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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

Jリーグ25年

2018-05-20 08:37:46 | サッカー
 
 1993年5月15日(土)。
 今はもう解体されてしまった東京・国立競技場にて「ヴェルディ川崎vs横浜マリノス」を、マリノス側ゴール裏から観戦していた。そこそこの倍率だったと思うが抽選で当たった〈プラチナチケット〉は、今でも僕の宝物。

 野球部に入っていた兄貴のマネをしたくなくて、中学ではサッカー部に入り、小さい体で(今からすれば)重い重いボールを蹴っていたもの。それから20年、世界的な競技というのは知っていたが、この日本にプロサッカーが誕生するとは思っていなかっただけに、〈Jのテーマ〉やチアホーンが鳴り響く中登場した〈サッカーキング〉やきらめくスポットライトを目にしながら、「サッカーやってて良かった。生きてて良かった」と泣けてきたもの。僕の人生の中でも、最も幸せだった瞬間の一つ(英語の文章みたいになってしまった)。それもこれも(今の僕とほぼ同じ年齢の)川淵チェアマンはじめ関係者の努力があればこそ。
 ジーコ(鹿島)にリネカー(名古屋)にリトバルスキー(市原)に、世界でも超一流の選手もたくさんいて、それはそれはワクワクしたもの。

 そして25年、シンボルマークに明治安田生命のロゴが入っていささか興ざめながら、まだまだ続いているのは嬉しい限り。ただ時代の流れか、開幕戦を飾ったマリノスはフリューゲルスを吸収して「F・マリノス」となり、一方のヴェルディは本拠を移して「東京ヴェルディ1969」となりJ2から上がれないでいる。
 また慣れ/飽きてきたこともあって、当初ほど面白く試合を見ることは少なくなった。上位同士の対戦を除くと退屈な90分間であることが多い。パスは通らないしすぐタッチに逃げるしトラップ大きいしシュートふかすし。だから最近は、時間もったいないので、筋トレやりながらパソコンやりながら見ることも。イングランド・プレミアリーグの「トットナムvsレスター」を見たけれども、全然違う。
 そう言えば少年サッカーでも、タッチラインにボール出した子供に監督が「よーし」と言っているのをよく見る。いいのかねえ(僕も現役の頃はすぐ出していたけれど)。欧州CLやクラブW杯なんか、ボールがなかなか外に出ないので集中して見ていられるし、90分間もアッと言う間。ボール出すもんかという、意地みたいなものがあるのかもしれない(皆さんもそういう目で見てみてください)。タッチに出す出さないは、技術の問題と言うより、おそらく気持ちの問題。Jリーグも、いつかはそうなってほしいもの。
 ブラジルなんかのストリートサッカーでは、タッチラインも、ひょっとしたらゴールラインもないんじゃないか。であれば、タッチに逃げる発想自体、そもそもないはず。

 さてさて、ポドルスキに続いて神戸にイニエスタが入るかもしれないとのこと(これまたワクワク)。現役のスペイン代表だから、おそらく日本では飛び抜けて上手いはず。ただチーム競技なので、一人二人傑出していてもそうそう勝てるものではない。これはじき始まるロシアW杯にも言えることで、世界的選手がいない日本代表でも、チーム力が上であれば一流ストライカーのいるチームに勝てる、かも。
 …期待と希望を込めて。

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サッカーあれこれ

2017-12-03 10:41:11 | サッカー
 
 最後の最後に国名が呼ばれ、ロシアW杯本大会で日本はH組に。フランスやスペイン辺りとやってもらいたかったが、くじ運良かったのか悪かったのか、地味なグループである。豪州や韓国、イランに比べたら楽なようだけど、海外ではあまり注目集めないような気もする。
 いずれにしても、強豪国と当たるまで勝ち進んでほしい。ただ、タッチラインに出る回数が、Jリーグでは多過ぎる。その都度集中が途切れるし、見ていてつまらない。あとトラップが大きいのも目立つ。強いチーム相手では、すぐボールを取られてしまうはず。
 しかしイタリアやオランダが出ないのも寂しい限り。FIFAランキング55位の日本が出るのも申し訳ないほど。
 ところで本大会の参加国が、今の32から48になるそうだ。実力差ありすぎで間延びした“消化試合”が増えそうだし緊張感減るし、僕は反対。

 J1リーグはフロンターレが涙の逆転初優勝。特にファンでもないけれど中村憲剛ほか、おめでとう! 小林悠も、いいストライカーになった。もうじき始まるE-1でも活躍してほしい。
 一方、最後2試合引き分けに終わったアントラーズ。しぶとくタイトルを獲ってきたかのチームとしては、らしさがなかった。長いサッカーの歴史では、こんなこともあるのだろう。試合後のインタビューを受けていた昌子源は、逃げずに応対していたし立派。(この選手はいい面構えをしている)
 さて我らがエスパルスは、最終戦で勝ってようやく残留を決める始末。けが人が多かったせいもあるらしいが、J2から上がってきた年に残留争いしている時点で「負け」だろうと思っている。今度落ちればサポーターやめようかと思っていたほど。

 片やプロ野球。10ゲーム差あろうがなかろうが、ハンデ付けられるとは言え日本シリーズに出られるってのはやはり変だ。勝ち点1、得失点差1のギリギリの勝負をしているJリーグに比べ、何とも締まりのないこと。
 CSで観客増えるらしいが、「一投一打に賭ける」野球の精神にも反するのではかいか。

 JリーグにしろW杯にしろ、闘いはまだまだ続きます。関係者の皆さん、大変でしょうが力を尽くしてください。僕も応援しています。
  

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ロシア行きが決まって

2017-09-24 08:03:48 | サッカー
 
 最後サウジに負けたものの、サムライブルーがロシア行きを決めた。めでたい目出度い。ただ、アウェーだろうが何だろうが、アジアでダントツに強くなければ世界には通用しないだろうと思う。

 本戦に向けてのメンバー選定や強化はすでに始まっているはずだが、ブラジルW杯直前のように「NHKスペシャル」で日本代表の戦法を滔々と放映するのはやめてほしいものだ。日本のサポーターに向けてのものだったろうが、世界のライバルたちにも知らしめたはず。(サッカー協会もよく許可したもの)
 リスク管理という意味では、甘かったと言わざるを得ない。前回の惨敗の一つの要因だったろう。

 その反省もあってか、ハリルホジッチ監督の戦法は変幻自在というか、相手チーム/状況に合わせていろいろと変えるというもの。これはこれでいいことだと思うが、世界はまた裏をかいてくるのかも。
 いずれにせよ、ベスト8以上目指して、選手もスタッフもガンバってほしい。

 ところで、サッカーは特に道具もいらないしルールもシンプルなので、これだけ世界に広まっている。文法がシンプルなため世界共通語みたいになった英語みたいなものだ。
 球技は世の中たくさんあるし、言語もたくさんある。例えるとこんな風になろうか。
    サッカー ・・・ 英語
    ラグビー ・・・ ドイツ語
    バレーボール ・・・ フランス語
    バスケットボール ・・・ スペイン語
    テニス ・・・ イタリア語
    卓球 ・・・ 中国語
    野球 ・・・ 日本語
 さてさて、各地の予選結果も楽しみだし、本戦の組み合わせも、楽しみ。

 
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J総括2016

2016-12-11 11:12:03 | サッカー
 怒涛のJリーグ・チャンピオンシップにJ1昇格プレーオフに、と立て続けに終わり、今年の日本サッカーも天皇杯を残すのみとなった。
 この3月の時点で、松木安太郎氏は広島、ガ大阪、浦和、鹿島を優勝候補に挙げており、また中山雅史氏は鹿島を挙げていた。見事的中といったところである。

 「ジーコスピリット」の鹿島アントラーズはさすがと言うべきか、浦和レッズがふがいないと言うか。槙野にしろ柏木にしろ、前々から人目を意識しすぎた甘っちょろい/カッコつけた所があって、ギリギリの勝負の世界では負けるのも仕方ないなあ、と思っている(ファンの方には申し訳ないが)。鹿島の柴崎や小笠原の顔つきを、見てみるがいい。
 CSではまだタイトルのない川崎を応援していたが、小林悠の欠場が痛かった。もし出ていれば、と言うと「たられば」になってしまうが、見てみたかったなあ。
 そうそう、CS決勝第2戦。テレビ欄の文章を縦に読むと「歴史に残る熱戦を」となっていたようだ(既に皆さんご存じのとおり)。どうもそのとおりになったような。
 さて鹿島。年間勝ち点3位ながら、クラブW杯初戦ではオークランドシティに見事逆転勝ちして、その実力を遺憾なく発揮してくれた。去年の広島も良かったが、今回の鹿島もなかなか。このまま決勝まで行ってほしいところ。
 クラブW杯は、ほとんどレアル・マドリードで決まりのような気もする。勝ち負けはともかく、素晴らしいプレーに酔い痴れたい。

 我らが清水エスパルスが1年でJ1に復帰したのも嬉しい限り。J2の戦いに苦しんで、チームとしてひと回り大きくなったであろうことを期待している。来期はまた苦戦も予想されるが、また降格することのないよう、できれば優勝争いまでしてほしいところ。
 セレッソ大阪が復帰したのも喜ばしい。柿谷に山口蛍に、いいメンバー揃っているし。あの桜色のユニホームが、またJ1の舞台で見られる。

 そう言えば、あの鹿島サポーターの「おーお・おおお」「うーアントラーズ」というのはリズミカルでいい。あれで相手チームもかなり威圧されていることだろう。清水のサンバのリズム「オオオーオオオオオー」というのもなかなか。
 それから、チーム名を連呼する場合、例えば磐田や名古屋だと「ジュビーロいわた」「なごーやグランパス」と間延びするのに対し、セ大阪だと「セレッソおおさか」と一番ゴロがいいようだ。まあどうでもいいことだが。
 



 
 
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奇跡の45+6分間

2015-12-06 10:57:12 | サッカー
 
 堅い守りのサンフレッチェがミスから先制点を許した後、シュート性の球をドウグラスがヘッドで決めて同点。すぐにガンバが今野の技ありシュートで追い付き、勝負あったかに思えたが、選手交代がうまく効いたサンフレチェがロスタイムにポンポンと押し込んで、3-2の見事逆転勝ち。
 11年ぶりに復活したチャンピオンシップ決勝第1戦のこと。そこをモノにすると断然有利だったとはいえ、いやいやシビれる試合だった。何より、ボールがタッチを割ることが非常に少ない。J1でもすぐタッチに逃げる試合を見せられて「草サッカーじゃあるまいし」と感じていたのだが、レベルの高いヨーロッパのような試合がJで見られる日が来るとは思わなかった。
 CSでは伝説的なゴールや試合が生まれるもので、この試合もその仲間に入ることだろう。二度と見られない、サッカー史に残る名勝負だったと言っていい。勝ったサンフレチェだけでなく、好敵手ガンバがあればこそ。両チームそしてサッカーの女神に、感謝。
 両者第1戦で力を使い過ぎたか、第2戦はあまり点も入らず、1-1の引き分けでサンフレチェ広島の優勝。森保監督、4年間で3度の日本一とは、素晴らしい。
 …CSの良し悪しはあるけれど、これだからやめられない。


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あぁエスパルス

2015-10-18 07:17:40 | サッカー
 
 終盤に入っての4連敗で〈オリジナル10〉の清水エスパルス、ついに降格。諸行無常とは言え、Jリーグ開幕時ヴェルディと覇を争った名門の、見る影もなくなってしまったのは誠に残念。ただ、去年奇跡的な残留を果たしているのだから、今年残留争いをした時点で“負け”と言えるだろう。

 サンフレッチェとの試合だったか、両チームの体つきに明らかに差が見られ、「こりゃ勝てんわ」と思ったもの。『エスパルスニュース』でOB達が「強い気持ちを持って」と口々に言っていたが、そんなもんじゃなくて、シーズンオフやキャンプでの体づくりからしてダメだったんじゃないか。よくお相撲さんが体大きくなって強くなるように、厳しいトレーニング/走り込みがやはり必要なんだろう。そういう意味では、初期のレオン監督なんか、それはそれで合っていたのかも。
 あと、シュートがまとも過ぎ。メッシ並みとまでは言わないが、相手ゴール前でのひと工夫はあってもいい。

 さてさて、来年はJ2での戦いとなる。ジュビロとの静岡ダービーがあるのかどうか分からないが、レッズやサンフレッチェ、ガンバが一度落ちてから常勝軍団になったように、またイタリア・ユベントスが降格してから快進撃を続けているように、我らがエスパルスも早いところJ1に戻って強くなってほしいもの。
 どうか頼むから、僕の目の黒いうちにJ1リーグを制覇してくれ。

 〔写真はたしか、2007年時のもの〕

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Jリーグそして総選挙

2014-12-07 13:49:16 | サッカー
 
 今年のJ1はガンバの見事な逆転優勝。相手ヴォルティスがいい試合やってくれたので見応えがあった。どうせならJ1昇格では初となる3冠を達成してほしい。
 勝負弱いレッズは最後残念。我らがエスパはヒドい試合内容ながらも残留、そしてライバルのジュビロはまさかまさかの逆転ゴールを許してJ1上がれず。
 サッカーに限らず、スポーツの場合はこのようにやってみなければ結果はわからないもの。それがまた面白いところ。

 ところで今度の総選挙は、どうも自民が圧勝らしい(どこかの国みたいに「一党独裁」とならなければいいが)。各新聞とも同様な調査報告となっているから、おそらく正確であり、実際の結果も似たようなものになるのだろう。誰に聞いたのかは知らないが、僕がまだ投票先考えているのに結果的なことを聞かされるのは、実に面白くない。出来合いの選挙に行く気にならなくなる人も、多いんじゃないか。
 ひょっとしたら将来、超スーパーコンピューターによって、先の天気はおろか人の一生も全部わかってしまうことになるのかもしれない。その場合、生きる意味があるのかどうか。

 さてさて、もう少ししたらJ1昇格を賭けた一戦もある。モンテディオファンには悪いけれど、やはり〈オリジナル10〉であるジェフに勝ってほしいところ。
 

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ネイマール・メッシ・マラドーナ

2014-07-13 10:13:16 | サッカー
  
 ネイマールがいないとはいえ、ブラジルが7点も入れられるとは思わなかった。キャプテンでもある守備の要・チアゴシルバが出場停止だったのも災いしたか。(ブラジルサポーター可哀想…)
 あと2センチずれていたら下半身不随になっていたそうだが、そうならなくて本当に良かった(サッカーの神様に感謝)。人間的にもひと回り大きくなって、帰ってくることだろう。

 そう言えば、日本が初戦でコートジボアールに失点した時も、キャプテン・長谷部はベンチであった。
 失点してシュンとなった際、彼らみたいに手を叩きながら味方を鼓舞する選手は、やはりピッチ上には必要と思われる。いかにテクニックに優れていようと、チームプレーである以上はチームをまとめる術も心得た人間がいないと。
 これは何もスポーツに限らない。専門的に優れたメンバーが揃っていても、全体的に指揮する人間はやはり必要。専門家は時に「専門外のことは知らんよ」となってしまうし。
 ブラジルの選手たちが「わしゃ知らんよ」となったかどうかは、知らない。ただ、世界トップレベルのブラジルでさえガタガタになるのであれば、我らが日本代表が続けざまに2失点したのも無理からぬこと。(人間が共同で作業する限り、そういう落とし穴は付き物なのかも)

 3決でも、立ち直れないブラジルは敗れてしまった。4位という成績は立派なものだが、優勝を目標としていたブラジルとすれば、完敗2戦で終わったのは無念の極みだろう。選手に監督、そして国民のメンタル面も心配になる。

 さてこのひと月間、寝不足になりながらも充分楽しませてもらった。優勝はドイツが堅いところだが、メッシにもあのトロフィーを掲げてもらって、英雄マラドーナに並んでもらいたい。1990年イタリア大会のような悪質なファウルは、もうないはずだし。(悪質なファウルが当時なければ、マラドーナもあれほどグレたりはしなかったろうに)
 どちらが勝ったにしても、「やはりドイツ」「やはりメッシ」ということになるのだろうと思う。(そう言えばメッシって、爆笑問題の田中に似てるよね) 

 それにしても、W杯中継ではたっくさんの美女から笑顔や投げキッスを受けることができた。これはこれで、ありがたいこと。
 〔写真はNHKの sports onloneより〕

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ニッポ~ン!

2014-06-29 12:08:45 | サッカー

 W杯初戦で勝ったチームの決勝トーナメント進出率は85%、負けたチームの進出率はわずか9%、だそうだ。とすると引き分けたチームの進出率は100引く85引く9で、6%ということになる。
 …ここまで考えて、この計算は思いっきり間違えていることに気付いた。(それぞれ分母が異なるので)

 さて我らが日本代表、ブラジルにて一次敗退を喫してしまった。「所詮は初戦」という冗談はともかく、コートジボアールとの初戦がすべてだった。あるは出場しないと思われたドログバが交代で出てきたところで圧倒され、マークがずれて立て続けに失点。
 前半いい感じでパス回しもできてゴール決めたのに、後半は別のチームのようになってしまった。よくあることとは言え、前評判も高かっただけに何とも残念。3戦目は持ち直したものの、格上コロンビアに大敗。(どうもドイツ大会の時と同じ状況らしい)

 スペインにポルトガル、イングランドにイタリアまで敗退し、日本もその仲間入りしたことになるが、あまり嬉しいものではない。敗れ去ったそれぞれの国でも、反省や非難が行われているに違いない。
 こうなると決勝は「ブラジル×オランダ」「ドイツ×アルゼンチン」を見てみたい。フランス、メキシコ、コロンビアもいい感じであるが、優勝はアルゼンチンか。
 ところで、サッカーは強いけれども治安が良くなくて教育・医療に不備のある国と、サッカーは強くないけれども治安が良くて教育・医療が充分な国の、どちらがいいかと問われれば、やはり後者だと言わざるを得ない。

 我らが代表に話を戻そう。史上最強という呼び声高かろうとも(相手も「史上最強」なのかも)、親善試合でどんなに調子が良かろうとも、本番はまた違うのだということで、浮かれないこと。マスコミも僕らも、舞い上がっていたのかもしれない。これが今回の教訓。
 それでも、「ドーハの悲劇」から連続出場するまでになったように、ここからまた盛り返すことになるだろうし、盛り返してほしいもの。もちろん〈サムライブルー〉は引き続き応援したい。
 ザッケローニ監督そして選手・スタッフの皆さん、お疲れさまでした。

〔写真は asahi.com より〕




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ブラジルW杯間近

2014-06-01 13:33:02 | サッカー
 
 日本代表として、アフリカのチームやドイツと試合をしたことがある。MFやFWの位置で、見事なプレーを披露する。…と、これは何回か見た夢の中の話。現実としてのW杯ももうじき始まる。

 コートジボワールの司令塔が不調だの、コロンビアのエースがケガから回復していないだのいう話も入って来ているが、仮にファルカオのいないコロンビアに勝っても、それは喜び半分であるに違いないし、日本代表の面々も万全の相手と堂々と闘いたいはず。
 それはそれとして、今の日本代表は歴代最強との呼び声高いことだし、ベスト8は行って欲しいし、ベスト4もあり得ない話ではない。グループCで2位通貨なら、トーナメント1回戦でおそらくイタリアと。おととしのコンフェデ杯の時のような戦いをすれば、まず大丈夫。(ドイツ人と違って、イタリア人は諦めが早いような気もするし)

 大方の予想では、4強はブラジル・スペイン・ドイツ・アルゼンチン。南米有利ながら、そこは勝負事なのでどう転ぶか。できれば南米と欧州の決勝であってほしいし、個人的にはブラジルとの決勝でスペインがコンフェデの借りを返してほしいものだ。(あの時のスペインとは違うはず)、
 得点王争いやMVP争いも楽しみ。知っている人は知っていると思うが、ブラジルのダビド・ルイスは凄い。守備はもちろん、DFながら有効な攻め上がりをしてくる。

 で、日本の注意点をいくつか。吉田は時々ポカやるんで要注意。森重は気が強い分、試合に出られない時にクサらなければいいが。
 期待したいのはFW陣。今シーズン不調の柿谷や絶好調の岡崎に大久保、誰でもいいから爆発してほしい。
 それから、周りに対する感謝の気持ちをコメントしている内田選手も、いい線行きそう。

 そうそう、きのう「SAYONARA 国立」というイベントに行ってきた。国立競技場とはJリーグ開幕戦からの付き合いでもあるし(いや、ウルトラマンがアボラスやバニラと戦うのを見て以来か)。往年の名選手たちによるサッカーやラグビー、ブルーインパルスの編隊飛行、聖火リレーそしてレーザー光線を使った、陸上ほか過去の名場面の再現など。最後は僕ら観客もピッチに入ることも出来て、芝生に寝っ転がっていたのでした(思ったほどフカフカではなかった)。
 …さてさて、夢うつつになりながらも現実のW杯を楽しむことにしますか。

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