ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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米失業者増加データにコロナ巡る米中対立エスカレートでNY株下げる、一方、新型コロナウイルス感染者数世界で503万突破、死者32万9,000突破、増加止まらず(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-22 10:20:32 | 経済学
「米新規失業保険申請者数が240万人と増加継続で21日、NYダウは小幅反落した。フォードが一部工場操業停止を発表した。トランプ大統領は接戦州、ミシガン、ネバタに勢力投入している。」と21日、WSJ紙電子版が伝えた。21日、ブルームバーグ電子版は「①トランプ大統領はウイルス対策に関連して具体的に名前を挙げなかったが事実上、習主席を非難、米中対立エスカレートでNY株が値下がりした。米新規失業申請件数の増加止まらず株価を押し下げた。NY原油は続伸した。②中国東北部で新たなクラスター(ウイルス集団感染)が拡大している。武漢ウイルスとは異なり、ヨーロッパで感染しロシア経由で中国に入ったと見られる。新型コロナウイルスは変異を繰り返しては拡散している。専門家は「ピークは過ぎたと判断すると危険だ。感染拡大は長期化する。」と見ている。」と伝えた。

21日、NYタイムズ電子版は「ここ9週間で米国では延べ3,800万人が失業保険を申請した。あるエコノミストは想像していた以上に控えめな数字だと述べた。一方、240万人が新に失業保険を申請した。フリーランサー、アーチスト、SmithAdamsさんは2ケ月前に失業保険を申請したがいまだに手元に届かない」と話した。」と伝えた。21日、ワシントンポスト紙電子版は「中国政府は香港に対する「一国二制度」を事実上終わらせる法律的措置を取ったことがうかがえる。」と伝えた。

21日、ロイター通信電子版は「21日、NY市場は、ダウは24,474ドル、101ドル、0.4%安、ナスダック、9,284、1.0%安、S&P500,2,953,0.8%安と揃って値下がりした。恐怖指数VIXは29.53%,5.5%上昇、10年物米国債利回りは0.4%下落した。NY外為市場では1ドル=107.61円、1ユーロ=117.79円、1英ポンド=131.52円で取引された。対主要通貨では円安が進んだ。一部に日本の4月の輸出が前年同月比21.9%減が意識された。NY原油はWTIはバレル33.98ドル、前日比1.5%高と続伸、ブレントオイル、同36.09ドル、1.0%高で取引された。米石油在庫が予想以上に減ったことが材料視された。NY金はオンス1,726.20ドル小幅安で取引された。プラチナは同867ドルへ7.2% 反落した。」と伝えた。

22日朝、7時台のNHK/BS「ワールドニュース」をこの日も見た。英BBCは「英国で新たに338人死亡、累計3万6,042 人。NHS国民 医療保険制度を巡り国立病院勤務の看護師支援上限拡大で与政権与党ジョンソン首相が労働党に譲歩した。」と伝えた。フランスF2は「①フランス議会で可決されたマスク義務化が非常事態宣言解除後、一般に徹底できていない。20日、新たにフランスで死者が83人、累計で2万8,215人に達した。②ロシアシベリアで5,000人の部隊でクラスタ―が発生1,200人陽性が確認された。」と伝えた。韓国KBSは「新たに感染者が増加している。一人のウイルス陽性のカメラマンから4次感染まで拡大した。」と伝えた。カラオケ店など当局の検査が厳しく実施されている。規則違反に直ちに営業停止の張り紙が張られる様子を映していた。フランスF2はアルプスでスキー客が規制解除で最後のシーズンぎりぎりでスキーを楽しんだと語る様子を映していた。(了)

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コロナウイルス感染拡大は無視、経済活動再開の動きから悲観論が後退、NY株上げる、NY原油、バレル33ドル回復も相場を支援(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-21 11:07:09 | 経済学
「コロナウイルス感染拡大が続く中、一方で、欧米その他で緩慢ながらも一部で経済活動再開の動きが見られるとして悲観論が後退した。20日の米国株は値上がりして取引を終えた。NY原油(WTI)が続伸、バレル33ドルまで値上がりしたことも株価を支援した。20日公表された4月会合米FOMC議事録で「コロナウイルスが米経済を崩壊させた。中期的にもコロナ感染拡大が世界経済に重くのしかかると指摘、量的緩和再開を示唆した。」と20日付けのWSJ紙電子版は伝えた。20日、ブルームバーグ電子版は「米FRB当局が金融安定を確かなものにするためにあらゆる手を打つことが確認された。」と伝えたあと「コロナウイルス対応で、ハイテク韓国、ペーパーワーク主体日本を打ち負かす」とのタイトルで日本政府がコロナ経済救済で日本が後れを取っている」と指摘した記事を掲載した。

20日、ロイター電子版は「20日、NY市場ではコロナウイルス感染拡大を横眼でにらみながらも楽観論が復活、ダウは24,575ドル、369ドル、1.5%高、ナスダック、9,375、2.1%高、S&P500,2,971,1.7%高と揃って値上がりした。恐怖指数VIXは27.99と8.3%減、10年物米国債利回りは0.679%へ低下した。NY外為市場ではドルが売られ、1ドル=107.57円、1ユーロ=118.11円、1英ポンド=131.49円で取引された。NY原油は減産強化と需要回復からバレル33.49ドルへ続伸した。ブレントオイルは同35.81ドルで取引された。NY金はオンス1,752.10ドルと小幅続伸した。安値拾いからプラチナがオンス936ドル、5.2%高で取引された。」と伝えた。

21日、朝7時台放送のNHK/BS「ワールドニュース」をほぼ半年ぶりに見た。英BBCは「コロナウイルス感染拡大で特に航空機分野の早期回復が期待できないとしてロールスロイスが全従業員の5分の1に当たる9,000人解雇を発表した。世界各地で動揺が広がっている」と伝えた。フランスF2は「コロナウイルスによる自動車販売不振でルノーが3工場の操業無期限停止を発表した。フランス政府はルノー株を15%保有しているが経営改善のためには工場閉鎖は避けることが出来ないとしている」と伝えた。スペインTVEは「スペイン政府は5月20日から各家庭にマスク使用を義務付けると発表した。ある家族が「マスク一枚3.5ユーロ(413円)。月260ユーロ(3万円)のマスク負担が増える。とても耐えられない」と話す様子を伝えていた。21日朝放送の韓国KBSは「20日、韓国検察が慰安婦団体「正義連」を国庫補助金や寄付金流用の疑いで同団体事務所を家宅捜索した。前理事長、ユン・ミヒャン氏と行動を共にしてきたイ・ヨンスさんが告発した。先の選挙で当選した前理事長、ユン氏の資格はく奪の可能性も出てきた」と伝えた。

20日、NYタイムズ電子版で、DavidCelles記者は「新型コロナウイル感染拡大以前は大型イベント開催など人々の往来を活発化させて経済を拡大させてきた。新型コロナウイルス感染拡大で人が集まることを禁止もしくは抑制が義務付けられ、180度生き方の転換が求められ、多くの人々の間に不安が蔓延していることが最大の問題だ。」と指摘していた。(了)

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NY株、急騰後の利益確定売りが出て反落、新型コロナウイルスワクチンに疑念で売り、一方、外国人は日本株売り越し継続、日本に新陳代謝なしと見透かされているとアナリスト(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-20 09:44:59 | 経済学
「モデルナ株が19日、10.4%急落した。医学紙STATは「多くの専門家の意見を集約すれば「モデルナが言う、3つのグループごとの抗体形成の違いについて詳細な説明がない。信憑性に欠ける。ワクチン開発は、プレスリリーフではなく医学専門誌で十分なデータと共に発表されるべきだ。」と主張している」と19日、ブルームバーグ電子版が伝えた。

19日、ブルームバーグ電子版は「①19日、NY株式市場はモデルナ・ワクチンに対する疑念から取引終了にかけて急落した。NYダウは24,209ドル、1.6%値下がりした、②NY原油は減産、需要増から続伸した、③4月の米新規住宅着工件数が1959年以来最低の89万件、2005年2月来最大幅30.2%減少した。④世界の新型コロナ感染者数は483万4,279人、回復者、180万9,260人、死亡者、31万9,220人とジョンズホスキンス大学が発表した。感染者数は米国152万人と依然増加が続いている。感染者数2位はロシア、29万9,000人、3位ブラジルが25万人13%増加、インドの感染者数が10万人を超えた。」と伝えた。

19日、ロイター電子版は「19日、24,209ドル、390ドル、1.6%安、ナスダック、9,185,0.5%安、S&P500,2,922,1.1%安で揃って値下がりした。モデルナ社開発の新型コロナウイルスのワクチン報道を材料にした急騰の反動もあり利益確定の売りが出た。恐怖指数VIXは30.53%と4.2%増加、米10年物国債利回りは0.71%へ低下した。パウエル米FRB議長が米上院銀行委員会で証言、コロナ被害を抑えるためには手段を選ばない。潤沢な資金供給を続けると語ったことが影響した。NY外為市場では1ドル=107.72円、1ユーロ=117.70円、1英ポンド=131.92円と主要通貨に対して円安が進んだ。NY原油(WTI)はバレル31.89ドル、一時、同32.91ドルまで買われた。欧米で都市封鎖一部解除の動きから原油、ガソリン需要が増加している。ブレントオイルは同34.56ドルと小幅反落した。NY金はオンス1,748.29ドルと金に対する買い人気は衰えていない。」と伝えた。

19日、ヤフーファイナンス電子版による個別銘柄の動きではアップル、313ドル、0.6%安、ダウを12ポイント押し下げた。ボーイング、130、3.7%安、同33押し下げ、ホームデポ、238ドル、3.0%安、同49押し下げ、ゴールドマン、177、2.2%安、同27押し下げた。ナスダックではアマゾン、2,449ドル、1.0%高、アリババ、217ドル、0.9%高、フエイースブック、216ドル、1.7%高と堅調を持続した。一方、バンカメ、3.1%安、シティ、2.7%安、モルガンスタンレー、2.4%安と金融株が揃って値下がりした。」と伝えた。

閑話休題。日本では株嫌いの人が多い。株価は全てではないが日本ではゾンビ会社の株が良し悪し別にして上場を継続している。「新型コロナウイルス感染拡大は、日本人の生き方そのものを大きく転換させる千載一隅のチャンスである。ところが、外国人投資家は日本株に買い気を示していない。日本では、人にも企業にも政府にも「新陳代謝」が起きそうにないと見透かされている」とアナリスト、市川真一氏がロイター電子版に書いておられた。(了)

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新型コロナワクチン開発期待からNYダウ3.9%急騰、米経済本格回復は2021年末と見るがワクチン開発次第、米国経済の将来を楽観とのパウエルFRB議長発言も相場を支援(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-19 10:07:27 | 経済学
「新型コロナウイルスワクチン開発期待から週明け5月18日、NYダウは3.9%急騰した。パウエルFRB議長発言、NY原油上昇が併せ相場を支えた。」と18日、WSJ紙電子版は伝えた。18日、ブルームバーグ電子版は「18日、米ワクチン成功期待からNY株は急騰した。NY原油(WTI)需要回復期待からバレル32ドル台まで回復した。一部工場操業再開、都市封鎖解除から需要回復、一方、サウジ減産、米国シエール減産報道が背景。」と伝えた。

18日、NYタイムズ電子版は「ワクチン開発期待から米株が急騰した。パウエルFRB議長は17日、CBS記者とのインタビューで米国経済の先行きに楽観している。米国経済の現状は極めて厳しいが楽観していると語ったことも相場を支えた。パウエル氏は「米国経済はワクチン無くしては勝てない。回復の道のりは長い。本格的回復は2021年末までかかる。誰も分からない。しかし、米国経済回復に私は「負け」側にお金を賭けていない」と語った。米自動車労働者がマスク、手袋着用して職職場復帰を開始した。NY原油相場が需要回復から値上がりした。」と伝えた。

18日、ロイター電子版は「18日、バイオ企業、モデルナ株が80ドル、20%急騰した。モデルモ社は細胞に指令を出し、細胞内のたんぱく質を生成する新しい治療法を各種の予防ワクチンの分野で提供している。新型コロナウイルスワクチン開発でNIH(アメリカ国立衛生研究所)と共同で今年3月から臨床実験していたが「ワクチンを投与した患者の血液中の新型コロナウイルスに対する抗体の値が上昇した」と発表した。」と伝えた。19日、NHKニュース電子版は「モデルナ社は「臨床試験の初期の結果で接種を受けた人(8名)の抗体の値が上昇した。予防の可能性が実証された。」と17日発表した。7月に最終的に効果や安全性を確認後、第3段階に進む。」と伝えた。

18日、ロイター電子版は「18日、NY市場でダウは24,597ドル、911ドル、先週末比3.9% 急騰した。ナスダック、9,234,2.4% 高、S&P500,2,953,3.2%高と揃って値上がりした。恐怖指数VIXは29.30、8.1%減、米債券が売られ、10年物米国債利回りは0.74%へ16.3%急上昇した。NY外為市場でドル買い戻しから、1ドル=107.33円、1ユーロ=117.17円、1英ポンド=130.89円で取引された。欧州株価指数が上昇、ドイツ株5.7%高、原油高からロシア株も5.5%上げた。NY原油(WTI)はバレル32.38ドル、9.7%値上りした。ブレントオイルは同35.37 ドルへ上昇した。NY金はオンス1,734.15ドルへ小幅反落した。」と伝えた。18日、ヤフーファイナンス電子版は「18日、ボーイング、135ドル、12.9%高、ダウ指数を104ポイント押し上げた。サウジがボーイングのミサイルシステムを材料に1~3月期に大量に安値買いしていたことが分かった。ゴールドマン、5.8%高、ダウを67押し上げた。その他バンカメ、7.0%高、シティ、9.0%高、モルガンスタンレー、18.0%高と金融株の値上りが特に目立った。」と伝えた。株価は全てでないが、ワクチンが出来れば何とかなる。一部ワクチン開発メーカー株価急騰に人々の気持ちが素直に表れたようだ。(了)

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阪神なんば線車内風景~コロナ禍雑感~(西宮文化協会[月報」投稿原稿)(番外編) 

2020-05-18 07:48:02 | スケッチ



西宮文化協会[月報」投稿原稿((番外編)

江嵜企画代表・Ken



新型コロナウイルス、「緊急事態宣言」一部解除が出る数日前、上六で所用があり、最寄り駅、阪神なんば線「上六」発、三宮行き快速急行に乗車した。たまたま前に座っていたサラリーマン風の2人が話し込んでいた。一瞬、これは絵になるな、と思った。しかし、客人は、どの駅で降りるか読めない。あわただしくスケッチを開始した。2人は尼崎駅で降りたので何とか絵にすることが出来て幸いだった。

会報626号に、西宮文化協会会長、山下忠男さんは、冒頭挨拶の中で「コロナ本来の意味は「太陽の光冠」であり、むしろ明るいイメージで、国内外の会社、ホテル、飲食店、ビールなどの商品名にも多く採用されています。(中略)一日も早く騒動が終熄し、コロナ本来の輝きを取り戻すことを切望します。当分の間、月報内容も乏しくなる恐れがあります。ステイホームされた時間に作成された作品など、事務局にお届けください。」とあり、お言葉に甘えてパソコンをたたいた。

2020年5月17日現在、米ジョンズ・ホプキンス大学まとめの新型コロナウイルス感染者数は、世界で461万4,934人、回復者、166万8,884人、死亡者、31万527人と出ていた。国別では米国が感染者、144万3,397人、死亡者、8万7,568 人と断トツの1位を占めている。一方、日本は感染者、1万6,309人、死者数も748人(クルーズ船関係含まず)である。

横浜港に2月から停泊していたクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号の感染者、712人,死亡者、13人を含めても日本の数は、感染者、死亡者ともに少ない。たまたま同号は5月16日、検疫などすべての作業を終えたとして、マレーシアに向けて横浜港の岸壁を離れた。

5月15日付けロイター通信電子版によると「5月8日時点で、世界全体でクルーズ船378隻が移動中もしくは検疫などのためにカリブ海、地中海、大西洋の港から距離を置いて停泊している。マニラ湾には20数隻が停泊している。一隻につき乗組員の30~40%がフイリピン人が占めている。ここで再開を待てば、かなりコストを抑えられると記者の取材に責任者が答えてくれた。CDC(米感染症センター)の勧告により米国では7月24日までクルーズ船の運航は禁止されている。」と出ていた。

余計な話と叱られそうだが、ほとぼりが覚めないと、クルーズ船に乗るという気持ちになかなかなれない。新型コロナウイルスの健康被害を人が恐れるのは当然であるが、経済的悪影響がそれ以上に危惧される。それが米国の4月の小売り高前月比16.4%減に現れた。過去最大幅の下落である。米国の4~6月のGDPは前期比40%減るとの見方が多い。

経済的打撃の大きさが日々明るみに出てきたこともあり、「新型コロナウイルスはどこから来たか」という議論もエスカレートしている。責任論を巡って米中がお互いで罵りあっている様子が日々伝えられる。世界の二大国による批難合戦のため米中貿易戦争が再燃、それが世界景気にも悪影響が及ぶことが危惧される。

4月末から5月にかけて、ロックダウン(都市封鎖)解除が欧米ではじまり、日本でも緊急事態宣言一部解除の動きが見られるが、世界的には、新型コロナウイルスの感染者、死者数は日々増加している。火の勢いに確かに鎮静化が見られるが、決め手となるワクチンおよび治療薬は現時点では出来ていないと伝えられる。規制緩和に伴い二次感染、三次感染の可能性無きにしも非ずである。

翻って100年前、1918年(大正7年)10月に始まった当時のことばでいう「悪性感冒」、後にスペイン風邪と称されたウイルス感染では日本において、第一波で26万人以上死亡、翌19年第二波の感染で13万人以上が死亡したと伝えられる。第三波も起こった。当時、物理学者、随筆家、俳人の寺田虎彦は「物事を怖がらなさ過ぎたり、怖がり過ぎたりはやさしい。正当に怖がることはむつかしいことだ。」という言葉を残している。

風邪を引かないこと。月並みなことであるが、呪文のように唱えながら一日も早いコロナ禍の終息を心待ちしている次第である。(了)(西宮文化協会会員)

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米国の弱い経済データ無視、NY株小幅に続伸、NY原油、バレル29ドル台回復、一方、世界の海で行き場を失った378隻のクルーズ船が停泊していると15日、ロイター電子版(学校で教えてくれない経済学)、

2020-05-16 11:07:17 | 経済学
「4月の米小売り売上高が前月比16.4%マイナスや米中対立がエスカレートする中で、15日のNYダウは300ドル近く下げて始まったが終値ではほぼ横ばいの前日比60ドル高、23,885ドルで取引を終えた。V字型回復は誰も期待していないが、全てが敗者ではないと一部の専門家は指摘している。5月のミシガン大消費者信頼感指数は予想68.0に対し73.7だった。景気「先行」指数は67.7と2013年11来以来の最低を記録したが予想の60.2より大きかった。米国での多くの州での経済活動再開の動きが背景にあると見られる。米国の新型コロナ感染者数は増加を続けている。検査件数を増やした一部州で感染数が増加した。NY原油(WTI)はバレル29.71ドルまで回復した。」と15日、WSJ紙電子版は伝えた。

15日、ブルームバーグ電子版は「①米国の弱データを無視、NY株は値上がりした。NY原油は3週連続で上昇した。米シエールガスが掘削数を減らしたことと米原油在庫の減少が材料視された。②米国にはインド人、英国人、イラン人など多く生活しているが、外国人は税金は納めているが、新型コロナ対策で失業していても失業保険を申請資格がないため仕事先を求めてアメリカを出ていく家族や個人が増えている。」と伝えた。15日、NYタイムズ電子版は「4月米小売り高が前月比16.4%減と米商務省が発表した。4~6期の米GDPは40%マイナス予測である。米国の業務再開で動き始めたがどんな業種が再開し、彼らが第2、第3波の感染にどこまで影響を回避できるか明らかになっていない。」と伝えた。

15日、ロイター電子版は「15日、NY株式市場でダウは60ドル,0.3%高、ナスダックは9,014,0.8%高、S&P500,2,863,0.4%高と揃って値上がりした。恐怖指数VIXは31.89へ2.2%下落した。債券が売られ米10年債利回りが0.64%へ3.4%上昇した。NY外為市場では1ドル=107.04円、1ユーロ=115.78円、1英ポンド=129.60円で取引された。英ポンドが勢いを失った。NY原油(WTI)はバレル29.71ドルと続伸、ブレントオイルは同32.82ドルと30ドル台を回復した。NY金はオンス1,753.15ドルと続伸底堅い」と伝えた。ヤフーファイナンスは「アップル、0.6%安、ボーイング、2.1% 安、JPモルガン,1.9% 安でNYダウ指数を押し下げたが、マイクロソフト、1.5%高、ホームデポ、2.1%高、テーマパーク再開を始めたウオルトディズニー、3.0%高、全米では小売り高減もウオルマート、2.0%高でダウ指数を押し上げた。アマゾン、0.9%高、アリババ、1.2%高、フェイスブック、2.0%高、ツイッター、1.5%高とコロナ禍ものともせず相場は堅調を維持している」と伝えた。

15日、ロイター電子版は「行き場を失ったクルーズ船がマニラ沖に20隻余りが群れを成して停泊している。客は一人も乗っていない。一隻あたり30~40%はフイリピン人スタッフが乗っている。再びクルーズ船の仕事にありつけるか分らない。5月8日現在、世界で378隻のクルーズ船がカリブ海、地中海、大西洋、南アメリカ沖で停泊している。米国ではCDC(米疾病センター)の勧告により7月24日までクルーズ船の運航は禁止されている。」と伝えた。余談ながら712名乗船したクルーズ船が横浜港に2月停泊、あと9名が死亡している。(了)

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NY株、悪いニュースは無視、乱高下したあと1%強上げて取引を終えた、一方、米4月の2,050万失業者の多くは低所得者。失業者の55%を女性が占めたと米FRBが発表した(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-15 09:29:43 | 経済学
「米新規失業保険申請者数増加、米中関係緊張拡大などで14日、NY市場は、下げて始まり、一時、450ドル以上下げた。激しく上下動を繰り返したあと取引終了にかけて上げに転じ、ダウは1.6%高で取引を終えた。NY原油(WTI)は米石油在庫減を材料にバレル27ドル台まで戻した。マクドナルドは営業再開に当たり新型コロナ対策として消毒手袋、マスク使用、客間距離などきめ細かく書いた59ページのガイダンス(手引書)を世界の店舗オーナーに配布した。トランプ米大統領はFoxニュースに「米国以外の国での生産者には増税、中国経由のサプライチエーンに規制強化する」とツートした。」と伝えた。14日、ブルームバーグ電子版は「14日、NY株式市場は悪いニュースを無視、値上がりして取引を終えた。銀行株の上げが目立った。株上昇で大手企業の手元現金が増加した。」と伝えた。

14日、NYタイムズ電子版は「①フランス地方裁判所はアマゾンフランスに対して不要不急商品の配送は違法の判断を示したあとアマゾンの6つの配送倉庫は閉鎖された。労組は倉庫閉鎖にストライキで対抗した。ソシアルディスタンス(客間距離)、マスク、消毒用手袋、入店前の検温などの防護策実施の徹底、インターネット営業強化などの条件で営業に復帰した、②トランプ米大統領は14日、前日のファウチ(Fauci)国立感染症研究所所長の米議会証言に対し「何もかも方程式(equation)通り行かない。」と批判した、③米議会は、賃金引き上げ中心に低所得者対策法案を上程した」と伝えた。

14日、ロイター通信電子版は「14日、NY市場でダウは23,625ドル、377ドル、1.6%高で取引を終えた。高値と安値の値幅は841ドルと相場は乱高下した。ナスダックは8,943,0.9%高、S&P500,2,852,1.2%高、揃って値上りした。恐怖指数VIXは32.61%と7.6%減、米10年物国債利回りは0.62%へ低下した。NY外為市場では株反発につれてドルが反発に転じ、1ドル=107.32円、1ユーロ=115.85円、1英ポンド=131.16円で取引された。欧州株は2%強下落、欧州経済に対する景気先行き見通しは厳しい。欧州通貨の弱基調は続く。一方、共にNY原油(WTI)はバレル27.97ドル、NY金はオンス1,739.20ドルと共に反発。14日、IEA(国際エネルギー機関)は「14日米石油在庫が15週間ぶりに減少した。新型コロナ感染2波3波懸念は消えていないが欧米都市封鎖解除、職場復帰の動きが見られることから2020年末には石油需要は回復する」との報告書を公表した」と伝えた。

14日、米FRBは「コロナ禍で4月の米失業者の2割が時短勤務者、低所得者にしわ寄せされている。家計所得で年4万ドル(430万円)未満が失業者2,050万人の39%を占めた。失業者の77%が職場復帰を伝達されていない。4月の請求書に支払い可能との回答は64%。在宅勤務は53%。内大卒は63%、高卒以下は20%。失業者の55%は女性、特にシングルマザーが多い。」などと報告書を出した。日本ではNY株価に限らない。他人事だと受け止める人が多い。米FRBの報告書でもそれに近い。新型コロナウイルスはパンデミック(世界的な大流行)であるにも関わらず、今もって日本人にはピンと来ていないようだ。(了)

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パウエル講演あとNYダウ2.2%安、マイナス金利は否定、NY原油バレル25ドル台で様子見、一方、中国政府、野生動物販売規制強化もインドネシアの店頭ではコウモリが売られているとNYタイムズ紙

2020-05-14 10:11:24 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)



「パウエル、米FRB議長は13日、講演先で「新型コロナウイルス感染拡大により米国経済は「長期」にわたり停滞する。依然として先の見通しは不透明である。FRBは必要に応じて対応する。」と述べた。マイナス金利は否定した。WSJ紙調査によれば4月の米GDPは6.6%減、米失業率は17%と専門家は予測した。13日、パウエル発言を受けてNYダウはほぼ全面安、23,247ドル、前日比2.2%安、続落した。NY原油はバレル25.77ドルとほぼ横ばいだった。」とWSJ紙は伝えた。13日、ブルームバーグ電子版は「13日、NY13日ダウはパウエル発言と米中貿易先行き不安から大幅続落した。NY原油はOPEC追加減産発表も世界的な需要懸念から冴えない。在「在宅勤務」長期化は今後の社会に世界的に様々な影響をもたらすと見られる。米株安を受けてアジア株は値下がりすると見られる。」と伝えた。

13日、NYタイムズ電子版は「①WHO(世界保健機関)は「新型コロナウイルスパンデミック(世界的大流行)に完全勝利を期待するな」と警告した。一部に規制緩和の動きが見られる。その一方で規制を強化する国や一端解除したものの二波,三波の感染拡大懸念から元に戻す動きも見られる。②ロシアによるハッカー攻撃を憂慮すべきだとメルケル、独首相は語った。しかし、ドイツはシリア問題、ウクライナ問題などでは特にロシアの協力が必要だ。③中国ではコロナ感染拡大で野生動物の販売に厳しい目が向けられるようになった。しかし、インドネシアの店頭では食用としてコウモリが売られているが規制の動きは全く見られない、④コロナ終息後、「在宅勤務」が「通常化」すればどうなるか。エコシステム、都市交通、レストラン、貿易、税制に至るまで影響は計り知れない。バークレイ、JPモルガン、モルガンスタンレイはマンハッタンで多くのビルを埋めていた。上記3社とも元に戻すかどうか不透明なままだ。」と伝えた。

13日、ロイター電子版は「13日、NY市場では、ダウは23,247ドル,516ドル、2.2%安、ナスダック、8,863,1.6%安、S&P500、2,800,1.8%安と揃って値下がりした。恐怖指数VIXは35.28%、6.8%増加。米10年物国債利回りがパウエル発言のあと0.65%へ下落した。NY外為市場ではドル続落、1ドル=107.02円、1ユーロ=115.76円、1英ポンド=130.88円で取引された。ユーロ、英ポンドの弱さが引き続き目立つ。NY原油(WTI)はバレル25.77 ドル、ブレントオイルは同29.49ドルとほぼ変わらず。NY金は利回り低下機運の中、オンス1,722.80ドルと0.9%高と小幅に反発した。」と伝えた。

13日、ヤフーファイナンス電子版でアップル、307ドル、1.2%安、ダウを25ポイント押し下げ、JPモルガン、84ドル、3.5%安、同20押し下げ。ゴールドマンサックス、171ドル、3.1%安、同36押し下げ。アメリカンエキスプレス、78ドル,6.2%安、同34押し下げ。
ナスダックではバンカメ、20.87ドル、4.6%安、シティ、40.60ドル、4.1%安、モルガンスタンレイ、36.99ドル、3.7%安といずれも金融株の値下がりがこの日特に目立った。(了)

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喫茶C店 店内風景(スケッチ&コメント) 

2020-05-14 07:40:23 | スケッチ




喫茶C店 店内風景

江嵜企画代表・Ken



なんば高島屋日本画教室が4月から休講に入った。猪熊佳子先生からご自分で筆を進めておいてくださいとご指示は受けているが、20年近く慣れ親しんだ習慣とは怖いなと思うが、今もって本画に取り組めないでいる。

描く対象は決まっている。今スグにでも出来そうなものであるが、それが出来ない。土俵に上がっているが、無観客の中で、塩を撒いては蹲踞の姿勢だけ繰り返しているお相撲さんの姿とどうしても重なってしまう。

喫茶C店には週数回出かける。ひとしきり食事を終えた後、ボールペンで店内の様子をスケッチし帰宅して彩色した。

コロナ騒動が起こって以来、感染を警戒して客は減った。よって、「3蜜」の心配は全くない。マスターによれば、それでもお店を開けておくのと閉めるのとはずいぶん違うという。

当店は二階にある。丁度下に年初出来たたこ焼き屋さんは4月早々に店じまいした。コロナの影響もあるが、味で客の期待に応えられなかったことが廃業の原因とのもっぱらの評価である。

以前にも触れたが当店はごはん、メインの料理、味噌汁、小皿のおかず、果物、お菓子、最後にコーヒーか紅茶をつけて@900円は信じられないが、客にとっては誠にありがたい。

この日はすっかりお馴染みとなった愛称ホワイトさんことチャーミングレディの老婦人、道一つ隔てたところにあるガソリンスタンドの店長と巡り会った。

時節柄、どうしてもコロナの話になる。散々の評判のマスクは当地神戸にはまだ届かない。マスクの安売りが始まった。送り返したいくらいだという声が多い。例の10万円はいつもらえるかさえさ不明である。

マスクになぜ466億円も血税を使うのか。各県に10億配って任す。例えば子供の教育費に使うなどして貰った方がはるかに助かるとここでまた安倍内閣への批判で盛り上がった。

この日はペット談議に花が咲いた。店長宅には5歳のお嬢さんと3匹のチワワがいるという話から始まった。ワンちゃんはお嬢さんが生まれる前からいる。

娘が生まれてこのかた、変なものがご主人の間に割り込んできた。自分たちは先にいるという思いからか、ワンチャンは、上から目線でいまも娘を見ているという店長の話が一番面白かった。

当店は阪神御影駅からほぼ徒歩5分のところにある。この界隈は、学習塾銀座のように塾が多い。塾の費用がべラボウに高いという話に当店のママさんも加わった。

最後は一日も早いコロナ禍が収束してほしいが、自分の命は自分で守る以外にないということになって、お開きとなった。(了)

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新型コロナウイルス、急ぎすぎる都市封鎖解除は二次感染リスクとのファウチ氏、米上院での証言うけ、酔いが覚めたのか、NY株急反落(学校で教えてくれない経済学)

2020-05-13 09:24:19 | 経済学
「12日、NY市場はMomentum(勢い)を失い反落、ダウは23,764ドル、457ドル、1.9%安で取引を終えた。ホワイトハウスは職員全員にマスク使用を指示した。サウジアラムコが大幅減収を発表、サウジは原油減産幅を100万バーレル/日追加した。NY原油(WTI)はバレル25.37ドルへ5.1%上昇した。ファウチ(Fauci)米国立アレルギー感染症研究所所長が12日、米上院で証言し「検査数を増やすことが先だ。米国での新型コロナウイルスの感染者数は130万人、死者数は8万人を超えた。感染拡大は全く収束していない。Rockdown(都市封鎖)の性急な規制緩和は第2波のコロナウイルス感染リスクとなる。」と警告した。」と12日、WSJ紙電子版は伝えた。

12日、ブルームバーグ電子版は「12日、NY株式市場は高く始まったがファウチ氏が米上院で「現在米国で8つのワクチン候補が出来ているが今年の秋までに用意できるか疑わしい。急ぎすぎる都市封鎖解除は第二波コロナ感染拡大のリスクとなる」と警告したと伝えられたあと取引終了にかけてNY株式市場は2%強反落した。」と伝えた。ブルームバーグ電子版は「ロシアの新型コロナウイルス感染者数が12日、23万2,243人に達し、米国に次いで世界2番目となった(死者数:2,116人)。プーチン、ロシア大統領報道官が夫婦ともにコロナ陽性反応が出て自宅待機となった。」と伝えた。

13日、ロイター電子版は「13日、NY市場でダウは23,764ドル、457ドル、1.9%安、ナスダック、9,002 ,2.1%安、S&P500、2,870、2.1%安と揃って値下がりした。ダウ採用30銘柄中29が値下がり全面安の展開となった。JPモルガン、3.3%安、ゴールドマン、3.3%安、バンカメ、3.1%安、シティ、3.9%安、モルガンスタンレイ、3.5%安と金融株の下げが目立った。アップルはじめこのところ買われていた主力のハイテク株も揃って値下がりした。恐怖指数VIXは31.64と14.8%上昇した。NY外為市場では米債券利回りが0.68%へ低下、ドルが売られた。対円で1ドル=107.20円、1ユーロ=116.29円、1英ポンド=131.60円でそれぞれ取引された。米原油在庫が15週連続増、460万バレルに達した。ガソリン相場がガロン90セントへ2.5%反落したが、NY原油(WTI)相場はサウジ減産強化を材料にバレル25.34ドルへ5.1%値上りした。一方、ブレントオイルは同29.46ドルと30ドルを割った。NY金はオンス1,705.60ドルとほぼ横ばいで取引された。」と伝えた。

閑話休題。「感染楽観繰り返す悲劇」と題して13日付け読売朝刊で歴史学者、磯田道史氏は「政治家や官僚は本当に状況がひどくなるまで抜本対策をためらいやすい。1920年1月、日本ではスペイン風邪の第3波(後流行)の兆候が見られた。南半球の豪政府は「新聞電報」でこれを察知。日本政府に事実の有無を問い合わせた。その時外務大臣・内田康哉は「死亡数も極めて少数でほとんど言うに足らず」と答えた。ところがわずか17日後、感染状況は一変する。内田外相は「1月23日まで全国患者数は78万余名死亡2万余り」との訂正公電を打たねばならなかった。」と書いた。12日NY市場はファウチ証言で酔いが覚めた。(了)

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