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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

100秒de自信

2018-01-28 08:06:01 | こころ

 想いは目に現れると言うし、目を見ればだいたいその人柄はわかるもの…。

 緊張するとまばたきが多くなるのはよく知られており、またまばたき多い人は落ち着きがないとも言われる。それはそれで「いい人」にも見えるのだが、何となく「頼りない人」と判断されてしまうし、どうしてもナメらえれてしまう。
 たとえば一流のアスリート(大谷翔平や本田圭介、白鵬)は目をしばたたいたりはしないし、弁解している政治家や芸能人はその逆。
 たとえば同じようにプロポーズしてくるにしても、目をぱちぱちしている男性より、まっすぐ目を見てくる男性の方に、おそらく女性は惹かれるはず。

 きょう紹介するのは、1分40秒つまり100秒で落ち着きと自信を取り戻すことができるというもの。なお、表題はEテレ『100分de名著』のもじり。

 まず両の目をつぶる。そして目を開け90秒間、まばたきをしないで我慢する。目ん玉がこそばゆくなるがそこは辛抱。(我慢できない時は目玉を上下左右にグルグル動かせば何とかなる)
 90秒間我慢できたらまぶたを閉じて10秒間そのまま。(目に「ご苦労さん」と)
 この合計100秒で、おそらく目をぱちくりしなくても済むように、つまり自信ありげに見えるようになり、必然的に自信が持てるようになるはず。
 90秒にこだわる必要はないが、最低60秒は我慢したいところ。ちなみに目の調子良くなかったり異常あったりする方は、無理なさらぬよう。

 なおこれは、桜木健古さんという人の著書『自分を鍛える本』に載っていたコツを僕なりにアレンジしたもの。電車の中でも仕事中でも授業中でも待ちぼうけ食っている時でも簡単にできるはず。
 男なら男、お父さんならお父さん、上司なら上司として、周りから頼もしく見えるようになるだろう、と。もちろん「本当の」自信を付けるのはなかなか難しいことだが、これで少なくとも前向き/積極的になれ、多少のことでは動じなくなるはず(動揺することなど世の中そうはないもの)。お試しあれ。

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懐かしの『スパイ大作戦』ほか

2018-01-21 09:15:53 | エッセイ
 
 BSジャパン『スパイ大作戦』を見ていたら、『宇宙大作戦』カーク船長役のウィリアム・シャトナーが出ていた。いずれの番組も、子供の頃に楽しませてもらったもの。ちょっと列記してみる。

『スパイ大作戦』
 変装やら仕掛けやらで相手をだます。バーニー役のグレッグ・モリスがいい感じ出していた。

『宇宙大作戦』
 舞台は宇宙ながら、哲学的な示唆に富んでいた。ミスター・スポックやドクター・マッコイもいい脇役。

『宇宙家族ロビンソン』
 ドクター・スミスが悪い奴だったってことは、よく覚えている。

『タイムトンネル』
 トニーとダグ。確か今も時空の狭間をさまよっているはず。

『刑事コロンボ』
 推理はもちろん、人間ドラマとしても面白い。

『X‐ファイル』
 異星人もの。まだ続いているのかもしれないが、ジリアン・アンダーソンはちょっと官能的。

一方日本でも、

『怪奇大作戦』
 ちょっとおどろおどろしい。子供心に、岸田森が不気味だった。

『古畑任三郎』
 テーマ曲そして田村正和の演技、んー、とても良かったです。

『トリック』
 上田教授と山田奈生子の凸凹コンビ。不可思議な感じが、ふんっ、なかなかいいじゃないか。

『ガリレオ』
 助手役としては柴咲コウがやはり良かった。科学的に解明するところが、実に面白い。

『謎解きはディナーのあとで』
 北川景子がブレイクした作品。お嬢様は、アホでございますか。

 これらの番組で、だいぶ頭(推理力)が鍛えられたと思う。ひょっとしたら、学校の勉強よりも役に立っているのかも。

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こんなもののために

2018-01-14 09:31:08 | こころ
 
 どこで目にしたのか思い出せないのだが、〈おいしい生活〉のコピーライター・糸井重里氏の言葉にこういう主旨のものがあった。
「何を大切にして自分が生きているかを日々気にしているだけで、人生変わってくる」

 これを読んで以来、目の前のことが自分にとって重要なことなのかどうか、少し気にするようになった。例えば、
  ・こんなことでイライラするために、
  ・こんなことで悩むために、
  ・こんなダイレクトメールをいちいち処理するために、
  ・こんな下らないテレビを見るために、
  ・こんなネット記事だらだら眺めるために、生きてるんじゃない、という。

 あるいは人によっては、
  ・こんな仕事するために、
  ・こんな上司/社長の顔色窺うために、
  ・あんな男/女の言動にヤキモキするために
  ・カミさん/ダンナの機嫌とるために(もちろん、カミさん(ダンナ)は大事にしないといけない)
  ・こんなもの後生大事に取っておくために、生きたくはない、というのもあるだろう。
 最後のものはまた「断捨離」にも通じる。顔も思い出せないような人の名刺、置いといても邪魔になるだけのゲーム機、等々…。

 面白くもない親父ギャグには付き合う必要も、ない。
 とは言え、当の上司は上司で「オレ様に気を遣え」などと思っているかもしれないが、そんなこと忖度する必要も、ない。自分の気持ちに素直に従えばいいはず。

 …もちろん人生には、無駄も余裕も必要なのであるが。

 以前から思っていることの一つに、例えば2万円無駄遣いしたとして、自分が臨終の際に後悔するかっていうのがある。おそらくそんなこと、死ぬ間際ではどうでもいいことであるに違いない。

 〔写真は、今年の初日の出〕

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梅ケ島温泉へ

2018-01-07 16:24:16 | 
 
 皆さんも同じだと思いますが、年末年始は大掃除におせちに初詣に、でなかなか一人になることができない。そこで気晴らしに、確か30年ほど前にカミさんと訪れて以来の梅ケ島温泉へ一人旅。(先ほど帰ってきたところ)

   
   静岡駅からバスで2時間弱の終点近くにある「三段の滝」

   
   車通行止めの道を延々と歩いて「鯉ヶ滝」

   

   
   吊り橋を渡って冒頭の「安倍の大滝」へ。けっこうな山道を1.2km歩く。

   

   
   滝も一部凍っていたし、道端にはこんな氷の芸術も。立派な霜柱もあちこちに。

   

   

   
   シーズンオフとのことで、滝への道も旅館「よしとみ荘」もほぼ貸切状態。夜も静か。
   (唯一ウルサかったのが、たぶん僕のイビキ)

   

   
   何気ない風景に心癒やされたのでした。

 そうそう、湯之神社という所にお参りして階段を下りたところで、野生のニホンカモシカを見た。へー、いるんだ、と。

 忙しくて疲れている人、何だかツラい人、一人旅はいいですよ。宿の女将さんと話すくらいで気を遣うこともありませんし、日頃のヨロイを脱ぎ捨てて“素の自分”に戻れますし。
 ただいくら気晴らしとは言っても、カミさんの了解は必要。それに、ちゃんとお土産も買ってこないと。

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