昨晩、恒例のウィーンフィルのニューイヤーコンサートで、83才の自由人プレートルの指揮を見、聴くことができたことは、最高の幸せでした。
2ヶ月ほど前に、わたしは、ミクシィ内に【ベルリオーズの世界】というコミュニュティーをつくりましたが、そこでの最初のトピックが、「ファウストの劫罰(ごうばつ)」でした。そこで、お勧めCDとして、自由で強靭、フランス的な美感に溢れたプレートルの演奏を紹介したのです。わたしは、学生のとき(35年ほど前)に購入したプレートル指揮・パリ管弦楽団のLP(イギリスからの輸入盤)をずっと愛聴してきましたが、そのトピックには、プレートルについてのよいコメントが寄せられ、わが意を強くしたのでした。
昨晩、プレートルの姿をテレビではじめて見て、その若さ(growing young)と自由な表情・笑顔に2008年が明るく開けゆく感じがしました(嬉)。
彼の選曲・指揮の下、恒例のニューイヤーコンサートに新しい扉が開かれたようです。既成概念に囚われず、若々しく、自由で、とても華やかでしたが、同時に、深い経験による安定があり、土台が大きく、小曲であってもシンフォニックですらありました。強く確かな構成力があるために、安心して思い切りウキウキすることができる、そんな感じの演奏にすっかり満足しました。DVDが出たら早速購入しましょう。
いま、プレートル指揮のベルリオーズ「幻想交響曲」(+レリオ)の名演奏をCD聴きながらこのブログを書いていますが、オペラ指揮者として有名な彼のレコードには、カルメンをマリア・カラスが歌ったビゼーの「カルメン」全曲があります。この曲のベストとして知られているものです。ぜひ、どうぞ。
武田康弘
2ヶ月ほど前に、わたしは、ミクシィ内に【ベルリオーズの世界】というコミュニュティーをつくりましたが、そこでの最初のトピックが、「ファウストの劫罰(ごうばつ)」でした。そこで、お勧めCDとして、自由で強靭、フランス的な美感に溢れたプレートルの演奏を紹介したのです。わたしは、学生のとき(35年ほど前)に購入したプレートル指揮・パリ管弦楽団のLP(イギリスからの輸入盤)をずっと愛聴してきましたが、そのトピックには、プレートルについてのよいコメントが寄せられ、わが意を強くしたのでした。
昨晩、プレートルの姿をテレビではじめて見て、その若さ(growing young)と自由な表情・笑顔に2008年が明るく開けゆく感じがしました(嬉)。
彼の選曲・指揮の下、恒例のニューイヤーコンサートに新しい扉が開かれたようです。既成概念に囚われず、若々しく、自由で、とても華やかでしたが、同時に、深い経験による安定があり、土台が大きく、小曲であってもシンフォニックですらありました。強く確かな構成力があるために、安心して思い切りウキウキすることができる、そんな感じの演奏にすっかり満足しました。DVDが出たら早速購入しましょう。
いま、プレートル指揮のベルリオーズ「幻想交響曲」(+レリオ)の名演奏をCD聴きながらこのブログを書いていますが、オペラ指揮者として有名な彼のレコードには、カルメンをマリア・カラスが歌ったビゼーの「カルメン」全曲があります。この曲のベストとして知られているものです。ぜひ、どうぞ。
武田康弘