霜後桃源記  

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幻の土地家屋調査士

2006-07-13 18:43:08 | 家族
今年は亡くなった祖母の27回忌だという知らせがお寺さんからあり、お盆に合同供養をお願いすることにした。 
祖母の臨終には思い出がある。
当時、仙台に住んでおり、祖母危篤との連絡も入っていた。しかし、その日オバサンは土地家屋調査士試験の最終面接日となっていた。
子供達が小さく外に出て働けなかったので、子育ての合間に資格取得に向け勉強中だった。
面接終了後直ぐに一関に帰った。祖母は最期まで孫娘の帰りを待っていたというが、残念ながら間に合わなかった。

試験の方は見事最終合格を果たした。合格率が3~4%の難関で、その年の宮城県の合格者は三人だった。
実務経験も無く、その筋の通信教育を受講することもなく、単に参考書と問題集のみの独学にもかかわらず、二度目の挑戦で合格できたのは幸運だった。

折角苦労して取得した資格だったが、オジサンの転勤に付き合っている内に、事務所を開設するタイミングを失くしてしまった。
役立ったのは、自宅を新築した時に自分で表示登記したことぐらいで終わってしまった。

11回にも及ぶ転居生活に終止符を打ち、一関に戻った時、オバサンは迷わず農業の道を選んだ。
これは、代々続いた百姓の血がそうさせたのだと思っている。



幻の土地家屋調査士が試行的に挑戦しているコンパニオンプラント。
茄子やピーマンの間にネギを植えると、病気になり難いのだという。
果たして思惑通りとなるや否や。
コメント (4)
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