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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

話し方の「加齢臭」

2019-02-24 07:48:14 | エッセイ
 仕事の合間にビジネス誌『PRESIDENT』のメルマガを眺めていたところ、面白い記事があったので紹介します。
 福田健という人の『話し方の「加齢臭」』というもの。一体どういう臭いなのか、Amazonの紹介ページから勝手ながら引用してみます。
(年配の方には失礼ながら、また自分のことは棚に上げて)ある程度エラくなったオジサンをイメージするといいです。

【根性臭】「やる気があれば何でもできる、気持ちが足りないんだ! 」
【オレを認めて臭】「オレを誰だと思ってるんだ! 」
【レッテル決めつけ臭】「キミはオンナだからわからないんだよ」
【厭味臭】「なんだ、そんなことも知らないの?」
【セクハラ臭】「いくつになった? まだ結婚してないの?」
【勿体ぶり臭】「ここだけの話なんだけどね」
【若作り臭】「オレっていくつに見える?」
【オトコ気臭】「キミの夢はなんだ? オレが応援してやるよ! 」
【説教臭】「お前のためだと思って言ってるんだ」
【懐古臭】「昔はよかったんだ」
【卑屈臭】「あ~疲れた。もう年だから会社に来るだけで大変」
【かまってほしい臭】「もっとオレの話を聞いて、もっと相手をしてほしい」

 …これはこれで年寄りの特権と言えないことも、ない。
 似たような話。『51歳からのルール』という本を出している古川裕倫氏の講演を聞く機会があり、年とると出てくる弊害「加齢5現象」(本多静六氏による)が出てきました。こちらも面白いので紹介しておきます。

・人の話を聞かなくなる
・くどくなる
・難しい話をする
・成功談を聞かせたがる
・わがままになる

 職場でも年齢的に上の方になってきたところだが、同年代やさらに年上の人間を見ると、たしかに上記の現象がちょこちょこ窺える。僕も何かしらニオっているのかも。皆さんもご用心ご用心。
  

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さっぽろ雪まつり

2019-02-17 14:04:45 | 
 
 カミさんが「雪まつり見に行きたい」と言い出して、僕は北海道へ行ったことがなかったし、ちょっくら行ってきた。
 雪像はもちろん、プロジェクションマッピングもきれいなもの。どうやらスマホをかざすと動画が見られるものもあったらしいが、ちっとも知らなかったし、知っていてもスマホ持っていないから見られない…。

   
     (昨年の大地震からの復興を願っての)サラブレット

   
      テレビ塔より

   
      ついでに時計台も

   
      初音ミク&戸山香澄

   
      朝の「スターウォーズ」

 他にも雪像はいっぱい。天気も良くて、沢山の人・人・人。これまでで最高の人出だったそう。僕は晴れ男だし、カミさんはどういうわけか入る店にあとから人が次々と入ってくるそうだから(持ってる?)無理ないのかも。(そう言えば、2005年の愛知万博の時も、2回見に行ったら2回ともその時点で入場者数の最高記録を更新していた)

 小樽と登別温泉にも寄って、帰ってきたのでした。ラーメンや海の幸も、とてもおいしかった。そして小樽のスイーツには、カミさん大喜び。「小樽のスイーツ恐るべし」と。
 そうそう、雪が珍しいんであちこち触って雪玉作っていたが、札幌の雪はサラサラで固まらず、小樽の雪玉はうまく出来て、登別の雪はその中間。雪質ってたしかにある、と思った次第。
 

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カイリー・ミノーグ『いつだってラヴ・ユー』

2019-02-10 07:57:03 | 女の子
 軽快なディスコサウンドに乗って「ア・ア・アッアウォンチェーン、ア・ア・アッアウォンチェーン、…」と始まる、80年代のヒット曲。原題は“Wouldn't Change A Thing”と言うらしい。(訳すと「何にも変えたくないの」かな)

 カイリー・ミノーグという名前からしてエキセントリックな感じ、あるいはチャラチャラした子だと勝手に思っていたのだが、全然違ってとてもチャーミング。そして実に楽しそうに歌っている。芝生のある庭でのホームビデオみたいな映像も挟まれていて、何とも幸せな気分になれる。
 曲は何度も耳にしてはいたが、PV見るのは初めて。30年間、ちっとも知らなかった。

 年甲斐もなく、そして恥ずかしながら、画面の中の女の子にホレてしまった。(30年前の彼女に出会うことも不可能なんだけど)
 こういう、スクリーンほか高嶺の花にホレ込んでしまうというのは映画でもよくある話。古くは『ローマの休日』『ある日どこかで』『マネキン』、最近では『今夜、ロマンス劇場で』。男だったら、気持ちはわかるはず。

 こんな素敵な子の音楽を見聞きすることができて、大袈裟だけれど「この世に生まれて良かった」と思えるくらい。他にも、曲だけ知っててかわいい本人を目にしていないのって、あるのかなあ。
 …まあ見てみてくださいな。

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抗ウイルス薬と麻黄湯

2019-02-03 10:20:55 | 実用
 インフルエンザが大流行だそうだ。何回も罹ってしまったという話も聞くけれど、特に受験生は充分気を付けてもらいたいもの。
 僕もこの冬だけで3,4回、調子悪くなっており、その都度「麻黄湯」飲んで温かくして寝て、しのいでいるところ。

 今一番使われている最新の「ゾフルーザ」にも耐性ウイルスが見つかったとのこと。最新の薬とはいえ、ウイルスもなかなか“賢い”ようだ。
 それに引き替え、インフルエンザにも効くという漢方薬「麻黄湯」は、もう2千年も使われているらしい。
 抗ウイルス薬がウイルス自体に作用するのに対し、麻黄湯はじめ漢方薬は、人の体の方に作用する。だから人体の基本的機能が変わらない限り、ウイルスがいくら進化しようと何種類流行ろうと、関係ない。

 これ、西洋と東洋それぞれの考え方に通じるものがある。
 敵か味方か白黒つけたがる西洋に対し、自分も他人も自然も含めて世界とみなす東洋と。(どちらがいい悪いは、これまた東洋の考え方に反するもの)
 西洋/東洋と言えば、米国と中国の覇権争いも気になるところ。中国が東洋的思想で以って動いているかは、よく分からない。いずれにしても日本は、自民党につくか民主党につくかで迷った経済団体みたいに悩むことになるの、かも。
 ついでながらお隣りの韓国。(失礼ながら)弱い犬ほど何とやら、とも思えるほど。とは言え、かの国のことだから、いずれ現大統領も逮捕&有罪ってことになるの、かも。

 話が思い切りそれてしまいました。
 インフルエンザとの長い長い“闘い”に関して言えば、莫大な費用を掛けて開発される抗ウイルス薬よりも、長い実績のある麻黄湯の方に分があるような気がする。
 …少々体調悪い中、こんなことつらつら考えています。

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