金メダル第一号となった柔道60kg級の高藤は延長戦での相手の反則負け
(指導三回)だった。
オリンピック三連破の野村のような「一本勝ち」を期待したファンからすれば
「期待外れ」だったかもしれないが、それだけ世界のレベルが上がって来ている
ことの証明かと思われた。
一方、事実上の決勝戦と目された準決勝を制しながら、決勝で惜しくも苦杯を
喫した渡名喜は、敗戦のショック冷めやらぬ段階でのインタビューは気の毒だった。
しかし、気持ちの整理が未だつかないままのコメントにも関わらず、その内容は
素晴らしいものだった。
釧路から夕張メロンが届いた。
先に届いていた応援メッセージにも大いに勇気づけられた。