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簾 満月「バスの助手席」

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公共的施設における禁煙条例

2010-04-27 | Weblog
以前、神奈川県で公共の場所における受動喫煙を防止するため「公共的施設における禁煙
条例」の制定を目指しているとの新聞記事を読んだ。
路上喫煙を制限する条例は最近増えているらしいが屋内を規制する条例は珍しいと言う。



この条例は、その目的を「受動喫煙による県民の健康への悪影響が明らかであることに
かんがみ、県民、保護者、事業者及び県の責務を明らかにするとともに、禁煙環境の整備
及び県民が自らの意思で受動喫煙を避けることができる環境の整備を促進し、並びに未成
年者を受動喫煙による健康への悪影響から保護するための措置を講ずることにより、受動
喫煙による県民の健康への悪影響を未然に防止する」としている。

その後どうなったのか興味も有ったので調べて見ると、どうやらこの条例は昨年の3月に
成立し、今年の4月から施行されているようだ。
さらにこの夏に向けて、県内の海水浴場での全面禁煙も検討を始めているという。

要は、不特定多数の者が出入りすることができる公共的な空間において受動喫煙による
健康影響を防止することにある。
受動喫煙の防止を目的とする条例としては、全国の地方公共団体で初めて制定されるも
のらしい。

 【写真:イメージ】

個人的には、こういった規制が全国に広がってくれる事を望みたい。
しかし、公共的な施設なら兎も角、営利目的の施設にあっては、タバコを吸い、寛ぎを
求めて来る人達が大勢いることも事実。
喫茶店なんかがその最たるものであろう。

こういった条例で規制が進めば、嗜好品で有るべきタバコを排除し、愛煙家の行き場所
を奪い、しいては店舗の経営をも脅かすことも想定出来るから、難しい問題も含んでいる
ようにも思う。
だけど、そのうちに規制が進み、禁煙の店が多くなれば、喫煙者だけが集い、喫煙者に
配慮して「禁煙者お断り!」のお店がドンドンと増えてくるかもしれない。(続)


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