漢方。正確に言うと、中国で生まれ日本で進化してきた療法/薬品のことである。今日は役に立つ漢方薬のいくつかを紹介したい。
・花粉症には
小青龍湯(ショウセイリュウトウ)…眠くならないからいい
越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)…特に目がかゆい時に
・カゼやインフルエンザに
葛根湯(カッコントウ)…カゼのひき始めに
麻黄湯(マオウトウ)…インフルエンザにはこれ
・気分が不安定な時
半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)…不安感が強い時
柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイシトウ)…イライラして寝付けない時など
・ガンには
補中益気湯(ホチュウエッキトウ)
十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ) いずれも、免疫力を高めてくれる。
・更年期障害に
加味逍遙散(カミショウヨウサン)
・年取ったら
八味地黄丸(ハチミジオウガン)…東洋医学で言う気・血・水、すべての異常に対応できるそうで、加齢によりバランス崩れて起きる諸症状にはいいらしい。
長い歴史を持つものなので、精神面含め人体の不調にはいい効果があるのは間違いないところ。体質を変えてくれる面もあるらしい。ひょっとしたら、将来出てくる未知の病にも何かしら効くのかも。いずれも薬局/ドラッグストアにて数千円で買えるので、調子悪い時は是非。
なお、漢方薬は食前/食間に飲むのがいいよう。おいしいと感じられるようであれば、合っている証拠。そして服用してみて下痢するようだったら合わないということなので、やめた方が無難。