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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

南無2016

2016-12-25 12:42:53 | 時事
 
 年末恒例、今年亡くなった方々を偲んで〔敬称略〕

 1月10日 デビッド・ボウイ(69)
         『戦メリ』しか印象にない
 1月18日 中村梅之助(85)
         ご存じ「遠山の金さん」
 1月24日 マービン・ミンスキー(88)
         人工知能(AI)の父
 2月 3日 モーリス・ホワイト(74)
         「宇宙のファンタジー」などのアース・ウインド&ファイアのリーダー
 2月27日 西田善夫(80)
         NHKのスポーツ実況アナウンサー
 2月28日 ジョージ・ケネディ(91)
         映画『復活の日』にも出ていた
 3月 6日 ナンシー・レーガン(94)
         最後アルツハイマーになってしまったレーガン元大統領の奥さん
 3月 6日 多湖輝(90)
         「頭の体操」シリーズは楽しませてもらった
 3月 8日 ジョージ・マーティン(90)
         ビートルズを育てた
 3月19日 夏樹静子(77)
         映画『Wの悲劇』の薬師丸ひろ子は良かった
 3月21日 江戸家猫八(66)
         動物鳴きまねの名人
 3月24日 ヨハン・クライフ(68)
         「トータルフットボール」を産んだ伝説の人
 4月 3日 望月三起也(77)
         漫画「ワイルド7」
 4月12日 大平透(86)
         スーパーマン、ハクション大魔王、ジョー・エル、ロックバイター
 4月20日 ガイ・ハミルトン(93)
         映画007シリーズ『ゴールドフィンガー』『死ぬのは奴らだ』
 4月21日 プリンス(57)
         その凄さがよくわからない
 4月26日 前田健(44)
         エアあやや
 5月 5日 冨田勲(84)
         「新日本紀行」は懐かしい
 5月12日 蜷川幸雄(80)
         藤原竜也を育てた実に厳しい演出家
 5月18日 伊藤ユミ(75)
         「恋のバカンス」など懐かしい
 6月 3日 モハメド・アリ(74)
         アトランタ五輪の聖火点灯時の表情は柔らかかった
 6月27日 アルビン・トフラー(87)
         『第三の波』で未来を予測
 7月 7日 永六輔(83)
         せき・こえ・のどに浅田飴
 7月12日 大橋巨泉(82)
         「クイズダービー」も懐かしい。倍率ドン!さらに倍!
 7月26日 中村紘子(72)
         薫クンかわいそう
 7月30日 柳瀬尚紀(73)
         J・ジョイス『フィネガンズ・ウェイク』はまだ読めず
 7月31日 千代の富士(61)
         強かったなあ(お相撲さんは短命)
 8月 9日 母(86)
         幸せな人生だったろうか
 8月13日 ケニー・ベイカー(81)
         R2-D2の中に人が入っているとは思わなかった
 8月16日 ジョアン・アベランジェ(100)
         2002年W杯は日本単独で開催したかった
 8月16日 山下賢章(72)
         映画『ゴジラvsスペースゴジラ』
 9月 9日 加藤紘一(77)
         あの「加藤の乱」が成功していれば
 9月25日 アーノルド・パーマー(87)
         傘のマークのポロシャツはカッコ良かった
 9月28日 風見章子(95)
         ドラマ「ケンちゃん」シリーズのおばちゃん役
10月20日 肝付兼太(80)
         スネ夫、パーやん、ホラーマン
10月20日 平尾誠二(53)
         ラグビー界の華。あの頃はラグビーも見ていた
10月22日 平幹二郎(82)
         一度は生で見てみたかった
11月11日 ロバート・ボーン(83)
         ナポレオン・ソロ、『スーパーマンⅢ』
11月13日 レオン・ラッセル(74)
         「マスカレード」は名曲
11月25日 フィデル・カストロ(90)
         まだご存命だとは思わなかった
12月 4日 荒川博(86)
         なるほど合気道も取り入れていたそうな
12月11日 加藤初(66)
         いぶし銀の巨人軍ピッチャー
12月25日 ジョージ・マイケル(53)
         「ラスト・クリスマス」「ケアレス・ウィスパー」「ウェイク・ミー・アップ」
12月27日 キャリー・フィッシャー(60)
         ジャバに捕えられた時の姿は色っぽかった
12月30日 渡辺和子(89)
         『置かれた場所で咲きなさい』はいい本

 もちろん僕なりの取捨選択は、あります。

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いじめいじめられ

2016-12-18 13:11:05 | 時事
 今年もあと2週間。熊本地震にトランプ氏当選に「地下空間」に、ここには書ききれないほどいろいろあったけれど、一番印象に残っているのは、青森のお祭りで晴れ着で写真に納まっていた中学の女の子が直後に自殺した件。それがまたにこやかないい笑顔だっただけに、余計ツラく感じられたもの。
 いじめによるものだったらしいが、他にも東日本大震災で避難した子供に対するいじめの報道もあった。これまた悲しいこと。

 僕も中学2年までは、どちらかというといじめる方だった。弱そうな同級生/女の子をイジっていたものだ。
 それが3年になってからワルに目を付けられてイジられるようになり、それまでイジっていた分、なおのこと苦しかった思い出がある。神経症になってしまい、かなり長いこと引きずっていた。

 だいたい中学生前後の子供っていうのは、成長期ということで心身のバランスを崩しやすい。まだまだ世間のことも知らないし、人情の機微なんてのもよく分かっていないもの。〈未完成のAI〉と言ってもいいかもしれない。
 今になっていじめたことを悔やんでいるが、今、いじめる側に回っている子たちも、社会に出て家庭や子供を持つようになれば、いずれ後悔する時がくるだろう。(仮に後悔しない大人がいたら、それは大人になりきれていないってこと)
 中学時代はだから、言ってみれば〈奇妙な時期〉なので、何とかして乗り切ることを考えてほしい。休学でもいいし転校でもいいし、一時避難することも必要。長い人生、挽回する機会はいくらでもあるもの。
 僕もそうだったが、心配掛けちゃいけないと親にもなかなか言わなかった。自殺はしなかったものの、黙って先に子に死なれた親は、それはもうツラいことだろう。

 あと、電通の女の子もかわいそうなことをした。一流大学出て一流企業入って、と羨ましいくらいだけれど、過労で自殺とは何とも痛ましい。かわいらしい顔をしているし、誰か助けてあげられなかったものか。
 …年末、ちょっとしんみりした話になってしまいました。これも総括したかったもので。


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J総括2016

2016-12-11 11:12:03 | サッカー
 怒涛のJリーグ・チャンピオンシップにJ1昇格プレーオフに、と立て続けに終わり、今年の日本サッカーも天皇杯を残すのみとなった。
 この3月の時点で、松木安太郎氏は広島、ガ大阪、浦和、鹿島を優勝候補に挙げており、また中山雅史氏は鹿島を挙げていた。見事的中といったところである。

 「ジーコスピリット」の鹿島アントラーズはさすがと言うべきか、浦和レッズがふがいないと言うか。槙野にしろ柏木にしろ、前々から人目を意識しすぎた甘っちょろい/カッコつけた所があって、ギリギリの勝負の世界では負けるのも仕方ないなあ、と思っている(ファンの方には申し訳ないが)。鹿島の柴崎や小笠原の顔つきを、見てみるがいい。
 CSではまだタイトルのない川崎を応援していたが、小林悠の欠場が痛かった。もし出ていれば、と言うと「たられば」になってしまうが、見てみたかったなあ。
 そうそう、CS決勝第2戦。テレビ欄の文章を縦に読むと「歴史に残る熱戦を」となっていたようだ(既に皆さんご存じのとおり)。どうもそのとおりになったような。
 さて鹿島。年間勝ち点3位ながら、クラブW杯初戦ではオークランドシティに見事逆転勝ちして、その実力を遺憾なく発揮してくれた。去年の広島も良かったが、今回の鹿島もなかなか。このまま決勝まで行ってほしいところ。
 クラブW杯は、ほとんどレアル・マドリードで決まりのような気もする。勝ち負けはともかく、素晴らしいプレーに酔い痴れたい。

 我らが清水エスパルスが1年でJ1に復帰したのも嬉しい限り。J2の戦いに苦しんで、チームとしてひと回り大きくなったであろうことを期待している。来期はまた苦戦も予想されるが、また降格することのないよう、できれば優勝争いまでしてほしいところ。
 セレッソ大阪が復帰したのも喜ばしい。柿谷に山口蛍に、いいメンバー揃っているし。あの桜色のユニホームが、またJ1の舞台で見られる。

 そう言えば、あの鹿島サポーターの「おーお・おおお」「うーアントラーズ」というのはリズミカルでいい。あれで相手チームもかなり威圧されていることだろう。清水のサンバのリズム「オオオーオオオオオー」というのもなかなか。
 それから、チーム名を連呼する場合、例えば磐田や名古屋だと「ジュビーロいわた」「なごーやグランパス」と間延びするのに対し、セ大阪だと「セレッソおおさか」と一番ゴロがいいようだ。まあどうでもいいことだが。
 



 
 
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理性と本能と

2016-12-04 19:23:49 | 科学/考察
 忘年会の季節。飲んで何かしら失敗をしでかした人も多かろう。
 アルコールが入ると、自然と脳の外側の新皮質がマヒされて内側の旧皮質がむき出しになってしまう。それはつまり、理性が抑えられて本能が表に出てくることを意味している。
 そこで悩むのは、本能のままに動かされていいのか、ということ。

 僕もこの間、とある飲み会の席で、よその会社の若い子から気に入られ(またも自慢話で恐縮です)、昔好きだった人に似た可愛らしい子だったので「次どっか行こうか」と声掛けた次第。
 さすがにそううまくは行かなくて、その子は同じ会社の人と帰ってしまったが。
(とは言え、自分のいる会社の子に手を出すことは、僕でなくともご注意。すぐに噂になって、ロクなことにはならないだろう、と)

 また先日の会社の忘年会では、オメデタだという女の子と子供の名前のことでずいぶん話し込んでしまい、どういう流れか帰り際にはハグまで。お祝いのつもりだったし、特にいやらしい感覚はなかったのだが。

 昔から、全然知らない相手と一緒になることになり、宴席のお酒で理性を失い、そのまま子供出来て…というのはあっただろうと思う。それはおそらく古今東西同じで、そうして人類は生き延びてきたのだとも言える。
 理性は理性で、もちろん大事。でも本能も、天から授けられた有り難いもの。ムゲに扱う訳にもいかないだろうと思っている。酔って女の子に迫るのも、天の采配なのかもしれない。ひどく迷惑掛けるのでなければ、本能に従うのも悪くないの、では。
 …てなことを、酔った頭で考えていたのでした。



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