OHPシートも今は昔。プレゼンではPowerPointがほとんどになりました。ただ、きれいな見た目に対し、説明がイマイチの場合も。
僕自身決してウマいわけでもないのですが、心掛けていることをちょっと紹介します。
(もちろん世の中には『上手な説明のコツ』とでも称した本やウェブサイトはワンサカあるに違いない)
そもそも、話される内容/分量を知っているのは演者だけ。聞く方は聞く方で、どんなものなのか気になるところ。そこで、
1.まずは聞き手を安心させる
・スライド枚数を言うか、ページ番号を「5/8」と入れておく(全部で8枚なのか80枚なのかで、聞く体勢も違ってくるはず。プロでもこれ言う人はそういない)
・おおよそ掛かる時間を言う
・結論を先に述べる(もちろん最後にも) だから「結・起・承・転・結」となる
・全体像/趣旨/経緯も説明する
2.メリハリをつける
・覚えなくていい内容なら「覚えなくていい」と言う
・大事な箇所は「大事だ」と言う(当たり前!)
・直前に話されたことや職場の方針など他の件と関連付けると、イメージふくらむ
・世間のニュース/トピックスも盛り込むと、生き生きしたものになる
・画面の文章をそのまま読まない(目で追うスピードの方が速いので、聞く方はイライラする)
3.その他
・自分の一番いい、通る声で(声の高さミ~ソ(これがミソ!);部屋に籠って練習を)
・一度は〈笑い〉をとる(アメリカではジョークを入れないスピーチはバカにされるらしい)
・お坊さんの説法のコツ「初めしんみり、中おかしく、終わりとうとく」というのがあるらしい
4.要するに
・せっかく時間とって説明するのだから、聞く人に伝わらないともったいない。
・たとえ流暢でなくても、何を伝えたいのかを明確にしておく(何が伝わればOKか)
…職場の若い衆にも伝えているものの、なかなか。
以上、参考になりますれば。