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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

『ウルトラQ』に『ウルトラセブン』に

2021-04-25 07:46:29 | エッセイ
 
 既に見ている人も多いはずだが、NHK-BSPで今『ウルトラQ』と『ウルトラセブン』をやっている。もう50年以上も前、ワクワクしながら「ブラウン管」テレビに噛り付いていたもの。
 今回は〈4Kリマスター版〉ということで画面きれいになった分、手作り感がはっきり見えて、それはそれで昭和な感じが懐かしい。今じゃたいがいCGで見事なんだけど、そうじゃない方が心に響くのかも。内容も、今からすると拙く見えるが当時はこれが“最先端”。こういう映像を見て育ったというのは、何ともありがたいこと。
 (早くもなく遅くもなく)ちょうど子供の時にリアルタイムで見られたことは、何て幸せだったのだろう、と。『ウルトラマン』も是非!

 ところで、カミさんにアマギ隊員のことを話していた時のこと。
「ウルトラマンの人がアマギ隊員で出ているよ」
「え、ウルトラマンはハヤタ隊員じゃないの?」
「じゃなくて、ウルトラマンの中に入っていた古谷敏という人」
「あら、ハヤタ隊員の黒部進さんじゃないの?」
「いやいや、仮面ライダーじゃないんだから…」

 〔画像は「週間アスキー」より〕

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女と男―――美醜/賢愚

2021-04-18 07:25:39 | 科学/考察
 
 脳科学者の誰かが言ってたような。(お気を悪くされる方もいらっしゃるかも)

 世の中には飛びっ切りの美人がいる代わり、残念ながらそうじゃない女性も。それに対し、男性にはイケメンもいるがそんなにブ男というのは少ないようだ。そこそこ平均的な顔が多いというのか。
 正規分布のグラフで言えば、女性はなだらかで幅広い曲線であり、男性は中央部分が高い曲線になる。

 一方、頭の良さというと、これまた残念ながらとんでもなくバカな男が多い分、実に賢い男もいる。女性では飛び切り頭のいい/悪い人は少ないようで、そこそこ平均的な人が多いようだ。
 正規分布のグラフで言えば、女性は中央部分が高い曲線であり、男性はなだらかで幅広い曲線になる。

 だから何なんだって言われると困るのだが、合ってるような気もする。
 一般的に、子供を育てるため女性はそこそこ賢くないといけないだろうし、世の中を動かしていくため男性の中には凄く賢い者も必要なのだろう。もちろん、美しさや賢さが人間のすべてではないけれど。
 …以上、自分のことは脇に置いといて。

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〈男〉論

2021-04-11 07:33:09 | 科学/考察
 
 どういう男を選べばいいのか、という話。

 先日『徹子の部屋』に石野真子が出ていた。アイドル時代と変わらずかわいらしかったが、もうじき還暦なんだそうだ。いつもは話題になるダンナや子供のことが出なかったので調べたら、そうそう、長渕剛と離婚したんだった。(何となく苦労の色が見えたのはそのせいか。同様に失敗してしまった女性は世の中たっくさんいるに違いない)
 どうやら、意見の不一致(Whichが悪いのか…ジョークです)からDVもあったらしい。マッチョで男らしいとされている長渕だが、暴力ふるうのもありそうありそう。

 薬師丸ひろ子も、元のダンナ・玉置浩二から暴力ふるわれていたらしい(僕らのひろ子ちゃんに何てことを!)。彼もまた男らしいと見られているが、その分暴力的なのかもしれない。
(彼らの名誉のために言っておくが、『乾杯』や『田園』など、いい歌を歌っていることも確か)
 いわゆる見た目が「男らしい」男は、女性にとって魅力的に映ることだろう。ただその分、腕力にモノを言わせる面があるのも確か。周りに気を遣わない、無神経でデリカシーのない男であることも多いかも。
 実際問題、そんな男は(失礼ながら)さほど出世はできずそうそう稼げないはずだから、あまりいい暮らしは望めないかもしれない。

 多少弱そうに見えても、さらっと気遣いのできる男、それも気持ちに一本芯の通った、別の意味で「男らしい」男を選んではどうでしょう。そうすりゃ、ずーっと大事にしてもらえるに違いない。
 背が高くないとか病弱であるとかそれほどイケメンでないとか、何かしら少しばかりの〈引け目〉もある方が、自信満々で無神経なウヌボレ男よりも気持ちを汲んでくれそうな気もする。そうそう、イケメンはモテて女性よりどりみどりだから、当然ながら女性を軽視しがち(これもわかる人は多いはず)。
 もちろん見た目「男らしい」男を選ぶのを止めるつもりはないが、腕力使いがちであることをお忘れなく。
…以上、自分のことは棚に上げて。


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『男はつらいよ50 お帰り寅さん』を見ながら

2021-04-04 08:19:18 | 音楽/映画
 
 先々週だったか、BSテレ東で『男はつらいよ50 お帰り寅さん』をやっていた。映画館でも見ているから内容はだいたい分かってはいたが、やはり良かった。

 旧い49作品の映像もうまく挿入され(日本アカデミー最優秀編集賞!)懐かしい寅さんの元気な姿も目にすることができた。と同時に、あんなにピチピチしていたさくらもリリーも(失礼ながら)おばあちゃんになり、“美少女”だった泉も、きれいなままだが「お母さん」になってしまっていた。時が経てばそりゃあ誰でも年を取るものだが、そういったことも含めて切なくて泣けてしまったのでした。 
 寅さん(渥美清)もタコ社長(太宰久雄)もおばちゃん(三崎千恵子)も亡くなってしまった。哀しいことだがこれも息の長い作品だからこそ。また、海外の難民や老人の介護のことが取り上げられていたのも時の流れ、か。

 そうそう、満男から「人間は何のために生きているのかな」と聞かれた寅さんが「あぁ、生まれてきて良かったなって思うことが何べんかあるじゃない。そのために人間生きてんじゃねえか」と答える場面は、やはりいい。名場面の一つ。
 …僕もトシをとり、いずれ死んで行く。でもでも『寅さん』に出会えたことは(大げさながら)一生の宝物。こんなシリーズ作品、もう二度と生まれないだろう。
  

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