撤収は開設の始まり

多賀城の叔父は間もなく８０歳を迎えるが、自衛隊とソフトボール(国体選手)で鍛えた頑健な
肉体を保持し、今でも多賀城のチームに所属し活躍している。

今週末まで「新年度の活動はスタートしない」ということだったので急遽農作業の応援要請を
して来て貰った。

叔父は頑健なだけでなく書をたしなみ植木の剪定も玄人はだしのマルチタレント。
几帳面な仕事振りには定評があり、同じ高齢者でもシルバー人材センターから送りこまれる
人材とは一線を画する。



早速、三人組で作業を進める苗箱の「土入れ」を手伝って貰った。
初めて経験する仕事ながら「呑み込みも早く手際がいい」のは流石だ。

作業中に叔父から出た言葉が「撤収は開設の始まり」という名言。

一つの仕事が終わると撤収をおざなりに済ませ、翌年同じ仕事を始める時に苦労している身には
「耳の痛い言葉」だった。