金、土と身体に負担のかかる仕事は避け、満を持して臨んだダブルス大会だったが、
明暗を分けたのは例によって自分のイージーミスだった。
予選リーグを二勝一敗で通過し、決勝トーナメントの準決勝はフルセットにもつれ込んだ。
勝負を決する三セット目、序盤で9対1と一方的にリードしたまま、相手のリターンが
ネット際に上がる絶好のチャンスを迎えた。
しかし、相手の戦意を喪失させる「強烈スマッシュ」を決めるつもりが、功を焦ってやや
タイミングがずれネットに引っ掛けてしまった。
この超イージーミスで、死にかけていた相手が息を吹き返し、流れが完全に変わってしまった。
そして、同点に追いつかれ、その後の競り合いにも負け、決勝進出には至らなかった。
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(女子一部リーグに出場したフォルティシモのペア)
結局、三位決定戦でも負けてしまったが、自分としては五試合も愉しめたので十分に満足出来る
一日だった。
しかし、初めてペアを組んだIさんは大いに不満だったらしく、試合後に「オレがもう一人いな
ければダメだ」と周囲に嘆いていた。
図星だけにグサリと胸に突き刺さったが、帰路の車を運転しながら、来年の大会までに
「もう一人のオレに近づけるよう頑張ろう」と気持ちを切り替えた。
(蛇足ながら)
12面のコートを使い各部の試合が同時進行なので、フォルティシモの仲間も試合や審判で忙しく、
男子五部に出場した「老体の加齢なプレー」を撮る時間的余裕は無かった。