『靖国神社』の宗教思想を認めない人、厳しく批判する人、嫌悪感を持つ人・・も『靖国神社』に祀られる!?
このようなことは、どのような思想・信条・宗教にある者も決して容認することはできないはずです。
本人や遺族の了解なしに、勝手に祀る!?!?などということが許されるなら、日本は、近代民主主義国家ではなくなります。遺族の「勝手に祀られては困る、名前を消して欲しい」という願いを無視し、「勝手に祀っているのではなく、明治天皇の思し召しで国家が決めたことですから、お名前を消すことはできません」と堂々と主張し、それを実行している「神社」(宗教法人)を、国の機関が認め、政治家や官僚が公式に参拝する。これは、どんな論理を用いても本来できるはずはありません。ストレートな憲法違反で、論を待ちません。
このような宗教思想を実行している神社を政府が認めるには、靖国を「信教の自由」を超越する【超宗教】(明治政府によってつくられた「国家神道」)とするよう憲法を改正するしかありませんが、そうなれば、日本は【近代市民国家】ではなく、時代錯誤の【宗教国家】(天皇を中心とする神の国)となります。
もちろん、現代ではそれは誰も認められない訳ですから、答えは一つ。全戦没者を慰霊する公立の施設をつくることです。
武田康弘
このようなことは、どのような思想・信条・宗教にある者も決して容認することはできないはずです。
本人や遺族の了解なしに、勝手に祀る!?!?などということが許されるなら、日本は、近代民主主義国家ではなくなります。遺族の「勝手に祀られては困る、名前を消して欲しい」という願いを無視し、「勝手に祀っているのではなく、明治天皇の思し召しで国家が決めたことですから、お名前を消すことはできません」と堂々と主張し、それを実行している「神社」(宗教法人)を、国の機関が認め、政治家や官僚が公式に参拝する。これは、どんな論理を用いても本来できるはずはありません。ストレートな憲法違反で、論を待ちません。
このような宗教思想を実行している神社を政府が認めるには、靖国を「信教の自由」を超越する【超宗教】(明治政府によってつくられた「国家神道」)とするよう憲法を改正するしかありませんが、そうなれば、日本は【近代市民国家】ではなく、時代錯誤の【宗教国家】(天皇を中心とする神の国)となります。
もちろん、現代ではそれは誰も認められない訳ですから、答えは一つ。全戦没者を慰霊する公立の施設をつくることです。
武田康弘