思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

悪行の限りをつくす竹中平蔵教授を、東洋大学創設者(哲学者の井上円了)の精神に則り指弾した学生に拍手を送る。拡散を!

2019-09-24 | 社会批評




半年前のアップですが、


東洋大学の哲学科の学生が、悪業のかぎりの竹中平蔵教授を、堂々と批判しています。

井上円了の哲学館の思想が建学の理念となってつくられた東洋大学にもっともふさわしくないのが竹中平蔵という人物の思想と行為です。

東大(帝国大学)の哲学科に学び卒業したが第一号が井上円了でした。しかし、自分の頭で考えない東大の哲学ではダメとして「哲学館」をつくり大人気となりますが、文部省の役人による妨害にあいます。それが井上が東洋大学を創設する契機になったのです。

「哲学精神」を建学の精神とした東洋大学で、竹中平蔵の根源悪を指弾した学生は、まさに、大学の建学の精神を体現したのであり、教授会も彼に続き、諸悪の元を退治するために声をあげるべきです。

武田康弘




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年は、ベルリオーズ没後150周年、なんでこの想像力の化身、創造的天才の作品を演奏しないの。聴衆のせい?音楽家のせい?

2019-09-24 | 芸術


( 写真は、たくさんあるCDやDVDの中からお気に入りの一部です。)


 フランスが生んだ想像力・創造力そのもののような天才ベルリオーズは、あふれるイマジネーションにより形式を超えた傑作を生み続けました。


 わたしは、もう半世紀前、「幻想交響曲」を皮切りに次々と聞き、飛翔する自由な楽想に既成観念からの解放を味わい感動の連続でしたが、

 形式を踏まない大胆なまでの想像力による作品は、どうも音楽大学に学んだ今の演奏家家や音楽学者など音学関係者の理解を超えているようで、評判があまりよろしくありません。

 故・吉田秀和さんも、どう聞いたらよいか、とまどっている文章を「レコード芸術」に載せていました。シャルル・ミンシュの言った通り、細密画を見るような聞き方ではダメで、大壁画を見るように全体を味わうのです。

 

 没後150年なのに何も演奏しない演奏家には、呆れています。



武田康弘

 

追記・なんと、嘆いていたら!(笑)、今日(9月24日)の19時過ぎにタワーレコードからのお知らせが入り、「幻想交響曲」のロトによる今年2019年録音がリリースされたとのこと。嬉しい!!

 ロトとレ・シエクルは、昨年、新宿のタケミツメモリアルホールで聞いたストラヴィンスキー「春の祭典」(CDが発売になった時に日本で一番に批評を載せた(Amazon)のはわたしです)とドビュッシー2曲とラベルの「ラ・ヴァルス」は、超ド級の名演でした。このベルリオーズも超名演間違いないと思う。早速予約するぞ!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする