先月末でNHKを退職した大越健介さんを民放各局が「放っておくことは無いだろう」
と予想していたが、案の定、「報ステ」のメインキャスターに就任するとのこと。
私は、ニュース9の大越キャスターのファンだった。
3.11の大震災の年に、大越さんが三陸町に取材に訪れた際、一関の駅前の呑み屋さんで
スタッフと「一献傾ける」ことを知り、丁度旬だった枝豆の「庄内五号」の採りたて茹で
たてを持参したことがあった。
店の入口で「届けるだけ」と思っていたので、半袖、短パン、サンダルというラフな
服装だったが、挨拶をすることになってしまった。
宴席にも関わらず、立って迎えられ、立って見送られてしまい恐縮してしまった。
その謙虚な姿勢に感激し翌年に「秘伝」を贈った際にも、本人が直接電話をよこす
律儀な方だった。
政権ベッタリのNHK経営陣の中で異色な存在だったことから、ニュース9のキャスター
を降りる際も「政権からの圧力」が噂されたものだった。
退職によって「NHKの縛り」から解放されたことでもあり、「報ステ」では政権と対峙
する名キャスターを目指して欲しいと願っている。
雨続きで畑は雑草が繁茂。しかし、当分の間は畑に入れそうもない。