何だか最近、物事を深く考えないようになったなあ、と感じている。年とったせいだと思っていたが、それだけでもなさそうだ。「情報は意識を吸い尽くす"毒"である」という一文をPRESIDENT Onlineで見つけた。
以前から言われているように、情報が多すぎるとヒトはモノを考えなくなるらしい。スマホならスマホで簡単に答えがわかってしまえばそこで思考がストップしてしまうし、次から次へといろんな情報に振り回され、一つのことをゆっくり考えるヒマもない。
統計不正問題に米朝首脳会談、辺野古埋立てに統一地方選挙、ピエール瀧逮捕にイチロー引退、朝ドラ100作目に平成の終わり、……。
だから1日でも1週間でも、情報断ちをしてみるととてもスッキリした気分になれる、はず。
会社でも、数多くのメールが次々と送られてくる。会議の日程調整だの、出張報告書の内容確認だの、トラブルの連絡だの、厚労省からの通知だの、…。
内容の軽重によって取捨選択(すぐに返事/調査検討して返事/まったくのスルー)してはいるが、やはりじっくり考える時間てのは、ない。公私問わず、返事がいつ来るかいつ来るか待つ状態が続くし、そうでなくても何かしらのメールは唐突にやって来るし。
…情報化社会なので仕方ない、と言われればそうなんだけど。情報多すぎると、忘れっぽくなるような気もする。
だからというわけでもないが、まだスマホデビューはしていない。情報漬けになりそうで、必要最小限のガラケーで済ませているところ。(そのうちサポート終了になりそう)
そうそう、いつだったか会社で使っていたパソコンが壊れてしまって、しばらくメールからも遠ざかっていたことがある。実にサバサバした気持ちになったものだ。(パソコン直ってからが大変だったけど)
年に何回か出掛けているひとり旅も、これまたサバサバできるひととき。今度の10連休にも、3日ほど出掛けてくる予定。