安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
早生品種の枝豆は毎年試行錯誤が続いている。
もともと早生品種は作るのが難しく、昨年は乾きの不十分な二枚の畑に種を蒔いたら収穫はゼロだった。
そんな失敗にもめげず、今年は雪印種苗の「味風香(あじふうか)」に挑戦している。

条件のいい昔からの畑に播種したことが功を奏し、今までのところは順調に生育している。
「土寄せ兼中耕除草」は未だ一回だけだが、雑草もそれほど気にならない。
それでも花を付ける前にもう一度「中耕除草」をするつもりでいる。
。
市内にいくつかのバドのチームがありその一つが「ソレイユ」。
他チームに参加を呼び掛けた「ソレイユ杯」は今年で10回目を迎えた。
団体戦だが初級者レベルでも参加できるのがこの大会の特徴なので毎回楽しみにしている。
中にはハイレベルで雌雄を決するゲームもあるが、全般的にはバドミントンを愛する仲間の
「友好親善の場」という色彩が強い。
普及を兼ねたこの種の友好重視の大会は野球やバレーボールでは見かけることが少ないので、
バドミントン独特のものかもしれない。

開催に向けた準備等に御足労頂いているソレイユの皆さんに感謝すると共に、我がチームの
取りまとめ役のAちゃんやUさんにも感謝、感謝。
仕事の関係で午後からの参加となったが、リーグ戦の残り二試合に出場の機会を与えて貰った。
実力通りの「負け試合」でチームの成績も10チーム中7位に終わったが、いい汗をかき13名が
参加した反省会も大いに盛り上がった。
夏場から秋にかけ枝豆同様に我が家の主力商品となるのがトウモロコシ。
収穫期を平準化するために順次ずらしながら種を蒔いていて、最後となった畑も
明日には蒔き終える。

雨不足で発芽率の悪い畑が多い中で、最初に蒔いた五号ハウスのトウモロコシは
順調に生育している。
先日の雨で雑草が目立つようになったことから「土寄せ兼中耕除草」を行った。
タイミングが良ければ畝間だけでなく株間の雑草も退治できるが今朝の成績は
60~70点の出来だった。
「除草機押し」は田んぼ版「中耕除草」。
畝間の雑草を退治しながら泥を掻き回し、土中に蓄積したガスを抜き、稲の根に
新しい空気を送り込む。
退治した雑草の復活を阻止し稲の根が空気を吸い易くするため除草後は水を落とす
ようにしている。
(その後に補給する水に不安がある場合はこの方法は採用できないが・・・)

(キツイ仕事だが畝間の雑草が取り払われた「仕上がり」を見ると達成感がある)
しかし、畑の中耕除草と違って深い泥の中を何度も往復するのは体力を激しく消耗する。
しかも、直ぐに「泥だらけ汗だらけ」になるので少しの空き時間にやれる仕事でもない。
一度に最低でも20a程度の面積をこなさないと洗濯物ばかり増えることになる。
「除草機押し」が一定の時間を確保し、かつ「気合い」を入れて取り掛からねばならない
理由はそこにある。
月曜が干天の慈雨、火、水と曇天が続き、そして今朝は深夜から強い雨。
アバウトな我が家の雨量計によると累計で10cm程になっていた。
月曜は僅かに上昇しただけだった堤の水位も今日はほぼ満水状態まで回復した。
梅雨入りしたことを考慮すれば「今年の水不足」は峠を越したものと思われる。

久し振りに増水した久保川の流れを見て「この雨が乾季の真最中に降ってくれたら、
どんなに百姓に感謝されたことか」とついつい「雨の神様」に愚痴りたくなってしまう。
当地は二年連続してカラ梅雨だったが、今年は例年並みとの予報。
雨が畑の中耕除草の障害とならなければよいが・・・。