思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

「この法案は、政府や警察の判断でいかようにも使えるというのが優れた点です。」 安倍首相&石破幹事長

2013-12-05 | 社会批評

安倍首相と石破幹事長の本音を記しておきます。

 今回の『特定秘密保護法案』の制定は、スパイ活動のみならず、日本の国体に従わない悪しき市民主義者たちの活動を合法的に制限し、取り締まるためにも必須の法案です。そのために、36もの『その他』という文言を入れました。政府や警察の判断でどのようにも使える、というのがこの法案の優れた点です。」

 

 なお、この法案がどのようなものかについては、「日本弁護士会」の以下の説明が分かりやすいです。

http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/activity/data/secret/qa_secret-MP.pdf

《特定秘密保護法案と国会・国会議員に関するQ&A 日本弁護士連合会》

 

国民と国会の活動を抑え、行政権力が支配する、というのがその本質ですが、これは、民主主義の否定を意味します。まったく同じ発想で、ヒトラーは、政府=行政独裁政治を行いましたし、明治政府も同じく、国会ではなく、政府=行政に権力を集めて天皇制国家をつくりました。

 

 

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