★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

今週もニュースはいろいろ

2014-11-15 23:30:24 | 日記
・自分は男でも女でもない 多様な性、否定や強制しないで(http://www.asahi.com/articles/ASGCH0V11GCGULFA03X.html?iref=comtop_6_01

……そういえば、中学一年生の時、卒業式の日だかに、担任の先生が「世の中男と女しかいないのだから……」と切り出したので、すかさず「中間の人とかいろいろいるじゃん」と混ぜっ返したところ、「だから君はだめなんだ」と怒られた記憶がある。わたくしとしては、中学生当時から「金八臭」がする先生が嫌いで、金八が国語の教員であることもなにか嫌であった。あんな間違いだらけの授業や説教をやってはいけない。確か、あのドラマは、数学の先生が悪者になっていたような気がするけれども、とても気の毒であった。そういえば、「俺達はみかんじゃねえ!人間なんだ!」とかいう名言があるらしいのであるが、みかんに失礼だ。

・シリーズ「働き方が変わる」第9弾 社内の"見えない壁"をぶち壊せ!(http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20141111.html

……社内のコミュニケーションに問題が出てきたというので、JTBの「小学校体験ツアー」で社員旅行したり、なんとかいう運動会に参加しドッジボールなどして仲良くなろうというのだ。せっかく学校を卒業したというのに、まだ学校に帰りたいのかという感じがするが……、日本人の大部分は学校生活が楽しかったのではなかろうか、と最近わたくしは疑っている。勉強でランクをつけられたりして苦しむのは、実は一部の学校だけだし、ランク付けをいじめのネタにして「楽しかった」やつもいるはずなのだ。運動会やらなにやらで「みんなでいっしょ」に、孤立しがちな人間をいじめて遊んだ快感も忘れられまい。大人の庇護下で「青春」もできるしね。仕事はそれに比べて複雑な要素が絡み、基本、面白くも何ともないことが多いし、協働とか言われてるくせに個人の力量が逆にあからさまに問われるから恐怖がある。上の番組を偶然みたのだが、ひどかった。行われていたのは、内気な社員がドッジボールとかを強制されたあげく、最後に「これを仕事に活かせていったらいいと思います」と朝のミーティングで挨拶させられるという、完全な宗教的いじめ推奨番組であった。途中で、ドッジボールのリーダーになったお兄さんが「勝たなきゃだめだ」とか言いだしたところで虫酸が走った。仕事や勉強がどうやったら上手くいくか全く案が浮かばないので、違うところで勝ち負けを競って弱い者いじめで溜飲を下げる。日本はこうやって戦争に負けたのである。たぶん、社内旅行などが盛んだった時代を忘れられないオヤジとファシストの若手が協働してこういう事態になっているのであろうが、昔の社内旅行なんて、セクハラとパワハラのための行事だったではないか(知らんけど、たぶんそうだろ……)。

・京大・熊野寮を捜索 警視庁公安部、公務執行妨害の疑い(http://www.asahi.com/articles/ASGCF4QP1GCFUTIL02F.html

……というか、これを裁判所が許したってことかな?また警察を犬と揶揄しなければいけない時代がやってくるのはいやだなあ……犬がかわいそうなんだよね、腐った人間と比べられちゃあ。

・「公明党にやられた。人生を終わらせる時には、やられたらやり返すことをやっておかないと納得できない」(http://digital.asahi.com/articles/ASGCG7KWRGCGPTIL02R.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASGCG7KWRGCGPTIL02R

……橋下氏の台詞は、共産党みたいだな。小児病の見込みがある。