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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

上戸彩「ムリ~」

2010-07-25 09:38:08 | 女の子
 
 オロナミンCのCMで、飲んで元気ハツラツになった次長課長の河本君から「好きです!」と言われた営業の上戸彩が「ムリ~」というのがある。
 CMだからもちろん上戸彩はセリフとしてしゃべっているだけだが、実際ああいうことがあれば、言われた女の子としては、受け入れられるかどうかを判断してOKか否かを答えることになる。
 この場合、いわゆる生理的に受け付けられるかどうかがとても重要になってくるわけで、男が単にカッコいいから選ぶというわけでもなさそうだ。ちょっと露骨ながら、自分の中に入れられても構わないかどうか、というのを女の子なら考えるのだと思う。

 昔みたいに親や親戚が選んだ相手と一緒になる、あるいは敵方の武将に半ば人質として輿入れする、なんてことは今ではほとんどなくなった。そのため、不幸な結婚というのは減っているのかもしれないが、その分、幸せになれたかもしれない結婚というのも少なくなっていることだろう。
 婚姻率も出生率も減少している日本であるが、これも致し方のないこと。そんなにカッコいい男、素敵な女ってのは、そうそういないもの。(だから、いい原石見つけて磨き上げるのが、一番いいのだと)

 「ムリ」という表現は、今は「ダメ」という意味で使われているようで、勧誘の電話なんかを断わるのにも有効だそうだ。参考まで。また、ファミレスで「水はまだありますか」という意味で「水は大丈夫ですか」というのも、最近の使い方。

 ところで上戸彩は、若い男たちにとって恋人にしたいタレント・ナンバーワンなんだそうだ。確かにかわいらしいし、変に色っぽすぎないのも、今風の草食系男子には合っているのだろう。そうすると、同じ子でも、時代によってモテ方は違うのかもしれない。
 僕の好みを書いておくと、上野樹里や貫地谷しほり、それと宮崎あおいもいいなあ、と思っているところ。
 

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似てるこの2人(第5弾;サッカー編)

2010-07-18 07:33:12 | 言葉/ナンセンス
 
 夢のような1ヶ月間も終わり。今回はサッカー編を。

・イニエスタ(スペイン代表)と
  高原直泰(元日本代表)
・スアレス(ウルグアイ代表)と
  森崎兄弟(サンフレッチェ広島)
・A・ペレイラ(ウルグアイ代表)と
  チャバララ(南アフリカ代表)
・ルガーノ(ウルグアイ代表)と
  ロバート・レッドフォード(アメリカの俳優)
・シュバインシュタイガー(ドイツ代表)と
  白鵬(大相撲横綱)
・モレル(パラグアイ代表)と
  酒井敏也(俳優)
・イ・ウンジェ(元韓国代表GK)と
  宮迫博之(雨上がり決死隊)
・イブラヒモビッチ(スウェーデン代表)と
  イアン・ソープ(水泳選手)
・山岸舞彩(NHKサッカーの女の子)と
  潮田玲子(バドミントン選手)
・早野宏史(サッカー解説者)と
  世良公則(&ツイスト)
・大竹一樹(さまぁ~ず)と
  三浦カズ(元日本代表)

 ところで僕の勤める会社には、ポルトガルのデコやフランスのリベリ、アルゼンチンのテベスに似た人たちがいるんだけど、ここで紹介できないのは残念。もちろん本人は、そんなことまったく知らないはず。

 〔写真は YOMIURI ONLINE より〕

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宴の終わりに

2010-07-11 09:19:45 | サッカー
 
 南アフリカW杯も決勝を残すのみ。どちらが勝っても初優勝だそうで、スペインの方が上だと思うが、日本と対戦したオランダに勝ってほしい気もする。

 今回は、前回のファイナリストがいずれも早々に敗退したのが印象深い。イタリアもフランスも、研究されていたのと同時に、進歩を怠ったツケだろうか。スペインやオランダも、そして我らが日本も、進歩しないことにはいずれ淘汰されていく。
 祇園精舎の鐘の声、栄枯盛衰、である。そういう表現が外国にあるのか知らないが、〈無常観〉というのを感じたかも。

 日本代表はまあ、サッカーが国技となっている国々と、よく戦ったものだ(デンマーク戦の3点目は、涙が出た)。岡田監督がそこまで考えてやったかどうかは分からないが、直前の方針変更で相手国に研究させる時間を与えなかったことが大きな勝因となったのだろう。また、日本ほど試合中に声掛け合っていたチームはない。チームワークはとても良かったと感じる。和の力、である。
 しっかし、日本人らしい〈勤勉な〉サッカーだった。アフリカや南米のチームでは、おそらくあり得ない。いずれにしても、イギリスのパブで飲んだくれているおっさん達からは、きっと「スマートじゃねえなあ」と思われているに違いない。時間はかかるけれど〈美しいサッカー〉を目指してほしいものだ。
 それこそ世界中で、日本代表のことが話題にもなったろう。本田は共通の友達みたいなものだから、海外との商談もはずんだに違いない。そしてまた、「日本をなめんなよ」というようなことも。

 どのチームにも、美談・秘話というものがあろう。そして「わが町の誇り」「僕らの学校の名誉」というのも、どこの国の代表選手にもあるのだろう。これもまた、世界的なイベントの効果。
 父母がいて、兄弟がいて、友人がいて、それぞれがそれぞれの選手を、チームを応援してるかと思うと、試合中泣けてしまうこともあった。
 活躍した選手はもちろん、ベンチで見つめるしかなかった選手、応援しに行った方々、お疲れさんでした。見たこと感じたことを、戻ってチームや家族に伝えてほしい。そうすることで、世界が拡がるし、Jリーグのレベルも上がっていく。

 今回の決勝で、世界のサッカーが変わるとも言われている。5年ほど前だったか、テクニックの野洲高が優勝して高校サッカーが変わると言われたが、今はどうなんだろう。変わったのだろうか。
 さてさて、次回ブラジル大会のエンブレムが発表され(タイミング絶妙)、もう4年後に向けて動き始めた。地元ブラジルはもちろん、アルゼンチンも巻き返しを図ってくるだろう。これまた楽しみ楽しみ。

 ところで国会議員も、国の代表という意味では“サムライブルー”と同じ。国民のレベル次第。だから参院選を経て今後日本がどうなるのかも、気になるところ。
 …あ、投票行かなきゃ。

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飲むや飲まざるや

2010-07-04 09:20:30 | エッセイ
 
 酒飲むか飲まないか、毎晩迷っている、という話。タイトルは、ご存じ「詰むや詰まざるや」という将棋の表現のもじり。

 若い頃は毎晩のように飲んでいたものだが、最近は週に2,3回。飲めば読書もテレビも中途半端になるし、翌日もボケから覚めるまで、無駄に過ごしたような気がしてしまう。平日は多少ボケててもいいが、休みの日に頭ボケてるってのは、ものすごく損した気分になる。
 だから、金曜や土曜の夜は、基本飲みたくはない。
 そもそも、酒飲んでウサは晴れるものでもないようだ。鬱屈が一時的に忘れられるようでいても、心の奥底にはしっかり残っているようだし。

 W杯見ながら一杯、という人も多いだろうが、ボケた頭で見ていてもあまり面白くないし、真剣勝負はやはりシラフで見ないといけないように思う。ただそうすると、祝杯(あるいは残念杯)をあげようとすれば夜中になってしまうのが難。
 一度オランダ戦の前に缶ビール1本飲んでしまい、半分ボケた頭で見て、全然気合いが入らなかったことがある。もちろんそれで負けたわけではないのだが、何だか悔しい。
 いっそのこと、飲むのやめてしまえばいいのかもしれない。
 そういう意味では、ノンアルコールビールというのは便利なものだが、ビールはおろか発泡酒にも及ばないのは残念。泡立ちも悪いし。(研究がもっと進めば…)

 とは言え、悪いことばかりでもない。タガ(抑制)が外れる分、突飛な発想が出てくるのはいい。ただ二日酔いの朝など、あちこちとりとめのないことしゃべるんで、カミさんからは「よく頭回るねー」と言われる始末。まあ今のまま、週数回、日曜・水曜に飲むことになるのだろう。
 そうそう、W杯ではいろーんなことを考える。また改めてまとめてみたいと思う。
 …寝不足なんで、きょうは短め。

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