前回、『結婚できない男』の主人公・桑野信介と同じように、自分も偏屈だ、と書いた。その後いろいろと思い付いたので、まとめておく。まあこれほど極端ではないにしろ、皆さんにも〈偏屈〉なところが一つや二つはあるんじゃないだろうか。
・ケータイ持たない
自分が今どこにいるのか、いちいち知らせる必要がないと思っているのと、面倒くさいのと、ヒモ付きみたいなのがイヤで。
・腕時計しない
時計なんて今じゃどこにでもあるから、する必要がない。あくせくしているようだし。
・メガネなんてずっと同じ
ヨンさまメガネが流行ろうが、ふた昔前のタイプのメガネを着用。
・車なんて動きゃいい
カッコいい車なんて高いだけ。安いのでいい。
・ムダなおしゃべり、大嫌い
時間の無駄。
・皆で集まって会議なんて、大っ嫌い
面倒くさくてしょうがない。数人でパッパと決めちゃえばいい。
・皆で一緒に出張なんて、真っ平御免
現地へ着くまでは、一人で考え事でもしていたい。
・「やれ」と言われるとやりたくなくなり、「やるな」と言われるとやりたくなる。
おっと、これは普通の感覚か?
そう言えば小学生~学生時代は、こんなこともあった。
・九九なんて、半分しか覚えなかった。しろく24はすぐ出るが、ろくし24は出てこない。はっく72はすぐ出るが、くは72は出てこない。
・遠足の時だったか、「はいみんなー、あっち見て」と先生が言ったのに、一人だけ逆を見た。みんなが見るものを見るなんて面白くない、と思った記憶がある。
・卒業アルバムの集合写真。まわりが笑っている中、ひとり不機嫌そうな顔して写っている。
・板書する内容はコピーして配るべきだ、と講義でノートとるのをほとんどサボっていた。
そして今
・皆がワーッと何かやっていると、他のことをやりたくなる。
でもでも、人類が繁栄するためには、継続して生存するためには、まわりと違った人間は必要なのだ。パニックの時など、皆がいっせいに間違った方向へ向かうと、全員死んでしまうことになる。それに、違った発想がないと、進歩というものはないだろうから。
〔8月2日追記〕
…と書いたら、きょうカミさんから「あなたって信介によく似てる」と言われてしまった。このブログ、見せていないのに。