★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

レジャーランドと健康ランド――ミッションの再定義を中心に

2023-11-25 23:23:14 | 大学


誰がそのもっともらしいことを言っているか注意せよというのは、大人の常識であるが、肝心なときにその常識を思い出さずに、そこはそういうことにしとけよみたいなことに対してだけ思い出す。――そういう人間が社会の空気を制圧するといまみたいな感じになる。

かかる人間的空気のおかげかしらないが、――結局実現したのは脱近代じゃなくて脱温暖湿潤気候だった。

コミュニケーション能力を観察できなにか人間性を判断できると考えるのは、そもそもコミュニケーションを舐めてる。もっと言えば人間を舐めている。その結果がこの有様である。

ぼくたちはこわれてしまったぼくたちはこわれてしまったぼくたちはこわ
――中澤系『uta 0001.txt』


大学はレジャーランドか、みたいな議論は定期的に催される。そろそろ入試の季節だからであろうか。管見では、――苦労して入った割にはずっと出られない人たちがおり(ここにいる)、もすかして遊園地に見せかけた監獄なのではないだろうか。そして、やっと娑婆に帰ってきたら白髪の老人になってましたとか、どっかできいたことある話だ。最近は竜宮城にもミッションの再定義などの地上の何かがながれてくるのであるが。酒池肉林ではないから、竜宮城でも監獄でもどっちでもかまわない。もっといえば、レジャーランドでも健康ランドでも解放区でも植民地でもなんでもいいけれども、――従業員の給料、とくに事務の給料をあげてほしい。あとレポートには自分の名前を書け。