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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

夏がゆく

2014-08-31 16:12:08 | エッセイ

アブラゼミやツクツクボウシの鳴き声

木工所の 電動のこぎりで木を切る音

突然 子供たちの声
「パッパカパッパッパー」
「ぜんたーい、止まれ! いち・にぃ・さん!」
「パッパカパッパッパー」

カラスが鳴く声 ヒグラシが鳴く声

そして スズムシの羽の音

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金沢・能登旅行

2014-08-24 12:05:28 | 
 
 ちょっと遅い夏休みを利用して、家族で2泊3日の金沢能登旅行へ。

 1日目は、金沢駅から周遊バスで古い町並み・ひがし茶屋街と主計町茶屋街へ。テレビでもよく見る光景で、いい雰囲気の場所だった。
 近江町市場へも。夕刻店じまいの時間だったので、「お父さんこれ安くしとくよ」としきりに声を掛けられることに。
 泊まりは駅近くのドーミーイン金沢。ここは温泉と空が見える露天風呂があるのでよく利用している。


 2日目は、レンタカーで能登方面へ。自動車道の「のと里山海道」を快調に飛ばして「千里浜なぎさドライブウェイ」で砂浜を走る。波打ち際を走るのも実に楽しいもの。
 巌門(遊覧船はなかなか良かった)、世界一長いベンチ、白米の千枚田(稲が青々と)と回って、お昼は「滝見亭」という店で名物の能登丼。もちろん美味しかったし、お吸い物もダシがよく効いていた。(輪島塗の箸がオマケで付いていたのも嬉しい)
 そのあと珠洲岬の空中展望台と青の洞窟。富士山そして長野・分杭峠と並んで日本三大パワースポットとのことで、英気をたくさん吸い込んでいた。展望台の下には、黒々とした「らんぷの宿」という高級旅館が。
 能登島を通って和倉温泉「多田屋」へ。海も間近で、夕焼けがきれいだった。料理も上品でウマかった。


 3日目は再び能登島大橋を渡ってのとじま水族館へ。イルカ・アシカショーも見事だったし、数々の展示もなかなか。
 能登食祭市場(フィッシャーマンズワーフ)と金沢駅で土産物たくさん買って、帰って来たのでした。


 3日間ともいい天気に恵まれたのは何より。風景に料理そして地酒と、充分堪能できた。また石川の人は穏やかなので、運転もやり易かった。
 輪島ほか、黒瓦そして板張りの家々っていうのも、風情があっていいものだった。それから、北国ではあるものの、半島ということもあって海洋性の気候のような感じもした。(海も近いし、住んでみるのもいいかも)
 

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なぜ日の光は熱いのか

2014-08-17 08:57:50 | 科学/考察
 
 前線が停滞してるせいらしいがどうもここ静岡はお天気ぐずついていて、お天道さんが恋しいくらい。折角のお盆休み、泳ぎにも行けない。

 ところで、なぜ日の光は熱い/温かいのか。「そりゃあ太陽が高温だからでしょ」と答える人がほとんであろう。そしてそのイメージとしては、「表面温度約6000℃の太陽の熱が、遠く離れるに従って徐々に冷えて行き、地球に到達する頃に数十℃になっているから」というものだろう。
 でもでも、太陽と地球の間はほぼ絶対零度(マイナス273℃)の真空の世界が広がっているので「徐々に冷えて行く」というのはおそらく間違い。

 中学か高校の頃、物理で「熱の伝わり方」というのを習ったかと思う。それには伝導と対流と放射、の3種類がある。真空中では熱は伝導しないし、対流もない。だから太陽の熱は、放射によって伝わっていることになる。
 つまりそれが赤外線。赤外線が地球表面なり僕らの体に当たることで原子を振動させ、暑く/暖かく感じたりする。また、太陽から全天に出される赤外線全部が仮に地球に届いていたら、灼熱の世界になっていることは間違いない。…ものすごく基本的なところなんだけど、これって学校でちゃんと教えているんだよね。
 ただ、熱が赤外線を通じて伝わるっていうのは、考えてみれば不思議なこと。(これがなければ僕らは生きていないし、もちろんこんな文章書けてもいない)

 とまあ分かった風なことを書いたけど、よく分からないこともある。
①太陽のすぐそばは熱いのかというと、真空中だから温度自体、存在しないような気がする。人が(超強力な防御服で)行くか、温度測定器を持って行けば、赤外線によって熱せられ、高温が「発生する」ことはあるだろうけれど。
②サングラスや車のガラスなど、紫外線カットというのが今やほとんどだけど、赤外線カットというのはあまり聞かない。実際あるんだろうか?
③気体は光を通すんだけど、気体自体は赤外線で温かくなったりすることはないんだろうか。それから、宇宙に広がっているというダークマターやダークエネルギーに赤外線を当てても、熱を持ったりすることはないんだろうか。
 …泳ぎに行けない分、ちょっと調べてみるか。


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ウルトラマン展へ

2014-08-10 07:51:29 | エッセイ
 
 浜松市美術館の「ウルトラマン創世記展」というのに行ってきた。

 ウルトラマンのマスクや怪獣の着ぐるみ、隊員たちの武器(スーパーガンはカッコいい)に衣装(科特隊のあのオレンジの衣装には憧れたもの)、撮影に使用された乗り物の模型(ウルトラホーク2号など)等々、懐かしくも嬉しい展示がたくさん。
   
 中でも気に行ったのは、変身シーンに使われたウルトラマンの粘土モデル。全長70cmくらいで右手が異様に大きく、下半身に向かって段々と小さくなっているもの。そのアンバランスな形には、ちょっとハマってしまうほど。(撮影禁止だったので写真でお見せできないのが残念)
 やはりカラータイマーは付いていなかった。

 …充分堪能して帰って来たのでした。今月20日までやっていますので、お近くの興味のある方はどうぞ。おそらく各地を巡回しているのだとは思う。
 ところで月末からは、キリコ展が始まるそうだ。これまた好きな画家の一人なので行ってみたいところ。(出掛けてみれば、いい情報は得られるもの)
  

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『GODZILLA』はまずまず

2014-08-03 15:26:45 | エッセイ
 海にプールに花火に旅行に、と今年の夏も予定がいっぱい。面白そうな映画があまりない中、話題作『GODZILLA』を見てきた。

 予告編でさんざん見ていたもののなかなかの迫力。9・11や3・11を意識したツクりになっており、また敵役のムートーはギャオスあるいはエイリアンを思わせた。(あ、ネタバレになってしまった)
 人間模様は日本映画とはまた違った描き方ではあったが、東宝の新人女優を売り出すための、取って付けたような芝居はなく、単純に楽しめた。
 これだけのゴジラ映画を作られてしまうと、本家・日本としては非常にやりづらいところ。あれ以上のものは、もう日本では作ることはできないような気もする。

 ところで、2Dの字幕版だったせいか、劇場には年配の人が多かった(僕もその一人)。若者や子供は3Dの吹替版の方に行っているのだろう。

 面白そうな映画と言えば、インドの作品『めぐり逢わせのお弁当』は、なかなか良さそう。ただの歌って踊るものではないようで。ただし静岡ではやらないみたい。
 

 
コメント (1)
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