思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

「権力側が国民に起こした反乱だ。」小林節慶大教授ーー東京新聞一面

2013-12-13 | 社会批評

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  著名な憲法学者で、かつては自民党の憲法勉強会で講義を行っていた小林節さん(慶応大学教授)は、今朝の東京新聞一面で、

 「権力者が絶対に責任を問われない秘密保護法は悪法以外のなにものでもない、これは、権力側が国民に起こした反乱だ。」と書いています。

 まことに正鵠を射る言葉で、安倍自民党の底知れぬ悪、「政府による民主主義=主権在民を破壊するクーデター」とも言うべく恐ろしい現実、この後、次々と予定されている共謀罪などの法の新設は、国家主義社会への回帰をめがける安倍晋三とその追随者たちの底知れぬ「悪」=国民を政府が管理する悪夢のような近未来映画の現実化です。

 わたしたち市民は、みなで声を出し、できることを工夫し、安倍自民党政府とその同伴者たちを政権の座から降ろさねければ、再びわが日本は、権力によって「愛国心を強要」され、「個人を否定」される国家へと堕落します。
 
 小林教授の結語=「秘密保護法は、廃止させなければならない。この政権を代えることが最大の情報公開だ。」は当然です。確信犯の安倍晋三らは、3年間で、日本社会をかつての強権日本=《政府による国民の統一》を完成させる企みなのですから。

 【底知れぬ公共悪】が、日々進行している現実を変えるために、国民は、団結しましょう。主権者の代弁者である政治家は、民主主義=主権在民を徹底させる政党を立ち上げるために、奮闘しなければいけません。


 武田康弘(2009-2010・参議院「行政監視委員会調査室」客員調査員=哲学講師)

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