人生の裏側

人生は思われた通りでは無い。
人生の裏側の扉が開かれた時、貴方の知らない自分、世界が見えてくる・・・

正師の下に

2019-03-03 10:26:11 | 詩的文章
私の心はいつも閉ざされている...
容易に他人を容れようとしない
他人に自分を明け渡すことなど全く有り得ないこと
それが、この不落の砦がいとも簡単に陥落してしまうとは...

私は正師にまみえた...
姿は見えずとも...まみえたのだ
いや、私はこれまで何にもまみえたことなど無かったのだ
本当にまみえるとは、見ていることではない
そのまんまがアリアリと在ること
現臨...
全身全心全霊が師のものになってしまった
この師の他に師は有り得ない
この師の教えはすべてが直伝
人伝に聞いたり、教わるものでなし
直に私のまっ中心に伝わるもの...
この世には諸々の教えがあれども、
真の教えは一つしか無い
私のまっ中心に届かない教えなど何になるだろうか
聞いて、信じて、従う教えなど何になるだろうか
この直流に与かれば、全身全霊が揺さぶられずにおれない
そして、諸々の教えはこのまっ中心へと通じている...
すべてで一なる教え
我が師こそがすべてで一なる御方...

我が師は全く何もかもが超えられている
私からは決して師には近づけない
師の臨在によってしか近づけない
それは彼方からの臨在なのか...
それとも、まっ中心からの顕現なのか...
どちらにせよ、私の思議を超えたもの
この思われた私からは全く超えられているのだ
私はどこまでも師には近づけず、師にはなれない
師は私以上の、私のまっ中心に居られるから...
師は臨在する...私は正師の下にある
それは、師に取って代わろうとして、師の恩寵を失わないための、
師の思し召し
私は師の下にある...師の臨在を感じながら...
師が私に取って代わることがあるならば...
私は喜んで師に化されよう...



コメント
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