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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

リスクは何にでも

2021-05-30 07:42:58 | 時事
 
 指を切るかもしれないからって、包丁使うのをやめる話にはならない。
 感電するかもしれないからって、電気の使用をやめる話にもならない。
 副作用出るかもしれないからって、薬の服用をやめる話にもならない。
 墜落するかもしれないからって、飛行機に乗るのをやめる話にもならない。
 事故が起きるかもしれないからって、クルマの運転をやめる話にもならない。

 感染防止を(ある程度)徹底したうえで、観客入れて大相撲なりプロ野球なり開かれているんだから、東京オリンピック/パラリンピックだって、できないことはないはず。
 リスクをどう見積もるかだし経済損失やら賠償金やら難しい面もあるようだが、きっときっと感動的ないい場面がたくさんあるだろうし、それは金額に換算できない“priceless”と言えるんじゃないか。
 死者が出たらどうするって、それは電気やクルマと同じこと…だと(身近に感染者のいない僕は)思うんだけどね。

 いずれにしても判断難しい問題。「なーんだ、何とかできたじゃないか」となるか「ほーら、やっぱりやらない方が良かったね」となるか、あるいは「やっても良かったんじゃない」「やらなくて良かったね」となるか、現時点では誰にもわからないはず。
 〔写真はYAHOO!より〕

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民主主義が敗れる?

2021-01-17 07:43:30 | 時事
 
 (大掛かりな反ヒラリーキャンペーンを張ったとは言え)正当な選挙で当選したドナルド・トランプ氏が、最後の最後でトチ狂ったようになっている。残り3日、すんなり引き下がるものやら。
 民主主義の下で選ばれた大統領の扇動で、連邦議会議事堂に民衆が乱入するなんて、“自由”の国ならではであるが、あってはならないこと。独裁主義の国々からは「だから民主主義はダメなんだ」とでも思われてはいないか。
 ちなみに世界では、民主主義国よりも非民主主義(独裁主義)国の方が多いんだそうだ。へー。(失礼ながら)国民のレベルが高くない国では、独裁の方がいいのかも。

 民主的に選ばれた正当性のある国家主席の不正は、防ぐことができないものなのか。まさか、独裁主義の方が優れているのか。(僕はまっぴら)
 身分低くてもどんな人種でも、バカでも無能でも(これまた失礼!)大統領になれるってのが「アメリカンドリーム」だし民主主義のいい所なんだけど、国自体を壊すような輩が出てくるんじゃあねえ。何か手立てがあるのか、それとも既に考えられているのか…。

 民主主義vs.独裁主義のどちらがいいのかという勝負は、地球以外の第三者でないと判定できないのかもしれない。同時多発テロに大地震に新型ウイルスと予想外のことが起きてきたから、次はひょっとしたら異星人あるいは高次元からの出現があるの、かも。
 …またまた話が飛躍しました。

 〔写真は、朝日新聞「GLOBE」より〕

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南無2020

2020-12-27 07:57:19 | 時事
 
 1月 2日 上原正三(82) 『ウルトラセブン』ではお世話になった
 1月29日 梓みちよ(76) 『こんにちは赤ちゃん』は僕も聞かされていたかも
 2月11日 野村克也(84) すごく頭のいい人だったのだろう
 3月21日 宮城まり子(93) 実に芯の強い人
 3月21日 増岡弘(83) マスオさんはこの人
 3月23日 久米明(96) オビ=ワン・ケノービの吹替えが印象的 
 3月29日 志村けん(70) もっと見たかったなあ
 4月 3日 Ⅽ.W.ニコル(79) 数少ない良識の人
 4月 9日 関根潤三(93) この人の野球解説は面白かった
 4月10日 大林宣彦(82) 『転校生』は実に良かった
 4月20日 志賀廣太郎(71) 『世にも奇妙な物語・ブラックルーム』は忘れられない
 4月23日 岡江久美子(63) ワクチンが出来ていれば
 5月12日 ジョージ秋山(77) あのおどろおどろしい漫画は苦手だった
 6月 5日 横田滋(87) 何とも無念だったろう
 6月16日 五島勉(90) 『ノストラダムスの大予言』には踊らされたなあ
 7月 2日 桑田二郎(85) 『8マン』は僕らのカッコいいヒーロー
 7月 6日 E.モリコーネ(91) 『ニュー・シネマ』の曲は哀愁を誘う
 7月18日 三浦春馬(30) 実にいい笑顔していたが
 7月21日 弘田三枝子(73) 整形なんかしなくても充分きれいだったのに
 7月30日 外山滋比古(96) 『思考の整理学』はまずまず
 8月10日 渡哲也(78) 大門!
 8月28日 岸部四郎(71) ザ・タイガースも今は昔
 9月19日 斎藤洋介(69) いい名脇役
 9月27日 竹内結子(40) まったくもって残念
 9月27日 富田耕生(84) バカボンのパパなのだ~
 9月29日 レッツゴー正児(80) ずいぶんと楽しませてもらった
10月 6日 エディ・ヴァン・ヘイレン(65) ジャンプ!
10月 7日 筒美京平(80) 『魅せられて』は良かった
10月31日 ショーン・コネリー(90) ジェームズ・ボンドはやはりこの人!
11月12日 小柴昌俊(94) 豪快なノーベル賞受賞者
11月24日 木内幸男(89) 高校野球も楽しかった
11月25日 ディエゴ・マラドーナ(60) 太く短い人生(体形どおり、とは失礼!)
12月 7日 小松政夫(78) この人にもずいぶんと楽しませてもらった
12月17日 林家こん平(77) 大人を、笑いというものを信じさせてもらった
12月20日 エズラ・ボーゲル(90) 僕は今でも日本が一番だと思っている
12月23日 なかにし礼(82) 「なかにし、礼!」と遊んでいた(これまた失礼)
12月24日 安野光雅(94) ほんわかした絵の数々


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菅総理誕生

2020-09-20 07:34:43 | 時事
 
 菅内閣が発足した。安倍政治に飽き飽きしていたか意外や(失礼!)世間の期待度は高いようで、朝日新聞の世論調査では支持率65%だという。

 「安倍政治」の継承を掲げてはいるが、まったく同じでは本人としても面白くないだろうし意味がない。少しずつ、自分の「色」を出してくるに違いない。いくら官房長官として安倍氏を支えていたとしても「それはちょっと違うんじゃないか」と思ったことはたくさんあったはずだし、意に添わぬ発言をせざるを得なかったこともあるんじゃないか。
 ジャイアント馬場やアントニオ猪木が力道山と同じ道を歩むわけではないし、原監督がは長嶋茂雄氏と同じ采配をふるうわけでもない。小泉環境大臣が小泉純一郎氏と同じ政治手法を使うわけでもない。当たり前の話。

 あるいは〈院政〉よろしく安倍氏が裏から何やかや口出しするかもしれないが、そこは現役の総理大臣としてガンバってほしいところ。前任者や麻生君、鳩ぽっぽと違って「たたき上げの苦労人」だから、意外と(これまた失礼)いい線行くんじゃないか。
  

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コロナ禍余話

2020-09-13 07:06:07 | 時事
 
 日本では第2波も収まりつつあり、(効果のほどはともかく)世界ではワクチン供給もそろそろ。

 今からすれば国内コロナ第1波最中の4月中旬、厚労省から経団連を通じて各業界団体に高性能マスク(N95マスク等)の提供要請があった。我が製薬業界にも要請があり、PM2.5対策のため中国出張時に持たされたN95マスクがいくつか余っていたので、提供したい旨連絡をした。
 で、ここからが問題。

 厚労省の担当者からメールが入ったのが2日後の夕方で、まずは「そのマスクの写真を送信してください」に「添付の申込書に入力して返送してください」、それが終わると「送付先へ納品書を送ってください」「メール送信の際はccにこの人とこの人を入れてください」と、手続きの煩雑なこと。おまけに住所が2つ書かれてあって、どちらに送ればいいのかよく分からない。これで土日挟んで1週間ほど。
 取りまとめ大変だとは思うし、必要な手続きだろうとは言え、医療現場では一刻を争う状態のはずなのに(失礼ながら)何とも悠長なこと。まさに「お役所仕事だなあ」と思い、途中で辞退してしまった次第。仮に手続き踏んでN95マスクを無事送付できたとしても、必要な医療機関の手元に届くのはさらに何週間もあとのこと…。

 提供するマスクの数が少なかったから体よく断わる形がとられたのかもしれないが、よくわからない。
 …いいのかねえ。(その後、当該マスクは某医師会にポンと寄付させてもらいました、とさ)

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コロナ騒動終わっても

2020-07-12 06:51:51 | 時事
 年明け2月頃から 世間は「コロナコロナ」の大騒ぎ。国内外で有効なワクチンや治療薬候補の臨床試験も進められていて、何とか明るい日差しが見えてきたところ。
 もちろんいい面もあった。テレワークが進んだこと、排ガスが減って空気がきれいになったこと、Jリーグ含め昔の名勝負を見返すことができたこと、何より、当たり前の日常のありがたさが身に染みたこと、…。

 「夜明けの来ない夜はない」とも言うし、早ければ年内にはコロナ騒動もいったんは終息することだろう。それはそれで目出度いし、ハジけてどんちゃん騒ぎもしたいところだけど、仮に終わったとしても(当たり前ながら)次のような問題は引き続き残ることになる。

   沖縄米軍基地の辺野古移設
   福島原発の事後処理
   北朝鮮による拉致
   米中の対立
   テロ/サイバーテロ
   地球温暖化/自然災害
   南海トラフ地震の心配
   高齢化/少子化
   所得ほか格差
   セクシャルほかハラスメント
   いじめ/児童虐待

 …悩みは尽きないのだ。

〔イラストはご存じ、東京五輪エンブレムのパロディー〕

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麻生君には「けしからん!」と

2020-06-21 07:16:57 | 時事
 外国人記者に対し「キミたちの国とは民度のレベルが違うんだ」と言って閉口させたとか。この男は余計なことをよく口走る。(こういう時こそ“専門家”の出番なのだが)
 「レベルが違うんだから違うと言ってなーにが悪い!」と、あの口を尖がらせて反論するだろうが、仮に、仮にそうだとしても、仮にそう思っていたとしても、得意げに言うもんじゃあない。「レベルの低い」財務大臣と思われても仕方ない。
 もちろん日本人がきれい好きであること、規律を守りがちであること、握手やハグの習慣がないことも関係はあるだろう。しかしそれだけでは説明しきれない面があるのも確か。(規律を守るという点では、ドイツもそこそこのはず)

 中国含め東アジアで重症者/死亡者が欧米に比べて少ないのはどうしてか。これがよくわからない。
 一つは、ウイルスの種類が違うという説。であれば、感染者数を欧米と一律に比較するのも変な話。
 弱毒性のコロナウイルスは前々から蔓延していたから、という説もある。軽いカゼで済んでいたので、いい具合に「ワクチン」のような役割を果たしていたとか。とすると僕らはずっと前から〈ウィズ・コロナ〉だったのかもしれない。
 武漢の住民990万人にコロナウイルス抗体の有無検査を実施したところ、陽性は300人でいずれも無症状だった(らしい)。それほど感染力は強くもないってことで、感染しても(少なくとも)武漢の人たちには免疫があるらしい。
 今回のコロナウイルスによる人口に対する死亡率を見ると、台湾やタイ、ベトナムの方が日本よりも低くなっているそうだ。弱毒性コロナに感染する機会が多かったため免疫を持ちやすかったと考えれば、スジが通らないでもない。

 さて麻生君はこうしてよく叩かれるわけだが、その分、某総理はその陰に隠れて矢面に立たされにくくなっているようだ。言わば〈隠れみの〉みたいなもの。麻生君それを知ってか知らずか…。もし示し合わせてやっているのだとすれば、そりゃあウマいことやっていると言わざるを得ない。
 だからいくら失言重ねようが、総理は麻生君を罷免することはないに違いない。

 どこかのボンボンらしいしお金と権力は充分お持ちだろうが、人から恨みを買うような生き方は、やめた方がいいんじゃないか。『ドラゴンボール』の〈元気玉〉ではないけれど、他人の恨みつらみが集まった時には、それはそれは大きな力になるはずだから。
 「総理のために〈汚れ役〉を買って出ているんだ!」ということであるならば、相手を見極めた方がいいかも。
 …お気を悪くされた方、済みません。

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ステイホームの最中に

2020-05-03 09:55:46 | 時事
 
 外出は控えて家にいるように、だそうだ。
 ここは田舎だし、ただでさえ足腰弱っているし、ちょこっと散歩だけは。旅も好きだし、この年初にはヨーロッパにも旅行したけれど“籠城”することはあまり苦ではない。

 で、ここのとこ断捨離を兼ねて昔読んだ本を読み返したりカセットテープを聞き直したりしている。一度読んでいる本はすらすら読めるし、現在モットーにしている事項が「あ、ここから来てるんだ」という発見もあって、実に楽しい。あと、テレビはEテレがやはり面白いし、昔の写真アルバムを見返すのもいいかも。
 我が家は子供も巣立ってカミさんと二人なので、家族で歌ったり踊ったりゲームをしたりってのはちょっと無理だし、ババ抜きもつまらない。それぞれ勝手にテレビや録画見たり、本読んだりして過ごしているところ。(でも子供の頃は兄弟でトランプなんかよく延々やってたよね。何とも贅沢な、そして懐かしい時間)

 日本国内の新規感染者数は増えたり減ったりしながら日々数百人単位で推移していて、何とか一定程度抑えられているようだ(テレビの解説者みたい)。油断は禁物ながら、このまま収まってくれれば。これが日に何千人/何万人増加となると、いよいよ恐ろしい事態になってくる。
 ところで志村けんさんにしろ岡江久美子さんにしろ、有名人がコロナで亡くなると「恐ろしい病気だ」という危機意識が世間に広まる(やはり〈免疫力〉なのかなあ)。それはそれでいいことなんだけど、友人・知人・取引先の人の数よりも、知ってる有名人の数の方が圧倒的に多いから、クラスターの中にでもいない限り、有名人がコロナに罹る確率の方が高くなるのは当たり前(ヤボな話ながら)。「だったらなぜ自分が有名人じゃないのか」という疑問が出てくるかもしれないが、答えはちょっと考えればわかること。

 4月下旬の静岡県のデータによると、体調不良で「帰国者・接触者相談センター」に相談のあったのが延べⒶ28,000件ほど。うちPCR検査されたのがⒷ2,300件ほど、そして陽性と判定された方がⒸ57名(Ⓒ÷Ⓐ=1/490)。人は年間6回は風邪をひくというし、ウイルスは他にもたくさんあるしストレスあるし、心配になるのも当然か。僕もちょっと熱出た時は半分覚悟決めたほど(ひょっとしたらコロナに感染して軽く済んだのかも)。あまり心配し過ぎなのも。
 とは言え、いつになく発熱が続いたり息苦しくなったりしたら、迷わず「帰国者・接触者相談センター」へ連絡を。

 新型コロナ感染で重症化すると、自力で呼吸できなくなると言う。呼吸ができるのも「今日までなのかも」と思うと、一回一回意識せざるを得なくなる。この、呼吸を一つ一つ意識するのは〈マインドフルネス〉といって精神衛生上非常に良く、従って免疫力アップにもつながるから「怪我の功名」とでも言ってもいいのかもしれない。
 …ヒマだから色んなこと考えます。ああ、旅に出たいなあ。

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何かの警告?

2020-04-19 07:33:52 | 時事
 
  1995年 阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件
  2001年 アメリカ同時多発テロ
  2011年 東日本大震災
  2018年 西日本豪雨

 ちょっと思い出すだけでも、こんなに大災害が起きている。そのつど「こんなヒドいことが起きるなんて。これ以上のことはもうないだろう」と思ったもの。
 しかし「これ以上」のことは次々と起き、今年2020年、新型コロナウイルスの猛威により繁華街からは人が消え、世界中がマスク姿だらけになってしまった。(あとで思い返すと、まるで“夢”だったみたいだろう)

 東京オリンピック/パラリンピックも来年に延期。復興を旗印としていた東日本大震災からちょうど10年なので、タイミング的にはいいのかも。ひょっとしたら「大震災の後始末もしないで(あるいは、貧困や虐待がこれだけあるのに)オリンピックなんぞやっている場合か!」と、誰かの意思が働いているのかも。
 誰か/何かが仕向けたかとも思えるのだが、あるいは人類に対する〈警告〉なのではないか、という気がしている(最後の警告でなければいいが)。
 だからって人を扇動しようとか何かを売りつけようとか考えていないし、慌てて何かやることもないけれど、頭の片隅には置いといても損はないはず。いや、既にみんなうすうす感じているのかも。災害があると、昔の人は「天の怒りだ」と思ったらしいが、あながち間違いではないのかもしれない。

 大型クルーズ船〈地球号〉からはそうそう簡単に“下船”できるものでもなく、みな同じ運命の下。かのスペイン風邪は世界(人口18憶)中で約5億人が罹患し4000万人ほどが命を落としたらしいが、人口76億と増えすぎたのを、ウイルスが調整しているのかも(罹患された方、亡くなられた方は大変気の毒ながら)。
 そうそう、暗いニュースにばかり触れていると、憂鬱になってしまうらしい。今は〈コロナ鬱〉が流行っているそうだ。「怖いもの見たさ」とは言え、ほどほどにしておいた方がいいのかも。

 コロナの猛威もいつかは収まるはず。でも終わったら終わったで、さらに「これ以上」のことが起きるんだろうな。クワバラクワバラ。
 …こんなこと、匿名のブログでなきゃ書けやしない。

 〔写真は、ガラガラになってしまった富士山静岡空港〕

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比較の問題⑨(コロナ考)

2020-03-22 08:35:03 | 時事
 発端の中国では新規感染者が激減しているそうだが、コロナウイルス騒動はなかなか収束/終息のメドが立たない。(失礼ながら)中国でもできたのであれば(いや中国だからできた?)各国でも何とか。
 感染力もさほど強くなく、日本ではまだ〈パンデミック〉になっていないのは不幸中の幸い。「咳エチケット」や手洗いなどずいぶんと浸透したようだから(鼻や口を触らないことも肝要らしい)、将来もっとひどいウイルスが流行した際のいい〈予行演習〉になっているんじゃないか。

 「nippon.com」というサイトのグラフを見ると、日本はまだ少ない方(外交上マズいのかあまりテレビでは紹介されない!)。しかしイタリアやイランなど、大変なことだろう。
 ところで、同様なウイルス感染は過去何回も起きているはずで、長い歴史のある漢方薬で何とかならないものか。それとも今回のコロナは記録的な暖冬によるもので、これまでとは性質が違うものなのか。
 ワクチンはもちろん、「アビガン」や「レムデシビル」ほか世界中で治験も進んでいるようだ。いい知見が得られれば、この騒ぎも一気に収まろうかと。

 悪いことばかりでもない。トロや和牛が安くなっているそうで、消費者にとってはありがたいこと。(生産者はまた大変)
 これまたほとんど報道されないが、治療薬があるとはいえインフルエンザによる死亡者数はどうなんだろう。感染るものではないとはいえガンや交通事故による死亡の方はどうなんだろう。
 コロナについて言えば、罹った人たちの声/意見/感想というのが不思議と聞こえてこない。たとえ匿名であっても、風評を恐れて出てこないのか。

 色々と行事が中止/延期となり、特に卒業式が中止(縮小)になった若い人たち、本当にお気の毒。感極まって涙流す機会を失ったのであれば、それはそれは心残りなはず。(どこかでまた思い切り泣けるといいですね)
 …この騒動もきっといつかは終わるはず(辛抱辛抱)。それまで皆さん、お達者で。

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