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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

たまには情報断ちを

2019-03-31 06:24:16 | エッセイ

 何だか最近、物事を深く考えないようになったなあ、と感じている。年とったせいだと思っていたが、それだけでもなさそうだ。「情報は意識を吸い尽くす"毒"である」という一文をPRESIDENT Onlineで見つけた。

 以前から言われているように、情報が多すぎるとヒトはモノを考えなくなるらしい。スマホならスマホで簡単に答えがわかってしまえばそこで思考がストップしてしまうし、次から次へといろんな情報に振り回され、一つのことをゆっくり考えるヒマもない。
 統計不正問題に米朝首脳会談、辺野古埋立てに統一地方選挙、ピエール瀧逮捕にイチロー引退、朝ドラ100作目に平成の終わり、……。
 だから1日でも1週間でも、情報断ちをしてみるととてもスッキリした気分になれる、はず。

 会社でも、数多くのメールが次々と送られてくる。会議の日程調整だの、出張報告書の内容確認だの、トラブルの連絡だの、厚労省からの通知だの、…。
 内容の軽重によって取捨選択(すぐに返事/調査検討して返事/まったくのスルー)してはいるが、やはりじっくり考える時間てのは、ない。公私問わず、返事がいつ来るかいつ来るか待つ状態が続くし、そうでなくても何かしらのメールは唐突にやって来るし。
 …情報化社会なので仕方ない、と言われればそうなんだけど。情報多すぎると、忘れっぽくなるような気もする。

 だからというわけでもないが、まだスマホデビューはしていない。情報漬けになりそうで、必要最小限のガラケーで済ませているところ。(そのうちサポート終了になりそう)
 そうそう、いつだったか会社で使っていたパソコンが壊れてしまって、しばらくメールからも遠ざかっていたことがある。実にサバサバした気持ちになったものだ。(パソコン直ってからが大変だったけど)
 年に何回か出掛けているひとり旅も、これまたサバサバできるひととき。今度の10連休にも、3日ほど出掛けてくる予定。
  

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昭和は遠くなりにけり

2019-03-24 08:02:29 | 時事
 
 平成もそろそろ終わり。「平成おじさん」こと小渕官房長官が掲げた〈平成〉の文字を見た時は「変な元号だなあ」と感じたものだが、今じゃすっかりなじんでしまった。
 そのあと小渕氏は総理大臣にまでなり、2000年に亡くなってしまったが、考えてみればあの時の小渕氏の年齢を、僕はとっくに超えてしまっている。

 昭和と平成と、それぞれ30年ずつ生きてきた。そのうち「昭和の生まれですか、おじいちゃん元気ですね」あるいは「昭和のガンコオヤジ」とでも言われてしまうのかもしれない。
 昭和34年生まれなので、何となく「平成34年」まで続いてほしかった気もするが、天皇陛下も大変そうだし、やむを得ないか。今の皇太子さんは僕と同じ学年だから、仮に30年務めるとしたら、今の陛下85歳よりも上の89歳。それも厳しいのかなあ。

 この30年、1・17、9・11そして3・11と災害が多かったし、インターネットはじめ高度情報化がかなり進んだ。(アナログの昭和には、もう戻れない!)
 個人的には仕事に子育てに、何とも忙しかった。定年も近くなり、ようやく落ち着いたところ。そうそう、昭和天皇倒れる直前に僕ら披露宴が開けたのは幸運だった。結納その他、お祝いごとを延期せざるを得なかった人もたくさんいるに違いない。

 さて次の元号は何になるのか、世間を賑わしているが、明治のMはじめT,S,Hはないだろうし、いい意味だけれど「平」や「和」が入ることもないだろう。慶応のKはひょっとしたらあるかも、ということで「喜永」や「景永」なんてのが週刊誌に出ていたが、報道されたことでボツになるのかも。
 個人的にはYが柔らかくていいと思っており「悠天」「洋天」、あるいはKで始まる「香天」でどうかと。…あ、でもそうすると「悠天天皇」になるからダメか。(たっくさんの人が予想しているだろうから誰かは当たることになるのか)
 何になるにせよ「変な元号だなあ」とやはり感じることだろう。

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似てるこの2人(第13弾)

2019-03-17 07:45:29 | 言葉/ナンセンス
 
 顔立ち、それと雰囲気。〔いずれも敬称略〕

サッカー日本代表
・吉田麻也 と 中村勘九郎(いだてん)
・南野拓実 と 松田翔太(俳優)
・堂安律  と 小栗旬(俳優)
・大迫勇也 と 水谷隼(卓球選手)と 波田陽区(芸人)
・原口元気 と 千原ジュニア(タレント)
・内田篤人 と 高畑充希(女優)と 丘みどり(歌手)
・阿部勇樹 と 高橋幸宏(YMO)
・名波浩  と 大瀧詠一(ミュージシャン)

大相撲
・千代の富士 と 武田真治(タレント)
・栃煌山 と ゴリ(タレント)

女優ほか
・池波志乃 と 鬼奴(タレント)
・奈良岡朋子 と 戸田恵子(こちらも女優)
・芦田愛菜 と 清原果耶  (区別が付かない!)
・井上芳雄(俳優)と 森山直太朗(歌手)
・Fukase(SEKAI NO OWARI)と 本谷有希子(作家)
・正岡子規(俳人)と 小峠英二(バイきんぐ)

 …ご本人やファンの方々には失礼と思いつつ。

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何がホントでマチガイで/哀しいことが多すぎて

2019-03-10 09:40:02 | 時事
 
 カルロス・ゴーン氏が108日ぶりに保釈された。(108、煩悩、ゴ~ン、とシャレたわけではあるまい)
 不正とされた金額が大きいのはわかるが、人を殺めたわけでもないのにこれだけ拘留されるのは、果たして妥当なことなのか。(人権侵害ということになれば、北朝鮮や中国のこともそう強く言えなくなる…)
 いずれにせよ、このあとの裁判を待つことになる。「勝てば官軍」という言葉があるように、またスポーツの世界でも「強いから勝つのではない、勝った方が強いのだ」と言われるように、裁判なら裁判で勝利した方が〈正しい〉ということになるの、だろう。

 日大アメフト部の前監督・内田氏のやったことも、検察庁の結論は〈不起訴〉。あれだけ大騒ぎされながら、一体どういうことなのだろう。ひどいタックルをした学生と証言した他の学生、そして第三者委員会も間違っていたのか。
 宝島社の広告にもあったように、かの湾岸戦争も、いわば米国の“イチャモン”で始まったようなもの(らしい)。(同じ目に遭わないため、北朝鮮も必死なのだろう)
 似たような事例は、豊臣秀吉が千利休にイチャモン付けた「大徳寺山門事件」、そして豊臣家が徳川家からイチャモン付けられた「方広寺鐘銘事件」、がある。いやいやこれらも、本当に事実なのかどうか…。

 2011年以来この時期、日本では東日本大震災関連の哀しい報道が多くなされる。その他児童虐待のニュース含め、何ともやりきれない気持ちになる。
 「オジサン」と呼ばれるような年になれば、神経も鈍くなって、哀しいニュースなんぞ気にもならなくなるもんだと思っていたが、全然そんなことはない。哀しい事件が世の中からまったくなくなってしまったら、いやまったく知らずにいたならば、どんなに心穏やかに暮らせることだろう。(悲しいかな、実際にはあり得ないのだが)

 〔写真は、朝日新聞のウェブサイトから〕

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元気づけられる自己啓発本

2019-03-03 11:43:08 | エッセイ
 
 本屋では「自己啓発」のコーナーによく立ち寄ります。(どれだけ効果上がっているかは、聞かないでください(笑))
 背表紙のタイトルを眺めるだけでも楽しいですし、その表現で何が今関心持たれているかが分かるもの。特に面白そうな本はパラパラっとめくってみて、元気づけられることも多い。(だからこそ売れているのでしょう)
 そして、本の多さでいま流行りの著者がわかるもの。斎藤一人さんや小林正観さんは別格ながら、読者のおおよその年代ごとに、目立った著者2人ずつ(敬称略)と僕が読んだ本含め主な作品を挙げてみます。

別格:万人向け
 斎藤一人『人生が全部うまく行く話』『微差力』
 小林正観『宇宙を味方にする方程式』『もう一つの幸せ論』

年配者向け
 川北義則『人生・愉しみの見つけ方』『大人の流儀』
 山崎武也『気品の研究』『話ができる男、バカになれる男、男が惚れる男』

中堅者向け
 中谷彰宏『雑談の達人に変わる本』『あなたに起きることはすべて正しい』
 本田 健『人生の目的』『50代にしておきたい17のこと』

若者向け
 千田拓哉『「やめること」からはじめなさい』『孤独になれば、道は拓ける』
 潮凪洋介『「魅力ある男」の条件』『「バカになれる男」の魅力』

 もちろん他にもいい作家/いい本はたくさんいる/あるはずですし、若者が川北氏や山崎氏の本を読むのも、年配の方が千田氏や潮凪氏の本を読むのも、皆さんの自由。
 あそうそう、デール・カーネギーの『道は開ける』『人を動かす』も、別格中の別格。

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