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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

漢方があるじゃないか

2016-03-27 08:18:09 | 実用
 
 漢方。正確に言うと、中国で生まれ日本で進化してきた療法/薬品のことである。今日は役に立つ漢方薬のいくつかを紹介したい。

・花粉症には
  小青龍湯(ショウセイリュウトウ)…眠くならないからいい
  越婢加朮湯(エッピカジュツトウ)…特に目がかゆい時に

・カゼやインフルエンザに
  葛根湯(カッコントウ)…カゼのひき始めに
  麻黄湯(マオウトウ)…インフルエンザにはこれ

・気分が不安定な時
  半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)…不安感が強い時
  柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイシトウ)…イライラして寝付けない時など

・ガンには
  補中益気湯(ホチュウエッキトウ)
  十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)   いずれも、免疫力を高めてくれる。

・更年期障害に
  加味逍遙散(カミショウヨウサン)

・年取ったら
  八味地黄丸(ハチミジオウガン)…東洋医学で言う気・血・水、すべての異常に対応できるそうで、加齢によりバランス崩れて起きる諸症状にはいいらしい。

 長い歴史を持つものなので、精神面含め人体の不調にはいい効果があるのは間違いないところ。体質を変えてくれる面もあるらしい。ひょっとしたら、将来出てくる未知の病にも何かしら効くのかも。いずれも薬局/ドラッグストアにて数千円で買えるので、調子悪い時は是非。
 なお、漢方薬は食前/食間に飲むのがいいよう。おいしいと感じられるようであれば、合っている証拠。そして服用してみて下痢するようだったら合わないということなので、やめた方が無難。
  



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人工知能の未来

2016-03-20 07:48:13 | 科学/考察
 
 アルファ碁が韓国のトップ棋士に勝利し、AI業界/囲碁界に限らず、世間で大きな話題になっている。いずれ10年後くらいには、とも考えられていたらしいが、予想よりもはるかに早く実現したようだ。
 一方、近い将来には、日本の今の労働人口の半分が人工知能に置き換わるとの野村総合研究所の予測もある。

 で、遠い将来どうなるのか。
 おそらく、だけれども、人工知能自身が〈考える力〉を持つことになるのだろう。そして、自分の弱点を見極め、それを自身でカバーし始めるか、あるいはそれができなければさらなる「超人工知能」を作りだすに違いない(これを「人工」と言っていいのかは微妙なところだが)。そしてまたそれが…と進化を続けるとすれば、人間は置いてきぼりを食らうことに。
 新しいゲームやスポーツ、芸術や“思想”も生まれるのかも知れないし、政治経済の面でも、例えば「原発は再稼働すべきか否か」「地球温暖化をどう食い止めるか」「テロはどうしたらなくなるか」を判断することになるのだろう。それこそ〈偏り〉なく。

 で、人間はどうなるのか。
 おそらく、だけれども、人工知能には出来ない霊感/超感覚に優れた人間が登場するに違いない。死んだ人間との交流なんて人工知能には不可能だろうし、そういう人間でなければ人工知能に太刀打ちできないだろうから。
 …かくして、超人工知能vs超感覚人間 に。SFみたいだけれど。

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タイムスリップ(同期会)

2016-03-13 13:34:47 | エッセイ
 
 昭和60年入社の同期会がゆうべ大阪で開かれ、先ほど帰ってきたところ。
 入社以来31年、数十名居た同期のうち今も残っているのは6割。うち12名(遠くは九州から)が一堂に会し「変わんねえなあ」と言いながら昔話やら最近の会社の話やら子供(あるいは孫)の話で盛り上がったのでした。
 みな責任ある立場になってそれぞれ苦労がある一方、定年間際あるいは残り5年ほどとなって、入社時のようなガツガツした感じのない、いい雰囲気の中、浪速の夜を遅くまで飲み明かした次第(たしか午前様)。
 よくぞ集まってくれた。中にはもう二度と会えないメンバーもいることだろうが、ここで一度会えたから、もういいや。
 …生きてて良かった、と思えるひととき。
 〔写真は会場「美々卯」の料理〕 


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マイナンバーほか

2016-03-06 10:01:06 | エッセイ
 
 僕のところにもマイナンバーの通知が昨年届いて、家族のナンバー含め会社に届け出たところで、今のところ何てことはない。
 ただ世間では、別の人に同じ番号が割り当てられたりカードが発行できなかったりと、人間のやること、もう少し混乱はありそう。
 さてこのマイナンバー、番号自体が漏れたといっても大して被害はないとのことだが、コンピュータの発達したこの情報化社会、住所から名前から病歴から年収から、じゃじゃ漏れってことにもなり兼ねないんじゃないかと思う。
 そういった情報は漏れないに越したことはないものの、万が一漏れ出た場合は「しょうがないな」と考えるしかないのだろう。「行政が悪い」だの「誰それが悪い」だの言ってもねえ。

 かく言う僕も本名を伏せた格好でこうして書いているわけだが、10年以上(500本以上)これだけいろんなこと書いていれば、どこぞの何がし、というのは分からなくてもこの「僕」という人間性はもろバレなんだろうと、思う次第。
 名前やら職業やらはその人に付随したものであって、大した価値はない。むしろどんなこと考えているのかって方が、その「人」をよく表しているもの。だから考えを表明するのはちょっと恥ずかしいことだし、名乗らないのも、そのため。
 …おそらくブログやってる多くの皆さんも、同じはず。
 〔写真は近くの道路工事現場。どこかの国旗にもあったような〕


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