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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

子供はいいね/大人はいいな

2016-09-25 09:53:21 | こころ
 
 大人になった今、単純に「子供の頃は良かったな」と思っていたが、実はそうでもない…。
 いじめについて、新聞の投書欄か何かで読んでからのこと。それは、ツラい時期がずっと続くわけではないことを大人は知っているし、「逃げる」という選択肢も持っているが、子供はそうは行かないから大変だ、とでもいった主旨。

 そう、子供には未来がある分、経験がない。未知の世界に向かって進むというのは、ワクワクする反面、不安な気持ちにもなるもの。特に心身の成長まっ最中の中学生時代は、荒れたりおかしくなったりするもの。
 僕も子供の頃、どのくらい勉強すればいいのか、将来どうなるのか、うまく生きていけるのか、心配でならなかった。

 一方、大人には経験がある分、未来がない。既知の世界が多くなってワクワクすることがないし、不安な気持ちになることも少ない。もちろん仕事で大変な時もあるけれど、子供の頃に比べりゃ心は安定しているんじゃないか。
 そうそう、経験とともに「後悔」も多くなるのは仕方のないところ。ただそれも、他の人も同様だというのが分かるから、少しは気が紛れる。

 子供の頃はそりゃ懐かしいけれど、今の方が思いどおりにできることが多くて幸せな気がする。仮に、今から受験に結婚に子育てに引っ越しに、ともう一度やろうったってとてもできやしない。それやこれや、若くて気力・体力があればこそ。

 さて、いじめなどで苦しんでいる子供たちも多いことだろう。人生、いい時期悪い時期があるのだということは覚えてもらいたいし、長い目で見ればプラスマイナスゼロという説もある。
 そして、一つでもいいことがあれば(例えば素敵な曲が聞けたとか美味しいものを食べられたとか)生きていて良かったと思えるんじゃないか。これは寅さんのセリフでもあるんだけれど。(かく言う僕にも、ツラいツラい時期はあったのです)
 …ちょっと深刻になってしまいました。


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ふらりひとり歩き(興津~蒲原)

2016-09-18 17:58:17 | 
 
 8月の終わり、由比方面をふらりと。

  
   興津駅の近く。大阪万博のみどり館みたい。

  
   清見寺への道(いい感じ)

  
   ご存じ清見寺

  
   五百羅漢

  
   清見寺全体像

  
   道端で見つけたコケ

  
   宗像神社

  
   駿河湾を望む

  
   駿河湾を望む2

  
   薩堆峠

  
   由比の「菊屋」

  
   菊屋の桜エビ丼(ウマかった)

  
   由比本陣跡

  
   東海道由比宿交流館で雨宿り
 富士川まで行きたかったが、このあと雨のため断念。どこかのおじさんに蒲原駅まで送ってもらう。

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ありがたい教8(ちゃんとお礼は)

2016-09-11 23:10:33 | こころ
       

 メールを送り付けたあとすぐに電話してきて「メール見た?」と聞いてくる奴がいる。大事な用なんだろうけど、こちとらずーっとメールとにらめっこしている訳じゃないし、そういうあんたのメールなんか後回しだよ、と言いたいところだが。
 そういう奴に限って、こちらがすぐに対応しても礼も言わない。返信しろとまでは言わないが、どこかで会った際にお礼でも言ってくれれば、こちらも「すぐに対応して良かった」と思えるものだが、なかなかそうはならない。

 お礼言うべき時はお礼を言うがよろし。でないと、次回から段々と応対冷たくなってくる。
 斎藤一人さんや小林正観さんが言うように、「ありがとう」と口にすればするほど「ありがたい」ことは増えていく。そりゃそうだろう。ちゃんとお礼言ってくれる人には親切にしてやりたくなるものだし、そうじゃない人には親切になんかしてやるものか、と思うもの。これ人情。
 だから、幸せになりたければ「ありがとう」と言っていればよろしい。そうすりゃ、お金にしろ食べ物にしろ知恵にしろ、困った時に神様含め誰かが助けてくれる。それはあなたの「ありがとう」が聞きたいから。

 いわゆる世間的に地位が高くなると、部下なり周囲なりから何かしてもらっても、まともに「ありがとう」と言わなくなってくるし、横柄な物言いになってしまう。偉いさんだから周りは何も言わないけれど、ひとたびその地位から降りた時には、冷たーい仕打ちが待っているはず。それは自業自得というもので、歴史上、晩年が不遇だったという人はこれに当たるのだと思う。
 ちなみに僕は世間的にはそこそこの地位ながら、いわゆるお偉いさん方、「センセイ」と呼ばれている方、あるいはこれから偉くなる方々、お気を付けあそばせ。

 ところで、話戻って「ありがとう」と言われなかった時にどう考えるか…。
 そういう場合は、天に貸しを作っているとでも思えばいい。いずれ何百倍になって返ってくるのだろうと。合っているかどうかはともかく、つまらないことで悩むことはなくなる、はず。
  

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モテる女性はなぜ嫌われるのか

2016-09-04 08:21:27 | 科学/考察
 モテるというのは男でも女でも嬉しいもの。ただ男の場合、友人から「よ、色男。モテるなぁ」とは言われるけれど、女の場合、友人からそういう軽口を叩かれることは少ない。「なにあの子、皆からあんなにちやほやされちゃって」と陰口を叩かれるのがオチ。

 一般的に、男はその生殖能力上、タネをあちこちばらまくのが仕事(えげつない表現で失礼)。どちらかと言うと男の方が浮気しやすいのもそのため。一方、女は受け取ったタネから腹の中で子を大事に育てるのが仕事。
 だから女は基本的に、一時期に一人を想い、その一人しか相手にしないのが、自然の摂理のよう。

 だからそうではない、複数の異性(場合によっては同性)からモテる女は、「それって女性として違うでしょ」という目で見られるわけ。〈はしたない〉というのもおそらくここから出ている、はず。実際問題、モテない女の人からすれば、自分のところに回ってくるタネが減るわけだし。
 モテる女性にすれば「女って嫉妬深いからイヤなのよね」となるところだが、実は生物学上のちゃんとした理由が、あるのです。
 …これ読んでいる方が女性なのか男性なのか、またモテているのかどうか、知りようがないのですが。


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