相棒は足にマメは出来ていないものの、右足小指の爪を痛めている様子。
足の疲れも若干あるようだ。

お互いの足の状態からこの先何処まで歩けるかは全く解らない。
唯一つはっきりしている事は、計画の35キロはとても歩けそうにないと言う事。
よしんば27番を打ったとしても、その後28番・大日寺までは40キロを歩くことになる。
とてもこの状態では歩けないだろう。
相談した結果、ここは無理をせず、バスか電車で明日予定している宿まで行こうと言う
こととなった。
急遽、野市に予定した宿に、一日早く泊まれないかと変更の電話を入れる。
幸い空いていた。
部屋が確保出来たのを確認して、今度は今晩予定した宿にキャンセルの電話。
「足を痛めたので計画を変更した」のでキャンセルしたいと申出ると、先方も心得たものだ。
「大変ですね。気をつけて。また次の機会に使って」と。
これで宿の始末は付いたものの、初めての屈辱的なドタキャンに気分も沈みがち。
しかし、無理をして、完全に足を痛めてしまっては元も子も無い。
情け無いけど背に腹は変えられない。

雨も本降り、気温の上がらない寒い日となり、時々強い風も吹く荒れ模様の天気も歩こう
と言う意識を完全に萎えさせている。

安田のバス停で雨への備えを固め、神峯寺まで4キロ余りの山登りに挑む。
薬師の集落で国道を離れ、町中の道を山に向って緩やかに登る。
鉄道の高架橋を過ぎ、暫く行くと神峯寺の鳥居があり神域に入る。
これを潜り、いよいよ最後の力を振り絞り、標高430メートルの寺に向う上りにかかる。(続)
にほんブログ村
足の疲れも若干あるようだ。

お互いの足の状態からこの先何処まで歩けるかは全く解らない。
唯一つはっきりしている事は、計画の35キロはとても歩けそうにないと言う事。
よしんば27番を打ったとしても、その後28番・大日寺までは40キロを歩くことになる。
とてもこの状態では歩けないだろう。
相談した結果、ここは無理をせず、バスか電車で明日予定している宿まで行こうと言う
こととなった。
急遽、野市に予定した宿に、一日早く泊まれないかと変更の電話を入れる。
幸い空いていた。
部屋が確保出来たのを確認して、今度は今晩予定した宿にキャンセルの電話。
「足を痛めたので計画を変更した」のでキャンセルしたいと申出ると、先方も心得たものだ。
「大変ですね。気をつけて。また次の機会に使って」と。
これで宿の始末は付いたものの、初めての屈辱的なドタキャンに気分も沈みがち。
しかし、無理をして、完全に足を痛めてしまっては元も子も無い。
情け無いけど背に腹は変えられない。

雨も本降り、気温の上がらない寒い日となり、時々強い風も吹く荒れ模様の天気も歩こう
と言う意識を完全に萎えさせている。

安田のバス停で雨への備えを固め、神峯寺まで4キロ余りの山登りに挑む。
薬師の集落で国道を離れ、町中の道を山に向って緩やかに登る。
鉄道の高架橋を過ぎ、暫く行くと神峯寺の鳥居があり神域に入る。
これを潜り、いよいよ最後の力を振り絞り、標高430メートルの寺に向う上りにかかる。(続)
