からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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古いレンズを使おう

2012年06月05日 20時40分25秒 | からくり情報

 どんよりとして梅雨間近を思わせる一日でした。こんなお天気は何だか気が晴れません。それに明日の健康診断のために半絶食となり力も出なくなりました。駅まで出かけたのですが、結局Uターンして家でゴロゴロしてしまいました。(^0^;)

一ヶ月間ネタ切れで更新を忘れていたHomepageをアップデートし、レンズマウントを見直して我が家のレンズ群を三種類あるレンズ交換デジカメへの装着可否を確かめました。もちろんそのままと云うことではなく工夫を要しますけど。 どうやら今日も古典レンズとデジカメの話になりそうです。(ペコリ)

Dscn0690 右下は中央のデッケルマウントレンズをライカL39に変換するアダプターです。LM変換リングは既に付けています。

左下は、Mマウントをパナのマイクロフォーサーズ(m4/3)マウントに変換するアダプタです。

Dscn0693 パナソニックのGF-1に取り付けるとこのような姿になりました。ライブビューファインダー(LVF)を付けると一眼レフに見えます。 

あれこれ試みた結果、ライカマウントレンズは一定の条件下で大抵のカメラにも装着出来るのは伝統の重み、流石と思います。 

一方、アダプタを手配して m4/3カメラに装着出来るようになった貴重なNikon sマウントは今のところ Mマウントデジカメには付きません。 さてどうするか、金をかければいいと云うものでもないのでフィルムで撮れと云うことかなぁー。(^0^;)

Dscn3240_2  これは先日紹介したオールドレンズのために主力化しようとしているリコーの GXR に A12 マウントのレンズ無しのシステムです。危なっかしくてデジカメ装着を忌避していた沈胴レンズが気楽に付けられるようになりました。これで写したものはこれからです。まだ慣熟中という状況ですが、写す時間がちょっと足りない。

R0010147昨日慌てて写した一枚がこれ、足元にいつもいる沖縄土産のシーサーです。沈胴ズミター5cm/f2 で開放で撮りました。この趣味のきっかけになったレンズです。

(追記)翌日晴天下でf4に絞って写したものを載せました。いかがでしょうか?

R0010214_2  なかなかいいレンズだなとあらためて思いました。

GXR + Summitar 5cm/f2 f4

古典レンズをデジカメで使うにはマウントとCCD面との距離(フランジバック)が規格通りであることとともに、如何にしてMマウントに化かすかということが大命題です。

パナやオリンパスのm4/3やSONYのNEXのような新規参入マウント組は新たにアダプター捜索が必要ですが、Mマウントを前提にしたカメラだとあまり悩まずに手元部品の工夫でレンズの取り付けが出来るのと思います。あ、Nikon Sマウントは例外です。アダプターが高価過ぎ。

例外としてニコン一眼レフに ライカビゾフレックス用のレンズを付けて使っています。このレンズは模擬一眼レフを実現するためにライツで作り出されたものなのでフランジバックが長いので一眼レフにも付けられます。同じビゾでも戦前レンズの装着にはもう一工夫要します。

マウントアダプターによるレンズ装着は、データ通信で苦労したプロトコル変換に相通じるところがあってついのめり込みがちです。(^0^;)

さて、古いレンズを使った作品が現代レンズに敵うのかと云われたら絶句してしまいますが、写真を撮っているのだという気分は味わえます。若い頃ファインダーを眺め息を止めて写していた気分が蘇るのは間違いありません。腕はそのままですけど(^0^;)

まあ何とか写るからいいのではないでしょうか。

Dscn0859 ふと思いついた装着例は、

戦前のZeiss テッサー28mm/f8が現代カメラで使える不思議。 しかも距離計非連動レンズがデジカメでは距離計連動レンズになります。

その写りも80年前のレンズとは思えません。点のような小さなレンズをその昔に製造したZeissの技術者の技倆にも感心します。「こんな綺麗な状態のもの滅多にないよ。」と早田さんに言われゲット。(^0^;)

80年の時空を越えて小田急電車をパチリ。

P1020371 余談ですが、小田急線経堂駅側に一年前に出来たコルティの屋上は小田急線を眺めるのに最適です。蒸機や電機が走るのであれば更に楽しいのですが、時間潰しにはいいところです。引退したらブラブラしたい場所です。(^0^)

たまの絶食で少しは減量できるのではないかと期待していますが、やっぱり辛いですね。とりとめも無く書いてしまう本日はやっぱりおかしい。もう少し体系的してに出直します。(ペコリ)