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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

南無2015

2015-12-27 08:38:16 | 時事
 
 年末恒例、今年亡くなった方々を偲んで。〔敬称略〕

 1月15日 大塚周夫(85)
         ねずみ男(ゲゲゲの鬼太郎)、ヨミ(バビル2世)、桃白白(ドラゴンボール)
 1月17日 平井和正(76)
         『エイトマン』『幻魔大戦』は面白かった
 1月30日 後藤健二(47)
         無念だったろう
 2月 8日 栄久庵憲司(85)
         キッコーマン醤油のあのボトルのデザイナー
 2月21日 坂東三津五郎(59)
         まだまだ活躍できたのに
 2月27日 レナード・ニモイ(83)
         監督作品は哲学的だった“ミスター・スポック”
 2月28日 松谷みよ子(89)
         『いないいないばあ』は僕の子供たちも好きだった
 3月 7日 小川真司(74)
         マイケル・ダグラスやダスティン・ホフマンの吹き替え
 3月19日 桂米朝(89)
         ナマで見てみたかった名人
 4月13日 ギュンター・グラス(87)
         映画『ブリキの太鼓』は不思議な作品
 4月14日 小島功(87)
         「黄桜」のあのカッパは色気があった
 4月15日 愛川欽也(80)
         『なるほど!ザ・ワールド』は楽しかった
 4月20日 加瀬邦彦(74)
         な~み~にむかあってー叫んでみてえーもー…自殺とは気の毒
 4月22日 萩原流行(62)
         事故死とはこれまた気の毒
 4月30日 ベン・E・キング(76)
         映画『スタンド・バイ・ミー』は名作
 5月 3日 滝田裕介(84)
         ちょっとクセのある名脇役
 5月17日 車谷長吉(69)
         人生の機微の分かる作家だったよう
 5月22日 大内義昭(55)
         「愛が生まれた日」はいい曲(僕もよく歌う)
 5月28日 今いくよ(67)
         体は丈夫そうではなかった
 5月31日 小泉博(88)
         「クイズ・グランプリ」はよく見ていた
 6月 1日 町村信孝(70)
         自民党の良識の一人だったが
 6月 7日 クリストファー・リー(93)
         ご存じドラキュラ伯爵
 6月18日 たてかべ和也(80)
         「おーれはジャイアーン」
 6月20日 音羽山親方(43)
         元大関貴ノ浪。お相撲さんは短命だ
 6月22日 ジェームズ・ホーナー(61)
         『タイタニック』主題歌を作曲
 6月23日 長岡秀星(78)
         カーペンターズやアース・ウインド&ファイヤーのアルバムジャケットをデザイン
 7月 5日 南部陽一郎(94)
         天才物理学者。『マジンガーZ』の南部博士のモデルか
 7月14日 堀場雅夫(90)
         ㈱堀場製作所の創業者。著書も面白かった
 7月20日 鶴見俊輔(93)
         日本の良識の一人だった
 7月21日 川崎敬三(82)
         「アフタヌーンショー」の司会者
 7月31日 加藤武(86)
         味のある名脇役
 8月 3日 阿川弘之(94)
         エッセーだけは読んだような
 8月17日 柳原良平(84)
         懐かしい「アンクルトリス」
 8月23日 北見マキ(74)
         昔テレビで見ていたはずの手品師
 9月 5日 原節子(95)
         年配の方々には思い入れ深い女優さん
 9月17日 デットマール・クラマー(90)
         ご存じ日本サッカーの父
 9月19日 塩川正十郎(93)
         小泉内閣の「塩じい」
 9月24日 川島なお美(54)
         まだ若いのにかわいそう
 9月27日 ジョン・ギラーミン(89)
         『タワーリング・インフェルノ』や『キングコング』の監督
10月 7日 橘家円蔵(81)
         “月の家円鏡”時代は大いに笑わせてもらった
10月12日 熊倉一雄(88)
         「ガバチョの奴、ペラペラペラペラしゃべりやがって…」
11月 2日 加藤治子(92)
         お母さん役の似合う役者さん
11月15日 阿藤快(69)
         元気そうだったのにねえ
11月20日 北の湖理事長(62)
         今見るといい感じの横綱。心労が多かったか
11月25日 白川澄子(80)
         カツオの友人・中島くん、のび太の友人・出木杉くん
11月30日 水木しげる(93)
         子供の頃はおどろおどろしく感じただけだが
12月 6日 平良とみ(87)
         沖縄の「おばぁ」
12月 9日 野坂昭如(85)
         映画『火垂るの墓』には泣かされた
12月25日 加島祥造(92)
         僕も老子にはハマった

 昔から慣れ親しんだ有名人が次々と去って行くのは、寂しい限り。
 …皆さま良いお年を。

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石垣島より

2015-12-20 18:09:52 | 
 
 「八重山諸島巡り」というので家族で石垣島に来ています。写真及び詳しいことは、帰ってから書きますね。


 …というわけできのう22日帰ってきました。阪急交通社のツアー『八重山諸島4島めぐり』。行ったのは、
    石垣島:鍾乳洞
    竹富島:星砂の浜、コンドイビーチ、古民家集落
    西表島:美原の水牛車、仲間川ジャングルクルーズ
 再び石垣島:川平湾グラスボート、やいま村、バンナ展望台 (ほかショッピングセンターなども)

 食事はどれもおいしかったし、泡盛もウマかった。そうそう、静岡の最高気温10度台のところ、あちらは30度近く。半袖のTシャツでもいいほど。シーズンオフのため比較的安くで行けるので、良かったらどうぞ。
 ケータイもテレビもほとんど見なかったため、サンフレッチェがクラブW杯で3位になったこともバルサが世界一になったことも、また新国立競技場がA案に決まったことも、とんと知らなかったのでした。
 ただやはり、マイペースで動き回れるひとり旅もいいなあ。

 

 

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秋から冬に思うこと

2015-12-13 10:53:50 | 科学/考察
 いわゆる出世。会社なり組織なりで肩書が付いて偉くなっていくというのは、能力もあって功績挙げたからだし、世の中に貢献もしていることだろうし責任も重いだろうし、それなりの犠牲も払ったであろうからもちろん立派なことである。しかしそれは一面から見た場合であって、その犠牲とされたもの、たとえば家族や友情、環境や健康の面からすれば、とんでもないことなのかもしれない。
 だから高い給料は、その代償であるとも言える。「ごめんなさいね、これで勘弁してね」と。

 誰しも人生はプラスマイナスゼロという考え方もあるし、お金や地位だけあっても、何より大切な当人の〈心の平安〉が保てれていなければ、何にもならないだろう。とある調査によれば、年収700万円以上のあれば、いくら高くなっても幸福感はあまり変わらないとのこと。
 ついでながら、「株式会社○○の会長でござい」といったスーツ姿の人間って、おそらくいい話はするんだろうけれど、どうも馴染めないしウサン臭い。大地震やパニックの時なんか、おろおろして役に立たないのではないか。それよりも、無精ひげ生やして作務衣姿で何か作っている人の方が信頼できるんじゃないかって気がするし〈本物〉の面白い話が聞けるに違いない。実際僕も休日はそんな格好しているし、仕事辞めたらひげ伸ばし放題にしたいと思っている。(ホンモノの話ができるかどうかは…)
 あるいは、苦労して働いているその辺りの魚屋のおっちゃんや床屋のおばちゃんの方が、人間として味わい深いものを持っているんじゃないか。

 …そこそこの会社でそこそこの地位、そこそこの給料にそこそこの自由、そしておそらくそこそこの羨望と尊敬(?)を得ている人間の一人として、しみじみ思う、ところ。

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奇跡の45+6分間

2015-12-06 10:57:12 | サッカー
 
 堅い守りのサンフレッチェがミスから先制点を許した後、シュート性の球をドウグラスがヘッドで決めて同点。すぐにガンバが今野の技ありシュートで追い付き、勝負あったかに思えたが、選手交代がうまく効いたサンフレチェがロスタイムにポンポンと押し込んで、3-2の見事逆転勝ち。
 11年ぶりに復活したチャンピオンシップ決勝第1戦のこと。そこをモノにすると断然有利だったとはいえ、いやいやシビれる試合だった。何より、ボールがタッチを割ることが非常に少ない。J1でもすぐタッチに逃げる試合を見せられて「草サッカーじゃあるまいし」と感じていたのだが、レベルの高いヨーロッパのような試合がJで見られる日が来るとは思わなかった。
 CSでは伝説的なゴールや試合が生まれるもので、この試合もその仲間に入ることだろう。二度と見られない、サッカー史に残る名勝負だったと言っていい。勝ったサンフレチェだけでなく、好敵手ガンバがあればこそ。両チームそしてサッカーの女神に、感謝。
 両者第1戦で力を使い過ぎたか、第2戦はあまり点も入らず、1-1の引き分けでサンフレチェ広島の優勝。森保監督、4年間で3度の日本一とは、素晴らしい。
 …CSの良し悪しはあるけれど、これだからやめられない。


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