ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

京都文化リレー講座、日本画家、森田りえ子さんトークatよみうりギャラリー(スケッチ&コメント)

2016-11-11 16:47:15 | スケッチ

京都文化リレー講座
江嵜企画代表・Ken



京都文化リレー講座、第1回、講師、日本画家、森田りえ子さん、聞き手、吉田健
吉、京都産業大学文化学部教授、「京の美 たおやかに」と題して、11月9日(水)
午後1時半から、読売大阪ビルF1,ギャラリー「よみうり」で開かれ楽しみにして出か
けた。京都文化シリーズは、第2回、11月30日、生け花の笹岡隆甫氏、第3回は、12月
8日、茶の湯の薮内紹智氏と続く。

会場の様子をいつものようにスケッチした。大勢の森田りえ子ファンが会場につめか
けていた。大部分ご婦人だった。日本画教室の有志数人の姿も見えた。 この日の森
田りえ子さんは、スーツにスカート。おしゃれなスカーフが印象に残った。

吉田教授は「いつもは、りえさん、健さんでお話ししていますが、本日は森田りえ子
さんで参ります。よろしく。」で始まった。「森田りえ子さんは、お一人でお話にな
らないということで、対談になりました。」と続けた。森田さんは「いつもそうなん
です。」と笑顔で応じた。和やかな雰囲気が会場に流れた。

「どうして絵描きさんになられたんですか?」と吉田さんがマイクを向けた。「子供
の時から絵を描くのが大好きだんたんですよ。しかし、絵描きになるなんて、そのこ
ろは考えてもいなかった。」と森田さん。「京都市立芸術大学美術部日本画教室での
石本正先生との出会いが絵描きになるきっかけだった。」と森田さん。

話は当時、大学の学長さんだった梅原猛さんの話題になった。「梅原先生は90歳を過
ぎてなおご壮健です。実は梅原先生学長時代の仲間で年一回展覧会を開催していま
す」と森田さん。「ご紹介していいかな」と言いながら「梅原先生のお宅にお邪魔し
たことがあります。バリアーフリーでない。それがまたご健康な秘訣かもしれな
い。」とエピソードを紹介された。

朝日カルチャーで上村淳史先生の助手をしていた。生徒さんの方が日本画を何十年も
やっておられた経験の持ち主で、厳しい言葉もあった。私はそれにめげなかった。先
日、ハルカスで個展を開いた。当時の生徒さんがお見えになった。いまだにお付き合
いをいただいていて、同窓会みたいなんですよ。」と森田さんは楽しそうに話され
た。

会場正面スクリーンに、順を追って、人物画、花、扇面、屏風絵と続き、話は金閣の
杉戸絵へ、そして最後はKAWAIIシリーズまで作品を映しながらの解説が続いた。「花
を描いていると、自分も自然の一員になったようで楽しい。絵を描いていると毎日新
しい発見がある。」と話された。森田画伯は花の画家、糸菊の画家としてつとに有名
だ。ところがご本人は「花も描くが、人物も描きます。両方描ける絵描きなんで
す。」ときっぱり。

「最初に描いた絵は人物画です。学生時代、通学する電車で車中風景を盛んにクロッ
キーで描きました。特にお年寄りの姿に心ひかれました。お顔のしわ、手の甲のしわ
に人生の年輪を刻み込まれた姿を表現しょうと思いました。それが今、画面に映って
いる絵です。」と「シルバーシート」と題する絵について解説された。

30歳の時、糸菊を描いて、第一回川端龍子大賞をいただいた。その時初めて下書きな
しで花弁の一枚一枚をフリーハンドで描いた。一本描いてはぼかし。描いてはぼかし
して2,000本描いた。」と森田さん。聞き手の吉田さんが「疲れませんか?」と言葉
をはさんだ。「疲れるとは思いません。手が憶えているのです。」と森田さん。聞き
手の吉田教授との息もぴったりで、用意された作品すべての解説を予定の3時30分ぴ
たりで終わった。

「近々個展開催のご予定は?」との吉田さんの問いに、「2019年に香雪美術館が中之
島に出来る朝日新聞会館に入りますが、そこで個展開催を予定しています。是非ご覧
ください。」と森田さんからご披露があり、お開きとなった。「朝日さんですか。読
売さんのライバルですね。」と吉田さんから軽くジャブが入った。トークを通して、
気の置けないお二人のやりとりが、また面白かった。(了)

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トランプ新政策を早読み、NYダウ218ドル高で連騰、NY外為、ドル買われ1時1ドル=107円

2016-11-11 11:43:21 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「ドナルド・トランプ氏が10日午後、ホワイトハウスでオバマ大統領と初めて会談した。トランプ氏はオバマ大統領を「非常に尊敬している」と述べた上で「在任中はオバマ氏に助言を求める予定だ」と述べた。トランプ氏は選挙戦でオバマ氏を激しく非難していた。トランプ氏の急転換だ。両氏は大統領執務室で90分間にわたり米国内外の政策、課題についても話し合った。協議が予定より1時間長かったことについてトランプ氏は「私としてはもっと長く話し続けられた」と語った。オバマ氏を「とてもよい男だ」と評した」と11日付けWSJ紙電子版でAaroleE.Lee記者が書いた。一方、10日付けのWSJ紙電子版でSimonNixon記者は「トランプ候補勝利という結末はEU指導部が望んだものではなかった。衝撃的結果であった。しかし、英国が国民投票でEU離脱を決めるという不意打ちを経験済みの欧州にはサプライズではないだろう。EUは移民問題、不安定な国境周辺の情勢、英国のEU離脱といった相次ぐ危機への対処に追われている。そうしたタイミングでアメリカにトランプ氏が大統領選に勝利した。第2次世界大戦後に米国が確立した「世界的な多国間ルールに基づくシステム」やNATOへの対応が欧州に試練となる。」と書いた。

11日付けのブルームバーグ電子版でJohnFollain記者は「米英で成功したポピュリストが欧州で狙う次のドミノ効果の標的」と題して要注意5ケ国、イタリア、オーストリア、フランス、オランダ、ドイツを挙げた。イタリアでは12月4日、レンツィ首相の憲法改正の是非を問う。同じく11月4日にオーストリア大統領選挙が行はれる。来年3月15日にはオランダ総選挙、5月7日にはフランス大統領選の2回目の予備選投票、来年秋にはドイツ連邦議会選挙が控えている」と書いた。11日朝5時台放送のドイツZDFは「トランプ氏の米大統領選勝利で、ドイツ国内では、既成政党に何が出来るかについて議論が沸騰している。特に来年の議会選挙を控えて「ドイツのための選択肢」は勢いづいている」と伝えていた。10日付けのNYタイムズ紙は主要メディアがトランプ氏勝利を予測できなかったことで大反省会を開いた。都市中心の動きに目を奪われ地方での動きを見落としたと指摘した。

10日のNY市場ではNYダウは234ドル高、18,824ドルと2日連騰した。一方ハイテク株ナスダックは反落、明暗が分かれた。トランプ氏の公約、金融規制改革法の撤廃に踏み切れば恩恵を受けるとして金融株が上げをリードした。インフラ支出拡大期待から工業株、素材株が値上がりした。銅、ニッケルなど鉱山関連銘柄が値上がりした。NY外為市場では、トランプ氏勝利で減税、財政出動によるインフレ期待から債券が売られ値下がり(利回り上昇)、株高が加わり、ドルが買われた。1ドル=106.67円、1ユーロ=116.13円で取引された。一方、OPEC産油国は、蓋を開けてみれば、ブレーキを踏むどころか反対にアクセルを踏んでいたことがわかった。NY原油(WTI)は続落バレル44.66ドルで取引を終えた。NY金は、リスクオフへ流れが転換、株高、ドル高からオンス1,256.60ドルへ続落した。

欧州では1ケ月早い冬入り。米西部では33℃。政治も天候も予測不能の時代に入った。(了)

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スカルセラピーが脳を変えてくれる (11/27臨床実践塾の準備)

2016-11-10 15:54:30 | 診断即治療と虹彩学


歩くと黄色く塗ったところが痛い



 「スカルセラピーが脳を変えてくれる」  とは、オーバーに聞こえる表現になりましたが、もしも「今の自分を変えたい」と考えている人がいたなら、その方法を見たいと思うはずです。
方法を見せるのは簡単ですが、それを実感するには実際にやってみなければわからないことです。

そこで、仮に脳に異変が起こった場合は、どんなことが起こるかを考えてみます。
極端な例から考えますと、失神や昏睡状態がありますが、それらは、脳が受けた損傷の範囲、部位、原因となった病気の進行速度によって決まります。

また、低血糖や血中酸素量の減少などの代謝異常を起こす病気、髄膜炎、脳炎などの感染症、重度の高血圧や低血圧など脳の広い範囲が侵されることもあり、アルツハイマーなどのように加齢による痴呆などもあり、その他に脳腫瘍や薬物による障害などがあります。

しかしそこまで行くと東洋医学の範疇から外れますので、とりあえず「脳の障害による病気や症状の範囲は広い」というところで止めておきますが、脳が傷ついた場合には、脳の各領域が独自の機能をコントロールしていて、傷ついた脳の領域によって失われる機能が決まっているので、その部分は我々の診断や治療に役立てられそうです。

最近私が興味を持っているのが側頭葉で、きょうも「足の甲の外側が痛むときがある」という方が来られましたので、ベッドに座ったまま、側頭葉だけの調整をしてみました。
時間にしたら、1分程度です。
調整前の検査は、写真のように左右の足を交互に反対側の膝上に乗せて開き、膝関節の軟らかさを診ます。



右膝がベッドに着きません


すると、左足は楽に開くのですが、右足は開きにくいようでした。
しかし、側頭葉と関連部位を調整した後は、右足も楽に開くようになりました。


写真を見るとわかるように、これはスタッフにポーズをとってもらったものです。
というのは、この側頭葉の実験は何度かやっていて、自信があったものですから写真を撮ってなかったのです。

そして時間が空いたので、スタッフに「ブログを書くので写真を撮らせてくれない」と言ったところ、「はい」とポーズをとってくれました。
最初にテストをしたら、たまたまそのスタッフが、先ほどの患者さんと同じ右足が開きにくいのです。(笑)

そこで、側頭葉を調整しました。
時間にして20~30秒です。
それから再びポーズをとってもらったら、パッと右足が開くので、そのスタッフはたまらず笑い出してしまいました。
そして言うのです。

「あれ? さっきはこんなんでしたよね。今開いてますね!」だって。

まるで初めて見るような口ぶりでした。
今まで何を見てたんだろう。

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米大統領選、トランプ氏289クリントン氏218でトランプ氏次期米大統領へ、NYダウ256ドル高、NY外為、

2016-11-10 11:27:38 | 経済学
1ドル=105円台回復(学校で教えてくれない経済学)


「9日のNY株式市場は上昇、NYダウは256ドル高、18,589ドルで取引を終えた。この日、銀行、重機メーカーが買いを集めた。トランプ氏が企業に有利な政策を進めるとの観測が背景だ。クリントン氏が大統領になれば厳しい規制が求められると見ていた薬品株が買われた。トランプ氏が大統領になれば経済成長を押し上げるために財政支出を拡大するとの見方が広がった。議会では上院、下院共に共和党が過半数を獲得した。これにより企業寄りとみられる法律制定が可能となる。ただ、米国への移民取り締まり強化や自由貿易協定を結ぶ国と再交渉による懸念は残る。」と9日付ブルームバーグ電子版でRitaNazareth記者は書いた。10日付けブルームバーグ電子版でLananhNguyen記者は「トランプ氏の勝利演説を受け、予想外な結果に対する懸念が和らいだ。アジア市場でのドル売りの流れが反転、ドル全面高となった。NY外為市場で1ドル=105.67円、1ユーロ=1.0910ドル(115.39円)で取引された。ただ、トランプ氏は、貿易協定破棄を公約、中国を為替操作国と呼び、強いドルが米国の競争力を損ねると主張している。」と書いた。NY原油(WTI)はバレル45.27ドルと小幅高、NY金はオンス1,272.60ドルと小幅安で取引を終えた。

10日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCはテキサスでのトランプ陣営の集会場で「メディアの情報を信じていたら今この場に来ていない。」と語る様子を映していた。英BBCは「米大統領選挙開票速報の様子を時間差で紹介、トランプ氏が接戦州のオハイオで勝ち、最大の注目のフロリダで勝利したとき、祝杯を挙げる予定で集まっていたクリントン陣営の多くが家路に向かう様子を映した。米時間午前3時30分過ぎにまずペン副大統領候補が登壇、「トランプ次期米大統領を紹介します」と言った後、トランプ氏を先頭に次々家族、支持者が登壇、選挙参謀や元NY市長などを紹介した。トランプ氏は「Thank you.Thakyou very much」に始まる『私は全ての米国民のための大統領になることを誓う』と語る勝利宣言を行った」と伝えた。英BBCは、メイ英首相が、選挙期間中、話す相手ではないと言っていたトランプ氏に祝福を送り『トランプ氏と会う日が今から楽しみでならない』と語る様子をテレビ画面に映していた。

ロシアテレビは放送冒頭に「全く予期せぬことが起こりました。米大統領選挙で、トランプ氏289、クリントン氏218でトランプ氏が次期米大統領に選ばれました」の一言のあと、「この日開かれた各国大使とのレセプションの席でプーチン大統領は『トランプ氏は、選挙期間中からロシアを評価されていた。ロシアとのアメリカの関係改善を主張しておられた。現状は容易でないが、ロシアは改善の用意がある』と語る様子を映していた。ドイツZDFは「誰もが思ってもいなかったことが起こりました」と前置きしてトランプ氏が米大統領に選ばれたと伝えた後、メルケル首相はトランプ氏に祝意を伝え「アメリカとドイツは共通の価値観に立つ関係が大前提である」と付け加えたと伝えた。韓国KBSは「トランプ氏は米国の利益を最優先する。トランプ氏は北朝鮮のキム主席と会う用意があると発言した。」などと特に北との対応でトランプ次期米大統領に警戒感をにじませるトーンで伝えた。(了)

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接戦州でクリントン有利と見てNYダウ73ドル高、株高で1ドル=105円台回復(学校で教えてくれない経済学)

2016-11-09 13:54:25 | 経済学
「米大統領選挙投票日の8日は、米国各地は総じて好天にめぐまれた。トランプ氏は自身が敗北した場合は選挙結果を受け入れるかどうか明言を避けている。クリントン氏は当選すれば全力を尽くすとNY州郊外の街チャパクワで投票したあと語った。2億2,600万人の有権者が選ぶ次期米大統領は移民、貿易、米国の役割などをめぐって修復不能に分裂した国家を引き継ぐ」と8日付けブルームバーグ電子版でNickWadhams記者が書いた。8日付けWSJ紙電子版でCapitalJournal記者は「今回の大統領選挙では、性別、人種、教育水準で国を分裂させた。大学卒の白人の51%がクリントンを選んでいる。大卒でない白人有権者の2対1の割合でトランプを支持している。地方に住む有権者の5人に3人はトランプ氏、都市の5人に3人はクリントン氏支持である。非白人の75%がクリントン、トランプ氏は15% だった。政治家が国民の声にもっと耳を傾けることを学べば、今回の選挙は無駄にはならない。」と書いた。

9日朝放送の米ABCは「クリントン候補が接戦州のフロリダとオハイオでリードしていると伝えられNY株式市場でNYダウは一時140ドル以上上昇、最終結果を見極めたいとの思惑からあと売られ73ドル高、18,332ドルで取引を終えた。クリントン氏が米大統領になれば、マーケットはクリントン氏がStats quo candidate(現状維持候補)と評価。不透明感が後退するからだ。」と解説していた。NY外為市場では株高、債券安(利回り上昇)の流れからドルが買われた。1ドル=105.14~23円、1ユーロ=115.84~96円で取引された。NY原油(WTI)は小幅高バレル44.98ドルで取引を終えた。NY金は続落、オンス1,273.40ドルで取引を終えた。9日朝6時台放送のブルームバーグニュースは、ドルが対円で買われ、その一方でメキシコペソが対ドルで買われた。トランプ候補が大統領になれば円は1ドル=100円割れ一方メキシコペソは1ドル=18ペソが同25ドル台へ暴落するとの一部専門家の見方を伝えた。

9日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「米大統領選挙の開票が始まった。既に4,600万の有権者が期日前投票をした。過去最も多い。クリントン氏は「善と悪との戦いだ。全てを危険さらす候補者を選ばないでほしい」と訴えた。トランプ氏は「白人労働者が生活できる国に変える」と訴えた。フロリダ、オハイオ、ニューハンプシャーを取った候補が大統領になると見られている。538人の選挙人のうち270を超えれば大統領になれる。」と伝えた。フランスF2は「クリントン候補はこわばった顔で投票所に現れた。クリントン氏は「47代目の大統領を目指すために全力を尽くす。」と語った。投票を済ませたある男性は「やっと選挙戦が終わった。普通の生活にもどれる。」とインタビューに答えていた。その他のニュースではロシアテレビが「イラク、モスル侵攻で100人の首のない遺体がゴミ同然に放置されていた。警察官、ISに反対した仲間、民間人多数も含まれていた。」と伝えた。インドNDTVは「500ルピア、1000ルピア紙幣がブラックマネー対策として11月9日午前零時から使用禁止の発表があり、インド各地が大混乱になっている。」と伝えた。(了)

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NYダウ、見切り発車して371ドル高、株高受けて1ドル=104円台回復、トランプ逆転勝利の目は依然残す

2016-11-08 10:48:50 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


「米大統領選挙後の市場は、英国のEU離脱の賛否を問うた国民投票と驚くほど酷似していると警戒している。世論調査の結果が拮抗している。「体制派」の政治への反発。一方、投票結果によって現状が破られ、株式相場が大きな打撃を受ける可能性があることだ。今回の場合の結果とは、共和党候補のドナルド・トランプ氏が勝利を収めることだ。」と7日付けWSJ紙電子版でRivaGold記者が書いていた。8日朝放送のNHK/BS[キャッチ!世界のトップニユース]の中で米ABCは「大統領選挙投票日を後1日に控えて、クリントン、トランプ両候補は勝敗を分ける接戦州に足を運んだ。クリントン候補は『今こそ国がひとつにまとまらねばならない』と最後のお願いをした。一方、トランプ候補は『今回の選挙には不正な取引が行われている』とクリントン陣営を激しく非難した。」と伝えた。米ABCは「有権者の5人に1人がどちらの候補に投票するかまだ決めていない。隠れトランプがどれくらいいるかが勝敗を左右するだろう。2000年の米大統領選挙では僅差で敗れたゴア候補が選挙結果を認めず、最終結果は12月末までずれ込んだ。」と解説していた。

8日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で英BBCは「トランプ候補はワシントンの政治にうんざりしているアメリカ人を取り込んだ。トランプ候補は最後の訪問先にミネソタ州を選び、アメリカを再び偉大な国に取り戻すと演説した。FBI長官がクリントンのメール問題で訴追しないと声明を出した。声明の直前までクリントン陣営はピリピリしていた。まだ誰に入れるか決めていない有権者が勝者を決めるだろう。」と伝えた。7日週明けのNY市場は、FBIの訴追せずとの声明を受けて、クリントン候補のメール問題に対する懸念が後退、NYダウは371ドル高、18,259ドルで取引を終えた。NY外為市場では株高、債券安(利回り上昇)の流れを受けてドルが買戻され、1ドル=104.46円、1ユーロ=115.40円で取引された。NY原油(WTI)は小幅高バレル44.89ドルで取引を終えた。一方、リスクオンで積み上がっていたポジションがリスクオフに変化、NY金はオンス1,278.30ドルで取引を終えた。NHK/BS「キャッチ!世界のトップニュース」、「経済情報」出演の三井住友銀行、山下えつ子氏は「フロリダで勝った候補者が大統領になるかもしれない。フロリダの結果を注目している。トランプ候補が勝利すれば市場は大混乱すると見ている。」と解説した。

その他の今朝の「ワールドニュース」ではドイツZDFが「オーストリア政府はトルコへのVISAの自由化に強硬に反対した。ガウス大統領はトルコ人権派の元編集長と会談、難民問題でトルコがカギを握っているとトルコ政府を擁護した。」と伝えた。一方、フランスF2は「ドイツ政府はリビア沖から欧州へ渡る難民に制限を加えるべきだとEU委員会で発言した。移民政策に対するドイツの著しい変化である。」と伝えた。ロシアテレビは「7日李克強首相とメドベージエフ首相が会談、ガス田開発協定ふくめロシアと中国との協力関係発展を確認した」と伝えた。豪ABCは「インド訪問中のメイ英首相はモディ首相と会談、貿易拡大の覚書に調印した。インドと英国間ではインドからの留学生に制限を設けているが進展はなかった」と伝えた。米大統領選挙結果は日本時間9日昼に大勢が判明する。(了)

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やないあつ子腹話術教室発表会at 西宮夙川公民館(スケッチ&コメント)

2016-11-07 14:22:55 | スケッチ

やないあつ子腹話術教室発表会

江嵜企画代表・Ken



やないあつ子腹話術教室の第2回発表会が、西宮夙川公民館で11月6日(日)13時30分から開かれ楽しみにして出かけた。腹話術師のやないあつ子さんは、ほかでもなく、わがマンションの住人である。そんなこんなで筆者に、生徒さんら、お仲間の集まりである発表会にお声をかけていただいた。

やないあつ子さんご家族は来年1月で22年目を迎える阪神淡路大震災で自宅マンションが全壊した。その大震災が彼女が腹話術を始めるきっかけになったと、会場で配布された彼女のプロフィールに記載されている。07,08,10年とケンタッキー世界腹話術大会に参加、出場した。大会で大いに刺激された彼女は、その後プロとして独立。腹話術を指導、腹話術師として2015年で20周年を迎えた。

今年春には関西テレビの人気番組の一つの「よ~いドン!」でご主人ともども出演された。夙川公民館や自宅マンションでの指導、幼稚園、老人ホームなどでの公演と活動の場を広げ、現在は神戸市内の児童館に回公演中。多忙な日々を送る、今をときめくハンサムウーマンで誠に頼もしい限りである。

前置きが長くなった。発表会、第一部はブスガイドことバスガールに扮したやないあつ子さんの司会ではじまった。第一部では7人の生徒さんが出演、最後に17年前脱サラされたマジシャン、近藤幸人さんのマジックが登場、一枚のハンケチから次々傘が飛び出すスゴ技に会場が湧いた。

第二部は綾小路にせまろさんが登場、司会した。第二部では9人の生徒さんが出演した。多くの生徒さんが、やないあつ子先生と出会って、腹話術の魅力に取りつかれたと、口ぐちに話した。「腹話術をやってみたいなと前々から思っていた」という大野まり子さんは「先生の初めての演技を見て感動した」と話した。

多くの生徒さんが、1年3~4ケ月の特訓でここまでと驚くまでの演技を披露した。7年の経験の方は一人おられたがほとんどの生徒さんは1ねんそこそこそこである。30数年前の幼馴染との出会いの場面を人形に託して演じる人。「このたび高齢出産しました子供です」と人形を紹介するひと。電車内の敬老シートを題材に鋭く世相をえぐるひと、などなどである。

数年前に他界した義母が腹話術の相手としてこの世に復活、あの世、この世と、嫁、姑の葛藤を面白おかしく演じる様子などを見ていると、腹話術の効用、まさにここにありを実感した。漫才の世界ではボケと突っ込みが売りになる。漫才は人と人。腹話術は人と人形とのやり取りである。相手が人形であることによって、むしろ何気兼ねすることなく心情を吐露できる利点がある。

第二部に出た山内敬子さんは、ショッピングピンクのフラメンコ衣装に身を包み、痴ほう老人の人形相手に熱演し、会場を笑いの渦に巻き込んだ。財布がないと真顔で突然言い出す老人。自分で置き忘れた入れ歯を「ひとが盗った、ひとが盗った」と言い張る場面では、多くの人が身近に見聞きしている実話だけに一層迫力があった。

大トリには師匠のやないあつ子さんが登場した。初めてアメリカにわたったときのお相手ですと紹介した、ピンキーとのマジックを取りまぜた演技に会場は大いに沸いた。師匠がピンキーの口に風船を当て膨らませる二人のやり取りでは、瞬時に細やかに動く、一挙手一投足が見せ場である。師匠の巧みなたずなさばきに会場は声もなく見とれていた。

演技のあと、やないあつ子さんは「月2回一生懸命勉強してきました。そして今日の発表会を迎えました。時間通りに始め、時間通りに終わるよう努めました。それを見事に果たしました。最後まで見ていただき本当にありがとうございました」と挨拶されお開きとなった。(了)

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あべのハルカスから難の波を見た

2016-11-07 12:02:02 | 情報や案内及び雑談



きのうは何となく「灘の波」(難波)が見たくて、生國魂神社(いくたまさん)から見えるかも知れないと思い、生國魂神社まで行ったのですが、残念! ビルが邪魔して見えない。
仕方がないので、見えるところを探して歩いていたら、天王寺まで着いていました。

そうです。
あべのハルカスがあるところです。

前々からハルカスに上ってみたいとは考えていましたが、なかなかチャンスがなくて、まだ一度も上っていませんでしたので、上ってみることにしました。

入場料は一人1.500円
エレベータは、めっちゃ早い!


展望台へ着いたら四方がガラスで、一瞬「揺れたらどうしよう」と考えないことはなかった。
しかし、掴まえる場所もないので、そのときは諦めて笑うよりしょうがない。

上の写真は、大阪湾を写したのですが、曇り空でしたので、あまり映りが良くないようです。


常に時間に追われているのですが、きのうはそんな時を過ごすことができたので、何か理由があるのだろうと思い、ブログに書き残しておくことにしました。
私が考えた「何かの理由」は、今度の臨床実践塾で少しお話するつもりです。







このブログや当院へのお問合せやご質問は、下記のフォームからお願い致します。
この問合せやご質問でのお客様情報は、他への流用は一切ありませんのでご安心ください。



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原田マハさん大いに語るatルナホール(よみうり読書、芦屋サロン)(スケッチ&コメント)

2016-11-05 23:13:02 | スケッチ



よみうり読書、芦屋サロン

江嵜企画代表・Ken


作家、原田マハさん(54)の「笑う家」、副題、「女2人旅またしましょな」(読売朝刊、10月16日掲載掌説)「読書会」が、11月4日(金)午後2時からルナホールで開かれ楽しみにして出かけた。恥ずかしながら原田マハさんが「楽園のカンヴァス」〈12年〉で山本周五郎賞、「暗幕のゲルニカ」〈16年〉が直木賞候補だったことも知らなかった。

原田マハさんは、生まれは東京、岡山で少女時代をすごした。関西学院大で4年間過ごした。ルナホールで開催されると聞いたとき、「ほんま?、やったー!!と思った。」と聞き手の西田朋子さんの司会の挨拶もそこそこに原田さんはマイクを取って喋り始めた。

作品の「笑う家」は、友だちが主人公に送ったメール「何とかがんばって通勤しようとおもうとってんけど、もう アカンわ。芦屋から、八尾、片道一時間半やで。残業終わってうちに帰りついたらもうへトへトやねん。」という関西弁全開で始まる。作品には春爛漫の芦屋川沿いの情景、化粧直しの終わった姫路城も出てくる。

作品「笑う家」は、倉敷を30年前に訪ねた大原美術館の工芸館にあった、ガラスケースの中に展示されていた小さな陶器。蓋つきの入れ物で青い絵が描いてあった。「その家が、私には、笑っているように見えてん」と続く。その陶器は、大正時代に日本にやってきて、日本で陶芸家になったバーナード・リーチの作品だった。(中略)作品は『なあ、ナガラ、そっちさえよければ、またたびしょか?』とメールで友達ナガラにメールしたところで終わる。

トークは、女2人旅がいかにお勧めかの話題で満開になった。女二日旅は面倒くさくないからいい。宿についてから相棒は買い物。自分は「ちょっと、今、寝とくわ、で済む。男と女の二人旅は、ね、面倒くさいでしょう?と会場に向けてウインクした。会場には、大いに納得したという雰囲気が生まれた。

原田さんは聞き手が一言話すと最低10倍は答える。聞き手の西田さんが「原田さんは飛び回っておられます。ようこそ「笑う家」を書いて下さり、芦屋のルナホールまで来てくださいました」というと、原田さんは「原田マッハと申します」と目いっぱいおどけた。戦闘機でいう秒速いくらいくらというあのマッハ。忙しいはずである。

トークのあと2人が質問した。一人は一つの作品はどのようにしてできるか。いつ書かれるのかと聞いた。旅先で書くことが多い。いままで40篇ほど書いたが90%が旅先だ。飛行機の中は外に出られないから仕上げ場所になる。6時間で飛んで外国へ出かけるときは一本短篇が出来ると話した。旅の途中、電車の中であれ、移動中にアイデアが浮かぶ。登場人物が決まる。名前が決まる。その時作品ができると答えた。

これを書いたら右に出るものはいないという作品を書きたいと言って、1時間半のトークを終えられた。谷崎の「細雪」がそうだ。耽美な世界が見事に描かれていると原田さんは言葉を添えた。

会場の出口で恒例により、トークと出演者,会場を写した特別号外が配られる。その日は4時半に上六へ出る所用があり、小走りにJR芦屋駅発3時45分発の新快速に間にあった。車内でやおら号外を見たら、なんと、「熱心に聞き入る参加者」として掲載された写真に筆者も入っていた。何かの記念にと思い、ご笑覧いただければありがたい。(了)




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トランプ大統領就任を恐れて、NY市場、株安、ドル安、原油安(学校で教えてくれない経済学)

2016-11-05 11:12:18 | 経済学
「トランプ大統領誕生に備えた投資とは至って簡単だ。それはリスクオフだ。つまり、リスクの高い資産を避けることだ。たとえばメキシコペソの下落に備えればいい。ボラテリティVIX指数が上昇する。金価格が上昇する。株価が下がる。債券利回りが低下する。先進国通貨に対してドルが下落する。それは英国ポンドに対しても起こる。新興国通貨に対してはドル上昇を予測している。」と4日付けWSJ紙電子版でAmesMackintosh記者が書いた。4日、NY市場で利上げ観測がたかまった。米大統領選挙を控えて慎重な雰囲気が続いた。NYダウは7営業日連続で下げ、42ドル安、17,880ドルで取引を終えた。4日、VIX指数が28ポイントへ急上昇した。FBIがクリントン候補のメール問題を再調査すると発表する前はVIX指数は12ポイントだった。4日のNY外為市場でドルが6営業日続落、1ドル=103,12円、1ユーロ=114.81円で取引された。NY原油(WTI)が10ケ月振りの安値、バレル44.00ドルで取引を終えた。1週間で9.5%値下がりした。サウジアラビアが他のOPEC諸国が減産に合意しないなら増産に踏み切ると示唆したことが響いた。NY金はほぼ横ばいのオンス1,303.30ドルで取引を終了した。

5日朝、米現地では4日午後7時30分放送の米ABCは「最新の米大統領選支持率の平均値がクリントン47ポイントにトランプ43ポイントとやや開いた。その一方で、接戦州の数がFBIがクリントンメール問題を再調査発表後増えた。代理人の数で270を超えれば勝つ。FBI発表前のクリントン候補の代理人の数は250だった。現在時点では208へ後退。トランプ候補の代理人の数が164へ増加した」と伝えた。5日朝放送の英BBCは「4日、地球温暖化対策を実施するパリ協定が成立した。ところが、米大統領選挙戦でトランプ候補は大統領になればパリ協定を破棄すると公約している。パリ協定は地球の気温上昇を最大
2℃以内に抑えることが目標だ。放置すれば2.9℃から3.4℃上昇する。中国はアメリカがパリ協定から離脱する恐れがあると怒っている。」と伝えた。

その他のNHK/BS「ワールドニュース」では韓国KBSは「朴槿恵大統領は4日、2度目の謝罪を行った。検察の捜査を受け入ると話した。現職の大統領が捜査に協力するのは初めてのことだ。朴槿恵大統領は1年3月の国政の混乱を回避することが最大の責務だと語った。野党は謝罪だけでは不十分だとして即時退陣を要求している。」と伝えた。ドイツZDFは「エルドアン政権はトルコdai3の勢力の政党HDP(トルコ人民民主党)、デュミルトントン党首を国家の一体性を損なう行為を行った罪で逮捕した。エルドアン批判の急先鋒だった。エルドアンは批判勢力の台頭を恐れている。」と伝えた。

米国大統領選挙の背後には多くの人々のFear(怖れ)が隠れている。動物にとって怖れは行動の起点である。人間である以前に動物であることを 日々の動きが分かり易く教えている。(了)


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