルで戻して終了した。債券が売られ利回りが3.455%へ上昇、ドルが買われ1ドル=82.99円まで上昇した」などと解説していた。

朝の番組ではテレビ東京系の「モーニングサテライト」も参考に見るようにしている。この日はお馴染の堀古英司氏が出演しており「破産株への投資が面白い。なぜなら割安、情報が

少ないので手を出しにくい。長年の赤字で法人税を払っていない。米国では株は長期に持たないからだ。再上場したGMが好例だ。クライスラーも面白い。」と氏独特の視点で解説していた。

世界的な金余り現象が背景にあるが、御本尊はバ―ナンキさんだろうと思っている。氏は株をまず上げて、それを梃子にして世界大恐慌の再来はなんとしてでも避けたいと執念を燃やしているに違いない。

日本では相場の嫌いな人が多い。特に株がそうだ。NYダウはグローバル企業30社で構成されている。その為世界の動きの参考になる。日本の大臣では宮沢元首相が日々の日経ダウを手帳につけておられた。

このところ綿花相場が急騰している。繊維関係の人なら昔は必ず日々の日課の一つとして、手帳に綿花と為替の推移を書きとめていたものだ。また先輩もそうしろと教えた。日々の動きのなかにこそル-ルが潜んでいる。時々刻々の世界の動きから学ぶことが多い。毎日毎日を大切に生きたいと思う次第である。(了)

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米中首脳会談、450億ドル(3兆8,000億円)お買いもの成立で幕(学校で教えてくれない経済学)

2011-01-20 09:46:41 | 経済学
NHK/BS「おはよう世界」は世界各国の放送局が伝える米中首脳会談の様子を詳しく報道していた。中国中央テレビは「欧米メディアは今回の中国首脳の訪米を心から歓迎した、相互理解を進め、新しい中米関係構築のために掘り下げた意見交換ができた。大きな意義があった。」とホワイトハウスを背にして語る特派員の映像を映していた。

米CNNは「オバマ大統領は人民元の一層の切り上げを中国に迫った。双方の議論は平行線をたどった」と淡々と会談内容を伝えた。ドイツZDFは「アメリカにとって中国は重要な貿易相手国だということを印象付けた。航空機200機購入含め総額450億ドル(日本円換算3兆8,000億円)の商談を成立させた。」と伝え,英BBCは「アメリカはこれ以上ない華やかな歓迎ぶりで中国首脳を迎えた」と皮肉たっぷりに伝えていたのが印象に残った。

一方、韓国KBSは「米中会談で北朝鮮問題が、韓国が要求していた北からの謝罪など含め合意に至らなかった。ウラン濃縮処理問題、ミサイル防衛問題などアメリカに事前に韓国は要請していたが成果が得られず、韓国は残念の立場である。」と期待通りにならなかった韓国政府の失望を代弁していた。日米関係における懸案事項はどうだったのかと多少気になる。話題にもならなかったかもしれない。情けないことだが、ウイキぺディアに出し抜いてもらわないと分らないだろう。

話は飛ぶ。19日のNY株式市場は「米企業決算がまちまちの結果だった。グーグルが1.35%下落、省エネ関連企業Cree社株が前日比14%も下げた。投資家に見送り気分が台頭、NYダウは前日比12ドル安11,825ドルで終了した。ハイテク株の多いナスダックの下げが目立った。胡主席訪米で人民元高期待からドルが売られた。」と「おはよう世界」が紹介する米ブルームバーグのザラ・バートン記者が伝えていた。

テレビ東京系番組「モーニングサテライト」に出演した大和証券のシュナイダ―・ケイコ氏は「利益確定売りが出てNYダウは下げた。トピックスとしてオーストラリアの洪水被害が予想以上の広がりを見せている。鉄道輸送にも影響が出て来た。鉄鉱石20%高、燃料炭30%高となっている。さらなる値上がりが予想される。」と指摘、年間4.2億トンの鉄を生産する中国(日本は1億トン)は原料の鉄鉱石、原料炭不足分をアメリカから買うことになるだろうと話していた。

「おはよう世界」(経済情報)に出演した米みずほ証券の大宮弘之氏は「12月の米住宅着工件数が52万9千件と前月比減ったこと、米企業業績がさえずNYダウは値下がりした。米中会談で人民元過小評価が論議され当面ドル売りが進むだろう。」と指摘していた。19日のNY外国為替市場では1ドル=81.98~00円,1ユーロ=110.45~53円とユーロが買われた。ユーロは対ドルで一時、1ユーロ=1.35ドル台まで一気に値上がりした。

19日のNY原油相場(WTI)は、バレル0.52ドル下げ90.86ドルで取引された。一方、日本のガソリン相場は7週連続値上がりしたと今朝6時台のNHK/BSニュ-スが伝えていた。現在、原油相場は調整を入れている。しかし、IEAは100ドル原油時代を想定している。日本でもガソリン先高が予測される。(了)

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老舗合繊メーカーの株価急反発は明るい話題だ(学校で教えてくれない経済学)

2011-01-19 19:54:56 | 経済学
日本の老舗の合繊メーカーの株価がこのところ値上がりしている。余りにも安値で放置されていた面もある。目先一部メーカーで材料視されている炭素繊維の業績の貢献期待が株価に反映された動きかもしれない。しかし、底流には外国人投資家の日本株見直しという大きな流れの中での動きとも受け取れよう。

日本全国には閉塞感が充満している。ダメだダメだとふさぎこんでいても何の解決も出来ない。合繊メーカーに限らず日本の老舗メーカーには長年蓄積されたノ―ハウがある。それはご先祖さんからの遺産である。株価急上昇は、遺産を宝の持ちぐされにするな。誇りを持って難局を乗り切れとの励ましのメッセージだと受け止めて欲しい。

株価は社長さんの通信簿である。しかし、素人の分在で何を言うかと叱られそうだが、株価は上げようとしても上がるものでもない。実力があっても人気がないと必ずしも株価に反映されない。飛びついて買っても餌にありつける保証はない。株式市場とはそういう世界である。

20年間日本はGDP成長ゼロの稀有な国だ。放置された日本の株式市場も、今回のケースは、地力さえあれば見直されることを教えてくれた。

先日、NHKが大学生の就職内定者が激減していると放送していた。学生が就職先の株価を見て会社訪問するか知見はない。しかし、株価は社長さんの通信簿である。企業の広告塔の役割も果たしている。自社株が低位に放置されていてよく平気で役員が務まるものだと思う。世界の常識は日本の非常識と言うが、世界では株価に関心の薄い経営者など想像できまい。

先のNHKの番組では、なぜ落とされたのかという視点が全く見られなかった。ひたすら不景気のせいにしている。本当にそうだろうか。地力を付けてなかったのではないか。内定学生が70%いる。30%は決まっていない。

不採用となった当事者には大変な事態だが、激動する厳しい世界情勢の中、現実は甘くないということを認識されたに違いない。企業も学生も同じである。自力を付けていなければ激しい国際競争を生き抜いていけないだろう。

繊維株に見直し買いが入っている背景の一つに綿花相場の史上最高値更新の事実が挙げられる。投機資金のいたずらという見方もあるが、綿花高は繊維業界にとっては昨年の十大ニュースのトップに位置づけて不足ない大事件だった。

昔は綿花相場と為替の推移を手帳に付けていた人を多く見かけた。相場は生き物だから毎日脈をとる如くフォローしたものである。

綿花相場が上がればポリエステル綿やアクリル綿も当然動意づくであろう。コットンリンターが原料のベンベルグ相場も値上がりしていると聞いた。長年、深海魚のように海底深く沈んでいた。体が冷え切っていたから自由な発想が出来難いのかもしれない。一気に浮上すれば潜水病になる。ここはじっくりと浮上を図り、老舗の繊維メーカー、どっこい生きているんだぞということを天下に繊維企業の存在感を示して欲しい。

株価は全てではない。しかし、日本の老舗合繊メーカーの株価急反発は大いに勇気づけられる明るい話題の一つに違いない。(了)

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世界ではインフレ懸念が強まっている、日本だけデフレ風を吹かしている(学校で教えてくれない経済学)

2011-01-19 09:42:12 | 経済学
IEA(国際エネルギー機関)は18日、世界の原油需要は予想以上に増加しているが、その結果OPEC(石油輸出機構)に追加増産を求め、原油価格引き上げのリスクが世界景気回復に水を指すだろうと発表したと18日付けのWSJ紙にJamesHerron記者が書いていた。

OPECは17日、生産枠を20万バレル/日引き上げを決めた。しかし、25万バレル闇生産されており、OPECの増産余地はここ2年で最低の50万バレルを切った。一方、IEAは2010年の世界の原油需要は270万バレル増え、8,770万バレルへ増加、2011年はさらに140万増加して8,910万と予測している。

IEAは原油需要がこのままのペースで増えれば2011年の石油相場はバレル100ドル台を維持する。その結果、原油への支払い代金は、過去、景気にダメージを与えたGDPの5%まで拡大すると警告しているとHerron記者はレポートしていた。

世界ではインフレを懸念している。日本ではデフレを懸念している。同じ地球の中でこれほど極端な姿はめずらしい。18日のNY原油先物相場は、前日比ほぼ横ばいのバレル91.38ドルで取引された。しかしIEAはバレル100ドル台が定着すると予測している。日本では原油相場のバレル100ドル超えの事態に備えて手を打っていないのであろうか。真剣に企業経営している者なら当然手を打っているだろう。

日本ではテレビや新聞に出ていないではないか。誰も何も心配していないから大丈夫だろうという話が多すぎる。原油100ドル時代再来と言われてもピンとこないのは円相場が1ドル=83円台で収まっているからである。この先金利の低い通貨はどうしても売られ易い。18日のドル円相場は82.60~62円とややドル安だが、大きな流れで言えば、気付いたら1ドル=90円になっていたという事態も十分ありうるだろう。

19日のNHK/BS「おはよう世界」が紹介する英BBC放送が、イギリスの12月のCPI(消費者物価指数)が前年同月比3.7%増、食料品のそれは5.7% 増を受けてイングランド銀行に利上げの圧力がかかっていると報じていた。個別で見れば、小麦5.7%,ガソリン12.9%,航空運賃13.5%それぞれ上昇したと伝えていた。

英BBCのインタビューに答えるタクシー運転手が「我々の仲間の多くは2人から3人の子供を抱えている。ガソリン代がこの先上がるだろうから今の給料ではやっていけない。」と話していた。ある家庭の主婦は「食料品がこれだけ上がると食費を減らさざるを得ない。子供の物は減らせないから。」と答えていた。

食料品の急騰が各国で目立つ。アルジェリアでの暴動も食料品高騰が引き金となった。中国政府の相次ぐ金融引き締め発表の裏には当然ながら不動産バブル退治が主眼だと伝えられるが、食料品価格の急騰が引き金となっての人民の暴動を怖れているものと思われる。

日本だけデフレ風を吹かしている。地球は一つ。NHK/BSの「ワールドニュ-ス」や「おはよう世界」をもっと見て欲しいとまで言はないが、世界の動きに今少し子供の時から、家庭でも学校でも関心を持って欲しい。(了)

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波打ち際で他人任せで泳いでいるだけではサメに食われる?相場の世界は反面教師

2011-01-18 09:56:58 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



「世界一の経済大国はどこか。それは中国だ。」と米国民の47%が答えたとする米世論調査結果が出たと伝えるAndrewBrownee記者の記事を14日付けのWSJ紙日本版が紹介している。一方「人民日報」専門紙「環球時報」のアンケート調査では「中国が既に超大国になった」とする回答は12%に過ぎないと同記事は書いていた。

上記AndrewBrownee記者は、今週水曜日から4日間の胡錦濤中国国家主席の訪米、オバマ大統領との会談を控えて、WSJ紙とワシントンポスト紙が胡主席に質問状を出した。胡主席が回答の中で、「米ドルを「過去の産物」(product of the past)と呼び、世界の金融市場における人民元の存在を印象付けた」と17日付けのWSJ紙に書いていた。

18日付けの読売新聞朝刊の「大国中国をどう見る」のタイトル記事の中で、クリストファー・バッテン氏(香港最後の総督)は「中国はかっての英米になれず」と語っていた。その中で氏が「中国が嫌うのは一貫性のなさで、強硬路線を取った後、すぐ引いたり逆に柔軟発言の直後に強硬策に出ることだ。」という言葉が特に印象に残った。

同記事でフランソワ・ゴドマン氏(パリ政治学院教授)が「中国は実利優先の外交を徹底している。自国中心の「第2世界秩序」的な物を構築すべきでない。そうした願望から脱却すべきだ」と述べた後で「そのためにも我々は中国人に語りかけていくべきだ。」と示唆していた。

週明けの17日、米国はキング牧師祝祭日のためNY株式市場は休場ということで、テレビ東京系番組「モーニングサテライト」で、大田智之氏(みずほ総研NY)と勝藤史郎氏(三菱東京UFJ)が強気(勝藤氏)・弱気(大田氏)の議論を展開、興味深く見ることが出来た。

大田氏は「米国経済は1.5%程度の低い成長が続く。消費者は財布のひもを締めたままだ。企業も設備投資に慎重だ。」と語り、一方、勝藤氏は「それは過去のものだ。今年は消費者心理が改善する。失業率も9%台から8% 台へ低下する。米国の消費は強い。」と発言していた。勝藤氏はNHK/BS「おはよう世界」ではおなじみで、米ドル堅調の見方で一貫している。氏は6年間の米国生活を終え帰国とキャスタ―の末武里佳子氏が紹介していた。


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えびすさんの話:吉井貞敏氏(スケッチ&コメント)

2011-01-17 07:49:48 | スケッチ



えびすさんの話:吉井貞敏氏

江嵜企画代表・Ken



吉井貞敏氏(元西宮神社権宮司、現西宮文化協会長)が、えべすさんについてNHK文化センターで話しをされるとお聞きして楽しみにして出かけ、いつものように会場風景をスケッチした。

午後1時半から3時まで、終始笑みを絶やさず、時にマスコミに対してユーモアまじえてチクリチクリと話された。50人近い参加者は時の経つのも忘れて中身の濃い吉井さんの話に聞き入った。

余りにも盛り沢山だったので書ききれない。そのなかで一つ。十日えびすのお祭りは本来厳粛そのもののお祭りだという。1月10日の午前4時、境内で店を構える人含めて全ての人に境外に出てもらった後、神職のみで本祭りを行うことはマスコミは取り上げない。朝6時の開門神事である福男ばかり取り上げる。

今年も無事故だったことで胸をなでおろした。なぜなら、騒ぐだけ騒いでおいて、ひとたび事故が起これば手の平かえすようにマスコミは非難するのが怖いからだと話された言葉が印象に残った。

十日えびすと言うと今宮えびすを念頭におく。西宮の方がえびす信仰の本拠地だ。室町時代の書き物に「今、西宮」という記述がある。「今・宮」、そして「今宮」えびすとなった。

今宮えびすが全国版で取り上げられる。えびす信仰を広めていく上では大いに貢献している。今宮さんに感謝している。西宮神社に広田神社が祀ってある。今宮神社も広田さんが祀られている。広田神社は日本書記、古事記に記されている。西宮神社は記載がないと紹介された。

西宮神社の本殿は中央がアマテラソウミカミ、右側がえびすさん、左がスサノウノミコトが祀られている。えびすさんを素通りしてお参りしておられると会場を沸かせた。

えべすさんのお顔は今のように笑っておられない。時代の経過とともに変わったと絵を見せながら紹介された。

宝船に乗った七福人の内、福禄寿などは中国、大黒天はインドと6人が外国からで、えべすさんだけが日本で作り出された神さんである。全て入り船で出船がないのが特徴である。日本人は取り入れることには優れているが、外に出ていかない。日本人の特徴がよく出ていると話された。

えべすさんは海の神さんである。全国でえべす神社を調べたら信州など山地が多い。海の神様であるから海にあこがれたのかもしれないと話された。

80歳以上の方は、第二次世界大戦時、出征兵士は武運長久を願って神社にお参りし、戦場へ向かった。そのお陰で日本人はいま幸せな暮らしをいただいていると話された。

「知っているようで知らないえべすさん」という表題を主催者のNHKはつけていた。まだまだえびすさんの話は尽きないと吉井さんご自身は思っておられるに違いない。今回、貴重な機会を提供していただいたNHK文化センターにも感謝したい。(了)


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エヴァコ―ル定期演奏会風景(スケッチ&コメント)

2011-01-16 11:53:09 | スケッチ


エヴァコ―ル定期演奏会風景

江嵜企画代表・Ken



猪熊佳子山科教室を中座して、大阪狭山市にあるSAYAKAホールで開かれるエヴァコール演奏会へ駆けつけ、いつものように会場の様子をスケッチした。

演奏会は午後5時半から始まる。JR山科駅発3時38分の新快速に乗り、大阪で地下鉄に乗り換え、難波発4時36分の南海高野線区間急行で会場に幸い開演20分前に着くことが出来た。

小ホールだったが300人は楽に入れる会場は若者中心にほぼ満員だった。どうしても後ろ姿を描くことが多くなる。余計なお世話と叱られそうだが、この日は久しぶりで黒々ふさふさの髪の毛の客人が目立った。

関西も最近は夜になると氷点下になる日が増えた。OBOGたちも年を取るとどうしても夜遅くなりそうな外出は控える。顔馴染には一人も出会わなかった。それもそのはず、エヴァコールを卒団したのが昭和36年、50年前になるから当然だろう。

「八重山・宮古の三つの島唄」(作曲:松下耕)に始まり、五つの混声合唱曲「飛行機よ」(作曲:萩京子)に続き、演劇を挟んだあと最後に「鎮魂の賦」(作曲:上田真樹)である。それぞれを満喫した。

舞台で体を躍動させながらの若い人の演奏を聴くと本当に元気をもらえる。最近は部員も減り小ぶりになったエヴァコールだが、彼ら彼女らが生まれるはるか昔のOBOGにも変らす招待状を送ってくれる後輩たちの心配りに感謝している。

今は日本画の勉強に集中している。文字通り歌を忘れたカナリアである。しかし、この日は、青春時代にプレイバック、大いに元気をもらった。(了)


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補助金頼みの農業には未来はない:月刊「農業経営者」浅川芳裕一副編集長

2011-01-15 09:31:04 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



月刊「農業経営者」の副編集長、浅川芳裕氏が朝日ニュースター(宮崎哲弥司会)の番組に出演し日本の農業に未来があると明快に語っていた。農業問題に全く門外漢の筆者のような人間が聞くとどぎまぎしてしまう。

「日本は世界で5番目の農業の大国だ。農家200万戸の内14万(6%)が全体の60%を生産している。農業団体はTPP(環太平洋連携協定)を進めれば、日本の農業は壊滅するという。「日本の農業には未来がない」と自ら宣言している様なものだ。利益代表の政治家と農林水産大臣がリードしているにすぎない。」と氏は語っていた。

月刊「農業経営者」なる月刊誌の存在も知らなかった。もちろん浅川芳裕氏の名前を聞くのも始めてである。「米も生産が増えると困るということで減反を続けている。日本は兼業農家が多く余裕がある。農家はTPP実現で関税が下がる。飼料含めコストが下がる。ピンチはむしろチャンスだ。農家は何を作れば儲かるかについて必死で頭を使う。工夫もする。一番大事なのはお客さんだ。」と至極もっともな話が次々出てきた。

「日本では自給率が低いというが、食糧危機に瀕している北朝鮮は自給率100%である。日本の農業の現場では、レタス、トマトなど様々な野菜が開発されてきている。スーパーの店頭は開発された新商品が並んでいる。野菜ジュースは輸入に変わった。刺激を受けた国内メーカーは魅力ある商品作りに努力する。中身がよければ客は買う。努力なしで政府の補助金の方だけ向いている農家は潰れるだろう。農家自身が既に体感している。最近は地方でも若者が農業の魅力に気付き里帰りを始めている。農業で食える。農業で儲る。農業で黒字になる。そう言う機運が出てきた。」と浅川氏は力説していた。

いつものように話は飛ぶ。14日のNY株式市場は、12月の米小売高が小幅な伸びにとどまった事を嫌気して安く始まった。ヨーロッパにおける金融不安がひとまず落ち着いた、米金融大手が好決算を出した、原油がバレル91.54ドルへ再び反発したことなどを材料に、NYダウは、前日比55ドル高、11,787ドルで取引を終了した。

NY外国為替市場では、1ドル=82.94~97円。1ユーロ=110.97~06円とややユーロ高で取引されたと「おはよう世界」(経済情報)が伝えていた。

「おはよう世界」(経済情報)に出演した三菱東京UFJ銀行の勝藤史郎氏は「マ―ケットは米企業の昨年第4四半期の決算を注目している。上下しながらもNYダウ12,000ドルに向かうだろう。外国為替市場では、ドル円相場はこのところ調整を続けていたが、ドル売りの流れは一巡した。この先1ドル=84円を目指しドルじり高の展開を予測している。」と相変わらずのドル堅調持続のスタンスを変えていない。

話を農業問題に戻す。先の番組で浅川芳裕一氏は「作っても余る商品を作り続けていても売れない。日本の農業は外国の客をもっと取ることだ。TTPはそもそも日本がAPEC総会で言い出した。コメの減反政策は作りたい人につくらせないカルテルだ。日本の農業をさらに透明化することによって未来が開かれる。」と話を結んでいた。

経済とからだの健康と共通点が多い。全て自己責任である。健康管理にはコストがかかる。自腹も切らずに、補助金頼みでは、いつまでたっても日本経済は健康になれないだろう。(了)

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万年青エピソード、愛読者のメールが語る祖母様からの申し送り(学校で教えてくれない経済学)

2011-01-14 18:28:39 | 経済学
万年青のスケッチに、愛読者の一人のTさんから「祖母から引越しの際、人より先に万年青を持っていくものと教えられた。自分の引越しの時、万年青を買い求め引越し前に用意した。ただ、素人が鉢を育てていると、年々みすぼらしくなる。地植えしたところ、今は青々と元気になっています。」とのメールを14日朝、早々にいただいた。

フラワーショップ「潤」で買った花を、以前、マンションベランダで育てていた。花が厭がっているのだろう。どうも元気がない。借地だが猫の額のような狭い土地でも、地植えしてやるようになってからは、しっかり根をおろし、シーズンが来れば忘れないで芽を出し、花を付けて『飼い主』を楽しませてくれる。

地植えして3年目を迎えたガ―べラが、神戸では珍しい、ここしばらくの寒さ続きにも関わらず、忘れもせずに花を付けている。スイセンは球根で植えた。一ケ月もすればカワイイ花を咲かせてくれるだろう。

地植えしてもうまくいかない時がある。昨年夏、水やりを怠った自己責任だが、地植えしても枯らした木があった。木を見放したわけではない。3ケ月以上延々と続いた昨年の夏の猛暑には正直堪えた。

先日、愛読者の一人のSさんからいただいたメールで「虫が花を選ぶのではない。花が虫を選ぶ」の言葉は、正に目からウロコだった。花でも木でもと言えば不遜だが、ちゃんと人を見抜いているのではないかと思えるようになった。

日本画の手ほどきを日本画家の森田りえ子先生から受けた。いまは日本画家の猪熊佳子先生のお世話になっている。もちろん指導者の教えあっての事であるが、花の絵を描くとき、花と心が通じた時は、いい絵が描けると思えるから不思議だ。白木蓮の花の時がそうだった。

同窓で愛読者のひとりのAさんは、人間、フローの状態になった時いい仕事が出来るのではないかと常々話している。気心の知れた友達は永遠の宝物であると思う。お互いがフローの状態になるから座も和み、時間の経つのも忘れて楽しいひと時を過ごせるのであろう。

自宅マンションの書斎の窓から、ひと回りもふた回りも大きくなったように見える住吉幼稚園の園児の姿が園内の桜の木越えでよく見える。あと3ケ月足らずで遠目には枯木のように見える桜も満開となるだろう。新しく入ってくる園児たちの元気な声も聞くことが出きると思うだけで元気になる。

16年前の1月17日、朝5時46分、神戸を震度7強の地震が襲った。住吉幼稚園も避難場所に使われた。万年青は縁起物、引越しの時に、人様より早く届けなさいと、お祖母さんが孫に語ったひとことが大人になった孫に生かされた。

災害は忘れたころにやってくるという寺田虎彦の言葉が残っている。被災者は、自らの体験談を、口に出してせめて孫には伝えて欲しい。出来れば書きものに残しておいてもらえたらと震災記念日を迎える度に思う次第である。(了)





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