米中対立鮮明化、米長期金利高止まり、ダウ反落、ナスダック小幅に反発、方向感のない相場とロイター電、今こそ直観を大切にしょう（学校で教えてくれない経済学）

アラスカでの2日間の米中高官協議が終わった。米側は「断固とした対応を取る姿勢を示す一方、ブリンケン米国防長官は「協力できる分野もある」と述べた。楊潔チ・共産党政治局員は「中国は妥協するという幻想を捨てるよう」警告した。会談後、記者団に「率直かつ建設的な実りあるものだった。食い違いもあった。」と述べたと19日、ロイター電子版は伝えた。上海総合株価指数は19日、3,404と前日比1.7%値下がりした。

19日、ＮY株式市場は米債券が売られ長期金利指標の米10年債利回りは1.728%と前日比1.1%減とほぼ横ばいながら高止まりしている。ダウは32,627ドル、234ドル、0.7%安、S&P500、3,913,0.1% 安とほぼ横ばい、ナスダックは13,215、0.8%と小幅戻した。恐怖指数VIXは20.84と3.0%低下した。ダウ採用銘柄のビザ（VISA）が司法省から傘下のデビットカードとの関係で反独禁法で提訴され買収不成立で206.90ドル、6.2%安、1銘柄でダウを90ポイント押し下げたことが響いた。ナスダックではテスラ、654.87ドル、0.3%高、ズームビデオ、326.26ドル、3.1%高と前日の急落から小幅戻したとロイター電は伝えた。

NY外為市場では1ドル＝108.90円、上昇一服、1ユーロ＝129.64円、0.1%安、1英ポンド＝150.94円と小幅値下がりした。ロイター電はドイツで再び新型コロナ感染拡大で第３波に入ったことがユーロ売りの背景と書いた。フランスも変異ウイルス感染拡大で複数の県でロックダウン4週間が再スタートする。ＮY原油（WTI）はバレル61.44ドル、2.4%高、北海ブレント、同64.52ドル、2.0%高、押し目買いが入った。NY金はオンス1，741.90ドル、0.5%高と小幅戻した。ビットコインは5万9,166ドル,2.5%高と高値を維持した。

閑話休題。NHK/BSで「ワールドニュース」は放送なし。6時10分から横浜でゴミ収集の仕事をしているさる男性（33）の密着取材を見る機会に恵まれた。ゴミ収集車を通りすがらさる中学生が「臭いな」と吐き捨てられた時はさすがに堪えた。世間から見れば最低の仕事をしていると思われていることは分かる。自分自身、今の仕事をする前はそうだったからよく分かる。23歳の時、伴侶を得た。子供が生まれ、生き方が100%変わった。それまで人生では窃盗もした。今の仕事をしていて正直嫌だなと思う時はある。ゴミ袋に割れたグラスが入っていたりする時などは特にそうだ。お汁を入れたまま捨てる。ゴミ出しした人物を特定するようにしている。ゴミを出した人を洗い出すが、ゴミを出した本人に分かってもらわないと止めないからだと話していた。私事ながら更地の側溝にタバコのポイ捨てが絶えない。たまたま駅前ということもあり、禁煙だから捨てないと電車に乗れないから捨てるのは分かる。その一方で、掃除をする人がいることは頭にないのだろう。分からない人は分からない。脱線ついでに大相撲春場所6日目。前の海さんがラジオ解説で4連敗した正代について「何が何だか分からなくなってきているのかもしれませんね」と話していた。米中関係、今のNY株式市場にも言えなくもない現象が見られる。日本列島で毎日のように地震だ。説明も大事であるが、生き様として直観が今ほど求められる時代はないような気がする。（了）

活鍼もおもしろい：右足首がグラグラしてちょっと痛い：3/28の臨床実践塾準備

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右の足首がグラグラする

昨日から新しいスタッフが加わり、ちょっとにぎやかになってきました。
そして患者さんも喜んでいるみたいです。
きょう来られた患者さんに、

「後で足を解して貰いますね」と言うと、

「あ、あ、女性の方がいいわ」と、こちらが何も言わないのに注文を付けていました。（^o^）


さて、上の写真の方ですが、
「右の足関節がグラグラしてちょっと痛い！」と訴えていました。

しかし、足首には一切触らずグラグラと痛みが取れました。

何をしたかと言うと、何もしていません。（^o^）
活鍼（かっしん）をしただけです。

活鍼とは何かというと、「活性させる鍼」という意味で名付けたものです。
この鍼は、機能が落ちている部位を活性化する働きがあるようで、特に「脳」への刺激にもなっているようです。

それで、たまたまこの方は、「ふわっとする感じがする」とも言っていましたので、

「しめた！」（笑）と思い、活鍼をしたわけです。

すると、「足首がグラグラして痛い」と言ってたのに、足関節には何もせずに治まってしまったのです。
「多分、そうなるだろう」と考えながらしたのですが、嬉しくなってしまいました。
ですから、今度の3/28の臨床実践塾で、その理論と実技を解説しようと考えています。

臨床としてはまだ数が少ないのですが、それは仕方がありません。
何故なら、この鍼は「ジワーッと」効いてくる鍼なので、いつもやっているように、

「スパン！」・・・

「バチン！」・・・

というわけにはいかないのです。

それでも、ふらつきを始めとする「脳関連」の疾患にも使えそうなので、期待がかかります。

米10年債利回りが1.7%超え、NYダウ、S&P500、ナスダック揃って下げる、一方、EUアストラゼネカワクチン「安全‣有効」確認、接種再開（学校で教えてくれない経済学）

米新規失業保険申請件数が77万件と予想外に増加した。米FRBが2023年末までゼロ金利政策継続を確認した。バイデン1.9兆ドル追加経済対策が実施され併せ所得税増税の検討を始めた。一連の動きを受けて投資家は米債券売りに走った。米10年債利回りが2020年1月来となる1.7%を突破した。18日、NY株式市場はダウ、32,862ドル、153ドル、0.5%安、Ｓ&P500、3,915，1.5%安、ナスダック、13,116、3.0%安、3指標揃って値下がりした。ダウではアップル、3.4%安、ダウを27押し下げ、マイクロソフト、2.7%安、ダウを41押し下げ、ボーイング、2.9%安、ダウを49押し下げた。ナスダックではテスラ、6.9%安、ズームビデオ、6.0%安、アマゾン、3.4%安とナスダック採用の主力株が軒並み急落した。

恐怖指数VIXは21.98へ12.2%増加した。米10年債利回りが1.712%へ4.3%上昇した。NY外為で1ドル＝108.89円、0.1%高とほぼ横ばい、１ユーロ＝129.78円、0.4%安、1英ポンド＝151.73円、0.2%安で取引された。NY原油（WTI）はバレル59.35ドル、8.1%安、北海ブレント、同62.59ドル、8.1% 安と急落した。原油急落の背景を18日のロイター電はコロナ感染者数が欧州で再拡大、ドル建てであることから利回りがさらに上昇すると利益確定売りが出たと解説した。NY金はオンス1，733.90ドル、0.4%高、ほぼ変わらずで取引を終えた。ビットコインは5万7，740ドルへ2.0%値下がりした。

19日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「ジョージア州アトランタで起こった銃乱射事件のあとアジア系アメリカ人の間で不安が広がっている。コロナ感染源が中国からもたらされたとされて以降たびたびアジア系アメリカ人へのヘイトクレイムは全米で起きていた。もっと関心を持つべきだったとの意見が出ている。」と伝えた。スペインTVEは「18日、スペイン議会で安楽死を認める法律が成立した。ベルギー、ルクセンブルク、オランダ、スエーデン、カナダに次いで6番目の国になった。」と伝え、「元気で長生きしたいが今回安楽死法が成立して何か安心してあちらへ行くことが出来るなと言う気持ちが生まれてほっとしている」と88歳の女性がインタビューに答えていた。

シンガポールCNAは「18日からアラスカ、バンクーバーでバイデン政権後初の米中首脳による直接対話が始まった。会合の前日、米国務務長官は中国による人権侵害問題を厳しく非難、揚潔チ氏と間で既に非難合戦が行われていた。具体的方向性が見いだせるのか注目が集まる」と伝えた。ロシア国営テレビは「クリミヤ併合7周年記念行事が18日、クリミヤの首都で開かれ、プーチン大統領はロシアにお帰りなさいとお祝いした。」と伝えた。ドイツZDFは「EUは欧州医薬品局が18日、アストラゼネカワクチンは安全かつ有効だとの声明を発表後ワクチン接種が再開された。」と伝えた。F2は「アストラゼネカの危険性があるとしてEU内で10数国がワクチン接種を見送っていたがワクチン接種が再開される。一方、フランス北部の一部の州で変異ウイルス感染者が増加、ICUがパンク状態になったため午後7時以降の飲食店などで4週間期限で再び閉鎖を決めた」と伝えた。（了）

もつれた思考や体をじんわり解す鍼「活鍼（かっしん）」：（3/28の臨床実践塾準備）

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この頭の鍼と足にも鍼灸を施します

きょうから若い女性がスタッフとして来ることになっています。
そのスタッフにすれば「臨床実践塾」は初めてのことです。
ですから、興味を持ってもらうような内容の実践塾にしたいと考えています。


もうだいぶなるのですが、ある高齢の患者さんが院内を歩くときにふらつくのを見て、

①　血圧？

②　脳？

③　自律神経？

④　三半規管？

⑤　足の筋肉のバランス（弱化）？

等々と考えながらネットで検索してみると、「足の筋肉の弱化」以外は、だいたい似たようなことが書かれていました。
多分、筋骨系を専門にするサイトなら、「脊柱との関係」や「下腿の筋肉のバランス」などが書かれているだろうと思い、筋骨系のサイトは調べませんでした。

というのは、高血圧でも、低血圧でも、心臓がおかしくても、肝臓がおかしくても、腎臓がおかしくても、精神的なものが原因でもふらつきが起こるからで、調べても治療に結び付けるのは難しい、と考えたし、
「原因がはっきりしているのは、原因を取り去れば治る」と思っているからです。（でも現実は？）

そして、「ふらつき」は、口には出さなくても、結構いるようです。
たとえば、上の写真の方は、脳梗塞で視床痛まで発症した方で、視床痛の後遺症である「しびれ」がまだ残っています。
そして先日来られたときには、大腿動脈閉塞のカテーテル手術を受けたことも関係して、右足の違和感を訴えていました。

しかし、この方の何日か前に、
「右足が内側に捻じれている感じがする」という方に施した鍼が効果的でしたので、この方にも同じ鍼をしてみたのです。
すると、鍼をしている途中で、
「あ、足が軽いです。動かしやすいです」と言っておりました。

治療が済んでからも、待合室で、
「足を動かしやすくなりました」と言っておりました。

その後、
「何ともない人でも変化があるのかな？」と、私もできる限り、その鍼をしてテストをしています。

このところ私は、長時間のセミナーを受けたり、ホームページを作るために長時間パソコンとにらめっこしたりと、かなりスケジュールがタイトなのですが、不思議と元気なのです。（^_^;）
そして思いました。

「もしかして、この鍼はもつれた思考や乱れた体のシステムを整える方法になるのでは？」と思いながら、自身へテストを続けています。

米FRB,ゼロ金利政策2023年末まで継続示唆、ＮYダウ、S&P500,過去最高値更新とWSJ紙電子版（学校で教えてくれない経済学）

「17日午後3時に終了したＦOMC会合で米政策金利据え置き、債券購入計画維持を決め。参加者18名ほぼ全員がゼロ金利を2023年末まで継続の見通しを示した。17日NY市場はＦOMC会合を控えて前日並みか時にそれを割り込む方向感のない相場で推移していた。ところが、FOMC議事録発表後開かれたリモートによるパウエルFRB議長との質疑応答が始まる前後からダウは上向きに転じ、33,000ドルの大台を初めて突破、過去最高値を更新、33,015ドル,189ドル、0.6%高で取引を終えた。S&P500,ナ0.3%高、ナスダック、13,525、0.4%高と3指標共に値上がりした。」と17日、WSJ紙電子版は伝えた。パウエルFRB議長は「国債購入プログラムを語り始める時期でない」、「見通しではない。実際の結果に基き応する」と応じた。パウエルFRB議長との質疑応答の様子をWSJ紙電子版は日本時間18日、午前4時半まで動画配信していた。

NY市場で恐怖指数VIXは19.41と1.9%低下した。米10年債利回りは1.63%まで上昇した。ＮY外為市場で1ドル＝108.86円、0.1%安とドル安・円高が進んだ。一方、1ユーロ＝130.41円、0.5%高、1英ポンド＝152.03円、0.5%高と対円で小幅値上がりした。NY原油（WTI）はバレル64.57ドル、0.4% 安、北海ブレント、同68.00ドル、0.6%安と共に値下がりした。仮想通貨、ビットコインは5万7,984ドルと1.8%高で取引を終えた。NY市場の個別銘柄ではダウでボーイングが263.59ドル、3.3%高、1銘柄でダウを55押し上げた。キャタピラー、233.63ドル、3.2%高、47ポイントダウを押し上げた。ナスダックではテスラが704.86円、3.7%増、アマゾンが3,135ドル、1.4%高で取引された。

18日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「米ジョージア州アトランタのマッサージ店などで働く女性8人が銃撃され死亡、そのうち8人が韓国系アジア人だった。容疑者の男（21）が取り調べを受けている。バイデン大統領はアジア系アメリカ人に対する事件かどうかについては明言を避けた。」と伝えた。韓国KBSは「アトランタでの事件で韓国系女性が多く含まれていた。アジア系アメリカ人に対するヘイトクレームかどうかについてはFBIと法務省によると透明性ある調査が求められる」と伝えた。上海東方衛視は「米日2プラス２の外務国防会談で中国を名指しして非難した。断固反対する。」と伝えた。

フランス2は「フオンデアアライアンスＥＵ委員長はＥＵ域内の移動制限緩和の方策としてワクチン接種、PCR証明などをＱＲコードによって承認するデジタルグリーン証明書を発行して遅くとも6月末までに始める準備を始めたと語った。フランス、ベルギーは反対。観光業界に支えられているギリシャなどは期待している。」と伝えた。ドイツZDFは「ドイツでは新たな新型コロナウイルス感染者数が一日当たり13,435人再び増加に転じた。そこへもってきてアストラゼネスワクチン接種一時中断でさらにワクチン接種が遅れる見通しが明るくてきた。」と伝えた。17日、ＷＰ紙電子版は「ユニセフによれば2019年世界で5歳以下の子供の死亡者が140万人、2020年はコロナでさらに増えた」と伝えた。（了）

米OMC会合後のパウエル発言待ちで様子見、利益確定売りでＮY株反落、一方、アストラゼネカワクチン接種後の脳内血栓症増加で欧州でワクチン接種に遅れ（学校で教えてくれない経済学）

16，17日開催のＦOMC会合後のパウエルFRB議長の記者会見での発言で長期金利の今後を見極めたいと様子見、4連騰の後でもあり利益確定の売りが出て16日のNY市場ではダウが32,825ドル、127ドル、0.4%安、Ｓ&P500，3,962，0.2%安、ナスダック、13,471，0.1%高、ほぼ横ばいで取引を終えた。米商務省の16日発表では2月の米小売高が寒波の影響で前月比3%減も過去3月合計では増加した。ワクチン接種が進展、追加の経済対策による個人消費増加、小売店、レストラン再開の動きもあり小売高は増加継続との見方が多い。

恐怖指数VIXは19.79 ,1.2% 低下、米10年債利回りは1.585%から1.621%まで急激に上昇した。NY市場は1ドル＝108.97円、1ユーロ＝129.69円、1英ポンド＝151.35円で取引された。NY原油（WTI)はバレル64.95ドル、0.7%安、北海ブレント、同68.53ドル、小幅安と3営業日続落した。NY金はオンス1，730.10ドル、0.1%高とほぼ横ばいで終えた。ビットコインは5万6，338ドルと1.3%高で取引された。NY株個別銘柄の動きではこのところ値上りしていたボーイングが255.21ドル、3.9%安、一銘柄でダウを68押し下げた。一方、ホームデポは282.08ドル、1.3%高、ダウを23ポイント押し上げた。ナスダックではテスラ、676.88ドル、4.4%安、ズームビデオ、335.06ドル、4.3%安が目立った。一方、米国で初めて子供用ワクチンの試験的接種をはじめるとの発表を受けてナスダック銘柄のモデルナ株が156.02ドル、8.6%急騰した。

17日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」で米ABCは「米モデルナ社が子供用ワクチンの有効性を確かめるため生後6月から11歳までの子供6,750人が参加して治験を始める。16日時点、米国で人口の12%がワクチン接種を受けた。一方、米国全体では新型コロナ感染者数に明らかな減少が見られるが14州では増加している。欧州ではアストラゼネカワクチン接種により血栓で死亡者が出たことから一時的に接種停止を決めた国が10国を上回った。子供用ワクチン接種の治験でどのような結果が出るか注目される。」と伝えた。

英BBCは「ジョンソン英首相は16日、英議会で演説、EUからの離脱に伴い英国の安全保障体制見直しの一環として核戦力強化を目的に核抑止力強化する。核弾頭現状160を260へ拡大すると表明した。一方、インド太平洋地域関与を深めるため空母クイーンエリザベス派遣を決めた。」と伝えた。フランスF2は「仏ブルターニューで既存のPCR検査では陰性だった患者8人が死亡した。そのうち7人が英型でも南ア型でもないブラジル型でもない仏型変異ウイルスであることが判明した。16日、過去24時間以内での新型コロナ感染者数は29,975人と依然高いレベルで増加している。ICU使用率は100%近い。」と伝えた。ドイツZDFは「アストラゼネカワクチン接種を欧州医薬品局発表迄一時的に停止、この日接種を予定していた多くの会場は閑散としている。WHOはアストラゼネカワクチンと脳内での血栓症との因果関係は認められないと発表した。」と伝えた。中国CCTVは「米日2プラス2会合での中国を脅威とする共同声明に断固反対すると報道官は話した。」と伝えた。（了）

FOMC開催を控えて様子見の中でＮY株続伸、一方、アストラゼネカワクチン接種を独仏伊3国が揃って接種一時停止を発表とＷＳＪ紙電子版（学校で教えてくれない経済学）

1 アストラゼネカ・ワクチン接種一時中断を伊仏独が発表した。医療関係者は血栓による
死亡との因果関係なしと声明を出した。②米中古住宅販売高がパンデミック下、住宅ローン金利上昇見越した買いで増加している。③飛行機の利用客が当局の警告にもかかわらず増加している。空運関係者は強気だと15日、WSJ電子版は伝えた。15日、ロイター電子版は「3月のNY連銀景況感が発表、6月先の予想指数で、雇用者数が2月データの16.6から31.4へ増加、予想23.3を上回ったことに市場関係者は注目、NY連銀の発表は他の米連銀景況感の先駆けとなると見ている。」と伝えた。週明け15日のNY市場はFOMC会合を週末に控えて長期金利に関するパウエル発言待ち様子見の中、ダウは32,953ドル、174ドル、0.5%高、S&P500、3,968，0.7%高、ナスダック、13,459，1.1%高で取引を終えた。恐怖指数VIX,20.03，3.2%低下、米10年債利回り、1.607%、1.7%低下も高止まりしている。

NY外為市場では1ドル＝109.12円、1ユーロ＝130.19円、1英ポンド＝151.71円と前週末比ほぼ変わらず。NY原油（WTI）、バレル65.28ドル、0.5%安、北海ブレント、同68.75ドル,0.1%安、小幅に下げた。NY金はオンス=1，730.10ドルと横ばい、ビットコインは5万6,715ドルと3.9%値下がりした。個別銘柄ではマクドナルド、220.46ドル、3.8%高、ダウを一銘柄で53ポイント押し上げた。住宅銘柄のホームデポ、278.54ドル、2.0%高、ダウを35押し上げた。ナスダック銘柄ではテスラ、707.94ドル、2.1%高、700ドル台へ復活、一方、アマゾンは3，081.68ドル、0.3%安と小幅下げた。

16日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でフランス2は「マクロン仏大統領は、16日演説、アストラゼネスワクチン接種をEU医薬品庁調査結果発表の18日まで一時的に停止すると述べた。アストラゼネカ・ワクチン接種後、デンマーク、イタリアでも血栓症による死亡者が出ている。一方、フランス国内で15日確認された1日当たりの新型コロナ感染者数は人口10万人当たり405人へ増加した。フランス国内の病院でのICU占拠率はほぼ満杯の状態である。重症患者の70%が変異ウイルスによる感染者が占める。感染3波を深刻に懸念している。」と伝えた。

ドイツZDFは「①フランスにならいドイツもアストラゼネス・ワクチン接種中断を決めた。医療関係者やアストラゼネカ社は血栓症による死亡とアストラゼネカワクチンとの直接的関係はないと言明している。変異株ウイルスとの因果関係を調査している。今回の一時停止措置によりアストラゼネカへの信頼性が著しく低下した。欧州でのワクチン接種に益々遅れが生じる懸念が出て来た。②ドイツ南西部2州で、行われた州議会選挙で与党CDU(キリスト教民主同盟)は2州とも第2党にとどまり、得票率過去最低に落ち込んだ。メルケル首相後継を決める9月の与党首相候補をめざすアルミン・ラシェットに痛手となる。」と伝えた。シンガポールCNAは「インドネシア政府はアストラゼネカワクチン接種の一時停止を決めた。WHOは同ワクチンと血栓の因果関係は認められない」と発表した」と伝えた。（了）

亡父月命日の供花を描きました（スケッチ&コメント）

供花

画・江嵜 健一郎

亡父の月命日は4日であるが3月は1週間以上遅れてしまった。仏前の供花をスケッチした。

いつものように阪神御影駅そばの田中花店を訪れる。亡父は花が大好きだった。お別れの日も道具立ては正直何もいらない。祭壇を花だけでもいいからとお願いした。月日の経つのは早いもので17，8年前の出来事となった。

お店に若奥さんがいるとほっとする。所定のお代とその日までに描いたスケッチ一枚ハガキ大コピーを渡して店内隅で待機するのが習いだ。予算オーバーで申し訳ないくらい花がふえていくことがわかる。

今年の神戸市高齢者美術作品展にはグロリオサの花をＦ10号サイズで描く予定にしている。当店にグロリオサが入荷したら自宅に電話をお願いしている。更地の花は時々スケッチしているが、本画としては、ここしばらく景色や電車内風景などで花の絵はご無沙汰している。

花を描いているとこちらも元気をもらえるが、気のせいかもしれないが、花にも気持ちが伝わるのであろうか。花が生き生きしてくるように思えてくるから不思議だ。描き終わると、空気が抜けたように花の精気がなくなる。

人と人でもそれは同じで、止むを得ないとは頭では分かっているが、この一年、コロナの影響でリモート会議とやらがもてはやされている。人と人と膝附き合わせてコミニュケーションをとらないと本当のところのお互いの気持ちは伝わらないような気がしてならない。コロナ終息の日が待ち遠しい。（了）

米国は夏時間に14日から入った。バイデン政権は2年後米中間選挙に向けて動き始めた、一方、中国は習近平総書記のお2035年体制確立へ開始とJBＰｒｅｓｓ，近藤大介氏（学校で教えてくれない経済学）

米国は14日（日）から夏時間に入った。NY市場は日曜日でお休み。15日朝放送のNHK/BS[ワールドニュース]で前日まで日本時間朝8時半放送が朝7時半に繰り上がった米ABCは「春の嵐が米西部コロラドデンバーを襲った。積雪50，60センチで主要道路が閉鎖された。多くの場所で被害が出ている。一方、春休みに入り、長期に閉めていたアスリート・ジムなどが再開した。」と伝えた。フランスF2は「コロナで巣ごもり生活を経験したが先に進め、あるフランスの研究機関の企画で40日間の洞窟生活で人間はどこまで耐えられるかを試みる。ボランタリーで29~50歳までの男女が参加した。水と簡易食のみ携行。バラバラバラの生活となる。地下45メール、10，11℃だが湿度は80%と高い。将来は宇宙空間での生活まで含めて展望は大きい。」と伝えた。シンガポールCNAは「ワクチン接種が各地保険所で始まった。住民は無料でやってくれるので助かる」と話す様子を映した。

14日、FT(フィナンシアルタイムズ）電子版は「EUメンバー国間でワクチン供給（接種）状況で著しいい格差が生まれている。フランス政府は自国のやり方で進めると警告した」と伝えた。14日、WP(ワシントンポスト紙）電子版は「バイデン政権は1.9兆ドルコロナ特別法案をクリアした。次の目標としてインフラ、クリーンエネルギー、教育へ進む意向だ。景気刺激策では早くもサプライチエーンで部品不足はじめ軋轢が出始めている。コストアップが新たな課題となる。」と伝えた。WP紙、JoannaStern氏は「コロナ危機1年が経過した。習日はオフィス、残りは自宅の全く新しいワーキングシステムの模索が始まりつつある。」と書いた。WP紙、SusanneOiver氏は「Gmail,Zoom or Slack」のタイトルでＧmail(グーグル提供の無料サービス)、Zoom(ビデオによる遠隔会議)、Slack(チームとしてコミニュケーションを行う方式。ファイルの共有など)のコロナ後のコミニュケ―ション在り方の模索が始まった。」と伝えた。

14日、ヤフー電子版によるJB Press掲載記事で近藤大介氏は「中国全人代が3月11日に閉幕した。習近平総書記より10歳若い湖春華副首相外しが改めて明らかにされたとの中国政界ウオッチャーは見ている。昨年9月に「外堀」が埋められた。今回3月に「習近平国会法」の制定で「内堀」が埋められた。習総書記は2023年3月をクリアしたあと、プーチン同様の半永久政権を意味するさらに10年後の2033年までを見据えた動きである。」と書いた。14日、JBPressは「王毅外相は習近平総書記の忠実な部下として10年勤め上げた人物である。11日閉幕した全人代後の記者会見で共同通信の記者の尖閣諸島をめぐる海権法との質問に日本との関係を重視していると言葉選びしながら答えたが軍部に対する内向きの発言の狙いが大きかったと見られている。今の段階で尖閣問題で日本と事を荒立てたくない。習総書記の日本訪問を実現したいとの意志の表れと見られる」と伝えた。

バイデン政権は2022年の米中間選挙を見据えた動きがワシントンでは露骨にはじまった。中国では習近平体制確保に向けた動きが鮮明になった。菅政権の鼎の軽重が問われる。（了）

ワクチン接種、米景気対策期待からダウ、S&P500,ともに過去最高値更新も、長期金利の指標、米10年債利回り1.625%へ上昇でナスダックは下げる（学校で教えてくれない経済学）

バイデン米大統領は「5月1日には米国成人全てにワクチン接種が可能となる」と12日語った。11日、バイデン大統領は1.9兆ドル追加経済対策法案に署名した。12日、WSJ紙電子版は「追加経済対策、ワクチン接種進展,商業活動の漸次再開で経済拡大期待から12日、NY市場はダウ、S&P500は過去最高値を更新した。ナスダックは、長期金利上昇を受け下落した。ただ、週間ベースではダウ（4.1%高）、S&P500（2.6%高）、ナスダック（3.1%高）とそれぞれ値上がりした。」と伝えた。

ロイター電子版は「①12日発表の3月度の米ミシガン大学消費者信頼感指数は83.0と2月の76.8から大幅上昇した。来年の期待インフレ率は3.1%、5年先は2.7%、②ECB(欧州中央銀行)は米国の1.9兆ドル追加経済対策を巡り激しい議論が行われた。ECBによる債券購入総額は据え置くが購入テンポが緩慢だったことを認め大幅に前倒して欧州景気回復を促すことが決まった。ただ、ワクチン接種も欧州では大幅に後れが生じている。米国と対比して欧州経済回復の遅れが目立つ。」と伝えた。

12日、NYタイムズ電子版は「米国は日本、インド、豪州、オンライン首脳会談を開催、ワクチン供給でパートナー関係を堅持することを確認した。ただ、バイデン大統領はワクチン供給は米国第一であり、米国として具体的約束（コミット）はなかった。」と伝えた。「菅首相は「米豪印との4国首脳会議を開いた。コロナウイルスワクチン接種での支援、海洋進出の中国に反対することを訴え支持を得た。ブリンケン米国務長官が司会を務めた。」と13日のロイター電は伝えた。

12日、NY市場でダウは32,784ドル、292ドル、0.9%高、Ｓ&P500、3,943，0.1%高、過去最高値を更新。ナスダック、13,319，0.6%安だった。ダウではボーイング、269.07ドル、6.8%高、1銘柄でダウを112ポイント押し上げた。キャタピラー、229.13ドル、4.3%高、ダウを61押し上げた。一方、ナスダックでは、テスラ、693.73ドル、0.8%安、ズームビデオ、346.39ドル、2.5%安、アマゾン、3，089.49ドル、0.8%安と主力銘柄が値下がりした。恐怖指数VIX,20.78 ,5.2%低下、米10年債利回りは1.625%へ上昇した。NY外為市場では1ドル＝109.01円、0.5%高、1ユーロ＝130.57円、1英ポンド＝151.82円で取引された。NY原油（WTI）はバレル 65.59ドル、北海ブレント、同69.19ドル、NY金はオンス1,723ドルとともに前日比横ばいだった。ビットコインは5万6，602ドルと2.1%反落した。

閑話休題。長年お世話になった近くの喫茶店がコロナの影響で閉店になったのは昨年6月末だった。同店と道一つ隔てたところにあるガソリンスタンドの店長と昨日立ち話する機会があったが、いまだに新しい入り手が決まらない。目抜きの好位置にある当のガソリンスタンドもりコロナ以前から下げ基調にあった。厳しいです。」と話していた。日々米国の景気のいい話を見聞するにつけ日本との彼我の差の大きさを痛感しながら週末を迎える。（了）