霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

日々の積み重ね

2006-07-29 19:25:56 | 野菜
産直に出荷した野菜等の日々の売上げ額は本当に微々たるものだ。
何か買い物をする時「これを買うお金を稼ぐには、野菜を何個売らなければならないか?」
などと考えてしまうと、ついつい手を引いてしまうことがしばしばある。
農業で千円稼ぐ難しさを考えると百円たりとも安易に支出できないのは当然のことだ。
しかし、それを考えてしまうと結局何も買えなくなってしまうので、できるだけ金額比較は封印するようにしている。

 日々の売上額が微々たるものでも、それが一週間、一カ月と積み重なると、当然のことながらそこそこの金額となって来る。
農家にとっては定期的に入る貴重な現金収入となる。
結局は、目先の小さな金額を軽んずることなく日々コツコツと積み重ねることが、大切となってくる。

 以前は、出荷する野菜が少ない時には出荷を取り止めることが多かったが、今は、厳美の「道の駅」にも「新鮮館おおまち」にも原則として毎日出荷するようにしている。
「出荷する物が無いということはない。出荷しようとする気が無いだけだ。その気になれば、いくらでも有る筈。」と自分達に言い聞かせて…。


 
ミョウガと早稲品種の枝豆が出荷できるようになった。明日は日曜日なので行楽客向けに「道の駅」に出荷する予定だ。
他に、アスパラ、シソ、インゲン、ジャガイモ、トマト、ナス、ピーマン、山椒の実、ミズ、卵、梅干を出荷するが、少量多品種出荷はある意味楽しいが、手数がかかるのが難点。

予報は明日も雨だが、子供達が夏休みになったことでもあり、多くのお客様の来店を期待したい。



コメント (2)
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