簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

これより飛騨路 (JR全線乗り潰しの旅)

2013-04-08 | Weblog
 岐阜からは30分余りで美濃太田に到着する。
この駅からは、中央本線の多治見まで、17.8キロの太多線が分岐していて、岐阜始
初や終着の普通列車も何本か運行されている。



 また長良川鉄道が72.1キロ先の北濃まで運行している。
この路線は旧国鉄時代には、越美南線と呼ばれた路線で、北陸本線の福井(越前
花堂)から九頭竜湖まで延びる越美北線と結ばれ、越美線となる計画で有ったが
実現されることは無かった。



 一時この不通区間の九頭竜湖と北濃をJRバスが運行していたような記憶が有る
が、今、時刻表で見る限りは、この間を結ぶ交通機関は何もないようだ。



 美濃大田を過ぎると木曽川の本流は東に外れ、ここからは支流の飛騨川が寄り添っ
て来る。川部ダムのダム湖の上流、上麻生を過ぎると、豪快な岩塊が川幅を狭めた
飛水峡の景観が車窓を楽しませてくれる。





 更にその先の白川口からは、中山七里と呼ばれる景観が続く。
川の流れによって出来た飛水峡甌穴群は国の天然記念物に指定され、ここら辺りの
流域は、飛騨木曽川国定公園にも指定されている。
 車窓からはそんな景観に混じって、ダムや水力八電施設を良く眼にするようになる。



 飛騨金山の駅には、改札口脇に美濃路と飛騨路を分ける看板が掲げられていて、
いよいよ飛騨路に入ることを実感する。(続)




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コメント
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