季節的なものなのか、それともどこかで〈エネファーム〉でも動いているのか、年末から夜中に低い音の耳鳴りがして仕方ない。おかげで寝不足…。
そう言えば亡くなった母も、その昔「耳鳴りがするんよね」とよくぼやいていた。どういう感じなのか、今さらながら、話よく聞いておけば良かった。
そして次に、右下の奥歯が痛み出し、さらにツラくなった。硬い物噛むと痛む、冷たい物がシミる、まではまあ我慢できたのだが、ちょっと体冷えたりガム噛んだりしたのが悪かったらしく、そのうち自分の体温でもズキズキすることに。そのあと温かいものでもシミるようになり、やがて痛みでほとんど食べられない状態に。
この間、歯医者行って“シュミテクト”買って、痛みで食べられない状態は2日ほどで収まったものの、これがずっと続いていたら、人生悲観してしまうほど。
そう言えば亡くなった父も、その昔「痛いー!」と食事中によく言っていた。どんな痛みなのか、今さらながら、話よく聞いておけば良かった。
ようやく収まって、おじいちゃんみたいに痛む歯をかばいながら食べているところ。まったく、歯の痛みというのはたまらなくツライもので、これさえ収まれば、たいがいのことは我慢できるような気もする。
ああ、普通に食べられることの幸せ…。
ところでこの耳鳴りと知覚過敏と、何か関係があるのか。神経が、どこかでつながって、あるいは影響し合っているのかも。
そうそう、歯が痛むので朝食のパンを牛乳やコーヒーに漬けてふにゃふにゃにして食べている。子供の頃よくやっていたけど、何だか懐かしい。
しかし、シュミテクトなんかなかった昔の人は、一体どうしていたんだろう。いや、「人生五十年」と言っていた時代なら、耳も歯もここまで使われはしなかっただろうし、こんな思いをすることもなかったのかもしれない。
昔に比べ七掛けで若くなっているとはいえ、各部品は確実に劣化しているのだな、と。こうしてあと何十年も、生きて行かなくてはならない…。