思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

ノット・東響によるモーツァルト交響曲41番ーー11月23日(土)超名演間違いなし!ぜひ。

2019-09-29 | 学芸

 

 

 私は、ノットのモーツァルトが大好きです。

 ダ・ポンテの三つのオペラは、みな見事で、存分に楽しみましたが、2年前、「東響の東京オペラシティシリーズ第100回」での交響曲39番の美しさと迫力、強靭なる気品とも呼ぶべき演奏に、心底満足しました。今まで聴いた最高の39番で、ただ感激!

 なので、11月23日(土)の同一会場での41番(モーツァルト最後の交響曲でローマ神話の主神=ジュピターの愛称があり終曲は見事な三重フーガ)は、名演間違いなしと思っています。それに、日本のオケで、モーツァルトに最も適したのが東響ですし。

 また、プログラムも凄い! リゲティの管弦楽のためのメロディーエン。続いて、R.シュトラウスのオーボエ協奏曲。休憩後に、41番・ジュピターです。

 S席(8000円)のみですが、残席がありますので、ぜひ、どうぞ。



武田康弘


 

 

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恐ろしいのは今の日本=安倍政権です。政権批判なしのマスコミによる「戦前回帰」。令和とオリンピックでニッポン全体一致だ!

2019-09-29 | 社会批評

 



 
韓国叩きにより、自身の政治延命をもくろむ安倍晋三とその仲間たちは、令和=元号で日本統一の基本戦略のもと、立憲民主党の懐柔にも成功し、いよいよ天皇中心の強い国家=戦前への回帰を確実にしています。

 

 ここで、個人としての天皇が、夫人の外務省出身の雅子さんと共に、「民主主義の擁護、天皇現人神思想への批判の心」を持っているのは、実に好都合です。民主制を擁護する天皇の下に全国民が一致すれば(天皇陛下万歳!)、形式だけ民主制を守るとし(民主主義の中身は人権思想ですが、首相の中心ブレーン・八木秀次麗澤大学教授は『反人権宣言』・ちくま新書で人権思想に反対し、日本の天皇中心の国家道徳=教育勅語の精神に戻すべきと主張しています)「日本は西側と同じ民主主義国である」と宣伝する安倍首相は、好き放題で、中身は富国強兵の戦前主義(個人と人権を排撃し、実際上の主権者を国体思想の政府とする、天皇=元号制度はその象徴となる)の政策を進めることができ、支持率アップは間違いなし、というわけです。

 

 韓国の不人気大統領が、「安倍首相は第二のヒトラー」と著書に書いてくれているのは、まことに好都合で、バカなことをいう韓国は相手にならない、日本の首相の悪口をいう国を叩くのは当然で、ますます支持率アップ!というわけです。もちろん、安倍晋三は、第二のヒトラーではありません。ヒトラーは天才(悪の天才です)でしたし、安倍晋三は夜郎自大・厚顔無恥ですが、凡庸なる人物ですから。親友の麻生大臣は、2013年から安倍首相に「ヒトラーの手法を真似るべき」と言っていましが、確かにその忠告を聞いて真似をしているのは分かります(真似っ子の悲喜劇)。

 

 これほどまでに政権に卑屈で、政権を忖度するマスコミとおとなしい国民の日本という国は、どこからみても主権者を国民とする民主主義国とはいえません。ニューヨークタイムス東京支局長の言う通り「これほど異常な民主政国は見たことがない」(クリック)です。

 

 いいのでしょうか?

 テレビ局の方、また読売新聞をはじめとする新聞社の方、ただの社員ではなく、ジャーナリストの使命を果たすところに、あなた方のレーゾンデートルはあると思いますが、違いますか?
 主権者であるわたしたち国民は、国民としての義務=(互いの存在の対等性につき、互いの自由を認め合い、政権への批判眼をもつ)を果たさなければならないはずです。


 武田康弘

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