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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

大井川マラソン完走(3回目)

2018-10-28 17:42:10 | エッセイ
 
 55の時に始めたフルマラソン、3回でやめるつもりがその3回目の昨年は雨天のうえにカゼ気味とあってやむなく棄権。会社の子に誘われたこともあって参加した今年は最後のつもりだったので、絶好の天気なのは嬉しかった。。

 3年前の初挑戦がが6時間強、2年前6時間を切り、そして今年はほぼ6時間。年くったこと考えると、まずまずか。
 いわゆる「スロージョギング」みたいなもので、ゆっくりゆっくりとしたもの。だいたい、歩く速さの倍だと思ってもらえればいい。単純計算で、42.195kmを歩く速さの2倍、時速8kmで走ると5時間16分。最後はさすがにバテるので、だいたい6時間くらいになってしまう。

 4月からの約半年、週1回練習で走ってきたが、それももうやらなくていいかと思うと、解放された気分。フルマラソンはもういいやと思うが「10kmコース」なら出てもいいかな、と。(あ、また週1回走らないといけないか)
 さてさて、これから打上げ。飲むぞ!

P.S. 今回の順位、前の2回よりも良かった。天気良過ぎて全体的に記録伸びなかったようだ。

 〔写真は当該HPより〕

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糖質、糖質、糖質制限

2018-10-21 09:04:26 | 実用
 
 ライザップの講演(無料)を聞く機会があり、コマーシャルでやっているような締まった/ムキムキの体作りのためのコツ2つを教わった。一つが運動(筋トレ)で、もう一つそれ以上に大事なのが食事(糖質制限)だという。
 糖質というと甘い物だけではなく、炭水化物のことなのだが、摂り過ぎると血糖値下げるために膵臓からインスリンが分泌され、余った糖分が中性脂肪として蓄積されるそうだ。(糖質がどうして脂質に変わるのか、構造式からして考えづらいのだが)
 その代わり、良質なタンパク質を摂るのがいいらしい。脂質のことはあまり言ってなかった。

 糖質気を付けなきゃなあ、と思いつつ、翌週隣り町のお祭りに出掛けたところ、屋台の食べ物の、糖質の何と多いこと。
 焼きそばにたい焼き、綿あめにフライドポテト、チュロスにソースせんべい、…(もちろん商売している人たちに罪はない)。例外はフランクフルトと鶏のから揚げくらいか(ただこれも脂肪分が)。

 そう言えば(大変失礼ながら)裕福そうでないのに、丸々と太った人たちがいる。もちろん体質もあろうが、肉や魚をあまり食べない代わり、いわゆるジャンクフードなんかでおなか満たしているのかもしれない。
 もしそれで糖尿病や心臓病、高血圧になったりしたら、診察代・薬代がかさんでますます裕福でなくなってしまうのになあ、と人ごとながら心配してしまう。余計なお世話か。(とは言え僕も、どこで大きな病気になるかわかったものではないのだが)

 糖質(と脂質)を抑えて良質なタンパク質を、そして適度な運動も、というのは国民医療費を抑制するためにももっと広まっていい。これ書いているのもその一助のつもり。
 しかしお団子/お饅頭にしろケーキ/アイスクリームにしろ、美味しいものはたいがいが甘くできているもの。脳ミソの働きを助け、また気持ちの安定のためにも必要であることは、間違いないところ。
 


P.S. たっくさんの「あしあと」ありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます m(_ _)m

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別の かわいい飲み友達②

2018-10-14 07:54:10 | 女の子
 
 この春転勤してしまったTさんに続いて、かわいい飲み友達とまた別れがあったというちょっと悲しい話。
 お人形さんみたいにかわいらしい20代のMさんで、今度は僕の方から別れることにしたもの。キャバクラの子とはいえ、2年近く“付き合って”きたので、予め「そろそろ終わりにしようかと思います」とメールしておき、ジビエ料理の居酒屋で待合せ。

 理由はいろいろあるが、大きくは2つ。
 ①キャバクラという所に自分がなじまなくなってきたこと。特に新しい店は、キラキラし過ぎてどうも合わなかった。
 ②ただでさえフラつきがちなところ、大して飲んでいないのによろけるようになったこと。(そのせいで転んでしまい、メガネ壊すわ顔ケガするわ)
 要するに僕が年とったってこと(もうちょっと頑張りたかったが)。だから「Mさんが悪いわけじゃない」とは充分伝えた。もちろん毎回そこそこの出費もバカにならないというのもあるが、それ言うとカッコ悪いんでおくびにも出さず。

 Mさん「納得できない」とは言っていたが、ちょっと高価なお酒を注文し、最後は両手で握手してきて「長い間ホントにありがとう」と気持ちよく送り出してくれた(と思う)。一番長い〈お客さん〉だったようだ。
 翌日には長い長いメールも。「最後なのは悲しい」「大変お世話になりました」「お体に気を付けて」と。何だか可哀想なことしてしまったような気もする。

 はっきり理由を告げることができたし、冷たい/熱いケンカ別れみたいにならなくて良かったとは思うが、時々届いていたメールもぱたりとなくなり、寂しい思いをしている。ひょっとしたらどちらか、また急に会いたくなるかも。
 切ない気持ちでこれ書いているところ。…ちょっとキザでした。


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アン・シャーリーの言葉

2018-10-07 07:59:15 | エッセイ
 
 Eテレ「100分de名著」はいい番組で、欠かさず見ている。
 今月のモンゴメリ『赤毛のアン』は女の子向けだと思ってあまり期待していなかったのだが、いやこれがなかなか面白くて、指南役の茂木健一郎氏がぞっこんなのもわかる気がする。

 引き取られる家「グリン・ゲイブルズ」(緑の切妻屋根)までの道すがら、りんごの花咲く並木道を「歓喜の白路」と呼んだり、何てことない池に「輝く湖水」と名付けたり、主人公アン・シャーリーは実に想像力が豊か。文庫本を買ってきたが、村岡花子さんの訳が素晴らしいこともあって、すらすら読めてしまう。そしてアンの想像力豊かな言葉に、ハッとさせられている。

 前後の文脈ないとわかりづらいとは思いつつ、新潮文庫より勝手ながら引用させて戴く。
  p.30 これから発見することがたくさんあるって、すてきだと思わない? (中略)もし何もかも知っていることばかりだったら、半分もおもしろくないわ。
  p.41 この世の中にこんなに好きなものがたくさんあるって、すてきじゃない? 
  p.59 朝があるってほんとにすばらしいことじゃない?
  p.60 朝はどんな朝でもよかないこと? その日にどんなことが起こるかわからないんですものね。
  p.97 何でも二度めに考えだしたときには、はじめほどよくないんですものね。
  p.132 おわびをして許されるって、ほんとに気持のいいものね。(中略)家へ帰るってうれしいものね。

 読み始めたばかりなので、まだまだ〈いい言葉〉が出てくるのだろう。楽しんで読み進めたいところ。
 …しかし『赤毛のアン』に夢中になるなんて、僕の中にも女性的な部分(アニマ)が潜んでいるのかもしれない。
 〔イラストは同番組のHPより〕

コメント (2)
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