台風四号が通過し、五号も連なっております。大したことが無ければいいのですけど皆さまご注意下さい。小田急線は人身事故も重なってこの時間止まっているようですね。
台風到来前に買い出しに出かけました。夕食は久し振りに私の当番であります。朝のTVで見たカレー特集が気になったので結局野菜たっぷりカレー。カロリーを気にしての調理でとなりましたが、結局沢山食べるから同じことでしょう。いや、低カロリーにしたからそれでいいのだ。(^0^;)
その買い出しの帰路、オーディオイヤホンの音茶楽(おちゃらく)に立ち寄って雑談してきました。色々話題になっているようでご近所としてこの先楽しみですね。 イヤホンにもエージングがあると聞き意外な感がありました。分解されたイヤホンを凝視してきましたが、細かな振動板やコイルの組み合わせでメカニカルな部分が幾つかあるのである程度の慣らし運転が必要かも知れません。電気回路のエージングという意味は、さほど大きな要素がないような気がしますが、真空管の真空度の変化、コンデンサーの容量の微妙な変化などは意味がありそうですね。
真空管アンプを作った時は40時間ほど使って馴染ませるといいと販売店から云われたような気がします。そう言えば青く輝くプラズマは殆ど目立たなくなったので金属が真空中に気化して真空度が下がったのかも知れません。すっかり忘れていたアンプ作成ですが、忘れずに作ることにします。
アンプから連想的に思いついて採り上げるのは中途半端な修理で放置している携帯蓄音機。まあまあな音を出してくれるのですが、ケースが壊れかけていたのを十年近い前に80%程修理したままでした。ちょっと頑張れば終わるのでこれも近々に着手しなければ。(^0^;)
古い一連の写真で恐縮ですが、小豆色のお洒落な蓄音機です。機械のオーバーホールは終わっているのですが、蓋のストッパとレコード盤入れが壊れています。それに箱枠の接着が外れていたのを治しました。ただ、木ねじが一部紛失していたので予備を捜さなければなりません。
実は有名なメーカーのポータブル蓄音機なので真面目に修復すれば金持ちになれるかも知れません。(^0^)
蓋にはこんな見慣れたマークが入っています。英国のHMVなんです。このHMV102を箱の修理が面倒だからと二束三文で譲ってくれました。いまは閉めてしまった梅ヶ丘の骨董屋さんです。たまにお目にかかって雑談していますが、お店が消えたのは残念です。自由が丘まで行かねば。
サウンドボックスは純正品ですが、このところ完全に眠らせています。起こさねば。
再生した箱の中には機構図を入れたままにしています。注油箇所などが明示されており貴重なものと思っています。
下の蓄音機はたまに使っています。実にいい音で鳴る退職記念品です。このサイズになると大音響で演奏するから驚きです。(^0^)
家庭には上等なHMVは不要であるとの忠告を入れて件の骨董屋さんからお輿入れの製品です。これも英國製のコロンビア。長い付き合いになっていますが狭い我が家に合わせて音量調整が容易なのが何よりです。前面が四枚の連動スリットになっています。
演奏する場合は上の蓋は閉じておきます。従って普段は電話台になってしまいました。(涙)
レコードサイズをプリセットしておくと演奏終了とともに自動停止装置が働きます。自動化は当時からの夢だったのですね。針も様々で音の出し方について色々勉強になります。未使用針入れが二箇所、蓋の付いた廃棄用を一個備えています。
音の大きさは前面の扉の他にレコード針で大きく違います。ところが当時の針は目が飛び出るほど高価なので中程度の大きさになる安い針を使っています。
この蓄音機に付いている懐かしい商標です。ぶれている古い写真を載せました。
レコードもある程度集めたところで宙ぶらりんです。このプリミティブな演奏機械の音は当時の空気を再現してくれるように感じます。我が家にいつの間にか来ていたお宝です。(^0^)
また予想外の方向に行ってしまいましたが、こんな世界にも興味があるのです。台風が気になりなかなか集中できません。現在気圧986hPa、1時間前は991hPa でした。次第に下がってますね。このせいでボーッとするのでしょうか。いや単に眠いだけかも知れません。 文章も間違ってそうなので明日また見直すことにします。
と云うことだったので翌日一部写真の入替と文章の見直しをしておきました。