思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

誰が、国会の正門を閉めたのか?――主権者は通用門からしか入れない。

2009-09-25 | 社会批評

「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である」と日本国憲法第41条に記されています。
(「大日本帝国憲法」いわゆる明治憲法では、「第五條・天皇ハ帝國議會ノ協贊ヲ以テ立法權ヲ行フ」と記され、形式上は、主権者である天皇に立法権があるとされていました。)

日本国憲法において、主権者は国民ですが、その主権者は、国権の最高機関である国会へは、通用門からしか入れないのです。はてなマークがたくさんつきます。

主権者の代表者である衆議院議員も、当選後の特別国会の初日しか正門から入れないのです(たぶん)。

では、誰が正門から国会に入るのか?

議長?総理大臣?いいえ違います。天皇です。

60年以上前に、主権者は、天皇から国民に変わったはずなのに。

なぜ、主権者であるわたしたち国民は、正門から入れないのでしょう。不思議です。

誰が正門を閉めたのでしょうか。それを決めた人は誰ですか?お分かりの方、教えて下さい。


武田康弘


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