思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

オスプレー、横田基地周辺の騒音と振動。市街地では飛行禁止のアメリカだが日本ではOK!奴隷のような国。

2019-01-29 | 社会批評

これほどフザケタ話はないでしょう。
オスプレーの騒音と振動の酷さと事故の多さゆえに、アメリカでは市街地では飛行禁止ですが、日本ではOK。ここまで馬鹿にされ、米軍の好き勝手の通る国は、世界広しとえいども日本だけです。

安倍晋三首相は、兵器もトランプ大統領の言いなりで購入を決め、鰻登りの軍事費です。何の得もなく、ますます近隣諸国との軋轢を増すだけのこと。国民生活にはマイナスにしかなっていません。
これほどまでに極端にアメリカ・米軍追随の政府に憤りをもたないなら、ますます好き勝手にやられるだけのこと。

オバマ前大統領も、普天間などの沖縄の基地はグアムに移すべき、と言っていますが、日本政府は、美しい辺野古を埋め立てて、巨大な米軍基地をつくることに邁進しています。
離島にも自衛隊の基地を次々とつくり、軍事大国=日本への道を切り開いているのが安倍政権ですが、首相の軍国日本への郷愁=明治政府礼賛は、狂気性をもち極めて危険です。

これでもまだ、安倍自民党に投票する国民なら、戦前と同じで自業自得、自分で自分の首を絞めるだけのことです。戦前とは違い特高警察や拷問がないのに自民党に入れるのはあまりに罪が重いと言えます。戦前の強権と自由弾圧の政府の孫たちが今の自民党の中心者なのに、再び彼らの好きにさせるとは、呆れ返るしかありません。


武田康弘(元参議院行政監視委員会調査室客員調査員)



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愚かなニッポン主義とは無縁の女神・大坂なおみの存在は、実に美しい。

2019-01-29 | 社会批評




日本人、日本国籍、ニッポンちゃちゃちゃ・・・


そんな概念で語ったり、一つになろうと叫んだりする言動=思想の愚かさ、レベルの低さ=いやらいさを大坂なおみさんは、一人で(もちろん家族やコーチ陣も含めてだが)吹き飛ばしてしまいました。

東京タワーの日の丸照明のバカバカしさは笑えますが、ニッポンだの日の丸だの君が代だの、そういうレベルでしか見れない人では、日本はお終いです。内容なしもいいところ。何事であれ、中身の豊かさこそが問題なのに、です。

いまの自民党安倍内閣とウヨク団体「日本会議」に集う頭の軽いニッポン主義者、天皇陛下万歳などと叫ぶ人(明仁さんは嫌がっています)が大手をふるう国とは「馬鹿者の集合」としか言えません。

民主性・民主制・民主政とは、単なる形式のことではなく、その内容として人権思想をもつのですが、そういう常識さえ弁えないで、個人抑圧の国家主義、ニッポン人だから云々、というのでは、あまりに愚かでお先真っ暗です。

水のように自然で強い大坂なおみさんの存在は、いまの愚かな日本主義=戦前思想を元から消去します。実にすばらしい! 一人ひとりはみんな個人なのです。これは原事実であり、誰も覆せない真実です。


武田康弘

 

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