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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

ウマ・ウシ・ライオン・サル・ヒツジ

2017-05-28 07:15:36 | エッセイ
 娘(18歳)が、どこかから聞いてきたという心理テストをやってくれた。
「ウマ・ウシ・ライオン・サル・ヒツジを連れて旅をしています。行く先々でこのうち1つずつを手放さないといけないのですが、どの順番で手放しますか」というもの。

 僕がヒツジ・ライオン・ウシ・ウマ・サルの順に手放していく、と答えを進めるにつれ娘が意外そうな顔をしていく。そして「どうしてサルを最後に残したのか」を聞いてくる。「遊べそうだから」と答えたら、それぞれの動物の意味するところを教えてくれた。僕が手放した順に言うと、ヒツジは伴侶/恋人、ライオンはプライド、ウシはお金、ウマは仕事、サルは子供、を象徴しているんだそうだ。何を大切に(無意識的に)思っているかが分かるというわけ。なるほど、言われてみれば分からないでもない。
 娘「ライオンが最後に残ると思った。お父さんプライド高いから」とも。カミさんも「そうそう」と。
 女の子と飲みに行ったりして、自分でも〈女好き〉なのかなあと思わないでもないが、女性とか恋人とか、ヒツジみたいにまとわりついて面倒臭くて、無意識的には実は苦手なのかもしれない。
 ところで最初にヒツジを手放したことについて、カミさん「えーっ!?」と(半分冗談で)ちょっと悲しそうだったのは申し訳ないことをした。ちなみにカミさんの順番は、ライオン・サル・ヒツジ・ウシ・ウマ。仕事就いていないのにウマ(仕事)が最後に残ったのは意外だった。娘が最後まで残したのはウシ(お金)。ウーン。
 かなり以前からあるテストのようで、ネットでもたくさん出てくる。だから知っている人も多いと思う。ライオンがトラだったり、意味するものが親だったりと、少しずつバリエーションあるようだけど。
 さてこの心理テスト以来、僕に対する娘の態度が(いい意味で)ちょっと変わってきたような…。

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松阪・御城番屋敷

2017-05-21 08:31:42 | 
 連休中時間が空いたので、カレンダーで見た松阪の御城番屋敷へ。


   松坂城跡より見下ろす


   松坂城跡の石垣


   松坂城跡の頂上


   松坂城跡登り口付近


   本居宣長旧宅中庭


   同・外観


   二棟の御城番屋敷の間にて


   八雲神社


   松阪駅


   夜の居酒屋:グレ(メジナ)のお刺身〔歯ごたえあってウマかった〕

   




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映画『ある日どこかで』 ほか

2017-05-14 09:46:47 | エッセイ
 休日の朝、カミさんたちが起きてくる前に一人テレビで映画を見る楽しみというのがある。

 けさも早起きして、先週水曜日(10日)放送の『ある日どこかで』を。時を越えたラブストーリーなのであるが、SF恋愛映画の名作というだけあってよく出来ており、それこそ時を忘れて見入ってしまった。『デストラップ』の時と同様、主演のクリストファー・リーヴは不思議な役どころをウマくこなしていたし、相手役の女性も清楚な感じでほれぼれするほど。テーマ曲ももちろんGood。
 同じ2時間画面に縛られるなら(失礼ながら)下手なサッカーやバラエティなんかより、こういう上質な映画を見た方がよほどいいと、特に最近は思う。人生限られていることだし。
 しかしスーパーマン役までやったクリストファー・リーヴの死は、今さらながら残念なこと。(もう12年以上経つんだ)

 BSプレミアムはコマーシャルが入らないから、映画館と同じく集中して見ることができるのがいい。ちょっと前には『ペーパー・ムーン』や『ティファニーで朝食を』を楽しませてもらった。さてまたいい作品に巡り会えますか…。

 ところで朝の連続テレビ小説『ひよっこ』もとてもいい。有村架純さんが主演だからと見始めたが、こちらはカミさんともども、ティッシュ片手に毎日見ている。『ちりとてちん』と同等、いやそれ以上にいいドラマ。昭和の香りもあちこちに見られて、できればあちらの世界に入って行きたいほど。
 

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合気道辞めました

2017-05-07 08:48:30 | エッセイ
 
 摩訶不思議な武道だと思って始め、十数年続けてきた合気道。もうじき参段というところでしたが、この3月を以って辞めました。
 いい仲間にも恵まれて楽しかったものの、ここのところまた忙しくて時間的/気分的に余裕が持てないのが主な理由。

・平日の稽古のほか連休のたびに特別稽古が入ること(休んでもいいのだが、いちいちその旨伝えるのも面倒くさい。好きな旅にも行けないし)
・先生の機嫌によって、時に荒々しい技になってしまうこと
・昔の親分子分みたいなことろがあり、忠誠を尽くさないといけないような面がある(「いい子」を演じるのに疲れてしまった)
・楽しいはずの飲み会でさえ、席順まで指定されてしまう

 ざっとこんなところ。武道の世界、あるいは体育会系はおおかたこんなものなのかもしれないし、聖人君子のようなことを先生に求めるのも酷なことなのかも。もちろん、いい話も聞けてタメになることもたくさんあったし、他の道場との交流もなかなか楽しかった。何より姿勢が良くなったし、身のこなしも軽くなった。でも、もういいや。

 念のため言っておきますが、合気道自体は素晴らしい武道で、それはそれは奥が深いものです。まだの方には是非お勧めしたいですし、今もやっている方は可能な限り続けてもらいたいものです。さほど無理なく続けられますし健康にもいいはず。
 なお、このブログではほとんど合気道のことを紹介しませんでしたが、言葉だけでその良さを伝えることはなかなか難しいというのがその理由です。
 …後ろ向きな内容で申し訳ない。



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