想いは目に現れると言うし、目を見ればだいたいその人柄はわかるもの…。
緊張するとまばたきが多くなるのはよく知られており、またまばたき多い人は落ち着きがないとも言われる。それはそれで「いい人」にも見えるのだが、何となく「頼りない人」と判断されてしまうし、どうしてもナメらえれてしまう。
たとえば一流のアスリート(大谷翔平や本田圭介、白鵬)は目をしばたたいたりはしないし、弁解している政治家や芸能人はその逆。
たとえば同じようにプロポーズしてくるにしても、目をぱちぱちしている男性より、まっすぐ目を見てくる男性の方に、おそらく女性は惹かれるはず。
きょう紹介するのは、1分40秒つまり100秒で落ち着きと自信を取り戻すことができるというもの。なお、表題はEテレ『100分de名著』のもじり。
まず両の目をつぶる。そして目を開け90秒間、まばたきをしないで我慢する。目ん玉がこそばゆくなるがそこは辛抱。(我慢できない時は目玉を上下左右にグルグル動かせば何とかなる)
90秒間我慢できたらまぶたを閉じて10秒間そのまま。(目に「ご苦労さん」と)
この合計100秒で、おそらく目をぱちくりしなくても済むように、つまり自信ありげに見えるようになり、必然的に自信が持てるようになるはず。
90秒にこだわる必要はないが、最低60秒は我慢したいところ。ちなみに目の調子良くなかったり異常あったりする方は、無理なさらぬよう。
なおこれは、桜木健古さんという人の著書『自分を鍛える本』に載っていたコツを僕なりにアレンジしたもの。電車の中でも仕事中でも授業中でも待ちぼうけ食っている時でも簡単にできるはず。
男なら男、お父さんならお父さん、上司なら上司として、周りから頼もしく見えるようになるだろう、と。もちろん「本当の」自信を付けるのはなかなか難しいことだが、これで少なくとも前向き/積極的になれ、多少のことでは動じなくなるはず(動揺することなど世の中そうはないもの)。お試しあれ。